” 『つばさ』 総集編後編 ”

 2009-12-30
ブラボー!! ブラボー!! ブラボー!!

もう言葉にならない・・・、スバラシイ作品になりました。


これはまさに、

THE BEST OF LOVE STORY IN “TSUBASA”

であり、


そして、

THE BEST OF MIKAKO TABE IN “TSUBASA”

ですね。


本当に西谷チーフディレクターに感謝、感謝です。


まさに脚本の戸田山さんが言っていた、長期間煮込んでも煮崩れしないキャラクターを仕込んだからこそ、どこをどう調理しても一流の味が楽しめる作品ができるのだということを実感しました。

その煮崩れしないキャラクターの中でも、特にヒロインについては、人間的な魅力、度胸、演技力がそろっていないと務まらないくらい難しい役どころで、それを圧倒的な存在感を発揮して、見事にやり遂げた多部ちゃんは本当にすごいと思います。


多部ちゃんが「つばさロケ日記」のインタビューで言っていた、頭から離れなかった「大変」という文字が、共演者からの励ましによって、「大きく変われる」という意味だととれえられるようになり、ポジティブな気持ちになれたというほどの濃く熱い中身のすばらしいドラマであったのを、総集編であらためて確認できました。


そして、後藤チーフプロデューサーが言ってるように、「このドラマを一言で表すと、『愛』だ」ということも枝葉を省いたことにより鮮明になっていますね。

「どの登場人物も愛のため、一所懸命生きている」、「誰もが愛し、愛されたいのに、相手のためにと思ったことが裏目に出たり、傷つけてしまったり・・・」という脚本の意図がうまく伝わっていると思います。


見事なチャレンジの姿勢を持つ本を書いた戸田山さん、信念を持ってこだわりの演出で描ききった西谷さん、それをゆらぐことなく支えきった後藤さんに敬服します。


本編は本編として、総集編は総集編として、それぞれの個性を持つ作品として、どちらも一生の宝として楽しみたいと思います。


それにしても、1年半後の風車のシーンのつばさのキレイなこと・・・、西谷さんの愛情を感じました。
すばらしかったです。


またDeep Purplinさん、フォローをお願いします(笑


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“ 『つばさ』 総集編前編 ”

 2009-12-29
放送が終わってから約3ヶ月、待ちどおしかったような、最後かと思うとさみしいような総集編がとうとう放映されました。

まずは前半ですが・・・、これが良かった。

あの『ちりとてちん』ですら、総集編の編集は不評で、中身の濃いドラマほど30数時間を3時間にまとめるのは、至難の技なんだなあと心配していました。

なんせあれだけエピソード満載で、ワキのワキまでキラキラ輝いていましたからね。


それを、「家族の再生」、「人と人との絆」というメインテーマに絞って、それに付随する枝葉の部分は思いっきりよくカットし、さらにラジオの男のナレーションやテロップでフォローすることにより、テンポよくわかりやすく主題がうまく浮き上がるように編集されていました。

スムースな流れの中で、もう何度も見ているのに何回自然に涙が出てきたことか・・・、いや参りました。


さすが、あの独特の演出で定評のあった相米慎二監督に私淑してきて、来年1月公開の藤原新也原作『渋谷』という3作目の映画を監督している西谷CDの力はすごいなって思いました。

主たるテーマを活かすために、誰の出番が少ないとか配慮することなく、3時間でのベストな作品創りのために全力を注いでいるのがよくわかります。


そんな中で、多部ちゃんの場面は若干割愛されている部分もありますが、大切なシーンは網羅されていて、枝葉のストーリーがカットされている分、次から次に多部ちゃんのすばらしいシーンが満載で、もう総集編のDVDも購入決定です(笑

どんな特典映像を入れてくれるのか、楽しみです。


テンポが速い分、多部ちゃんの最初のうちのちょっと素朴な感じから、じょじょに変化していって、オカンを卒業するころのスッキリ爽やかな感じへの変貌がとてもステキですね。

いろいろな意見があるとは思いますが、演技の面では『つばさ』こそが現時点での女優多部未華子の代表作であることは疑いもなく、クオリティの高い芝居が手軽に楽しめるすばらしい作品になっていると思います。


もうこれなら、明日の後編はすばらしい出来が約束されているわけで、新たな1年半後のエピソードへの期待も高まるばかりです。

明日の最後の放送まで、『つばさ』との出会いに感謝しつつ、つばさの「また 会えるよね きっと」を信じて、もう1度じっくり観たいと思います。
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ウィークリーレビュー マイフェイバリット “ つばさ ” 最終週

 2009-09-26
『 二度目の春 』

半年の長きにわたって目イッパイ楽しませてくれた「つばさ」がとうとう終了しました。

あさっての朝起きて、もう「つばさ」はやってないんだと感じると寂しさを実感するのでしょうね(悲


最終週はお話しの原点に戻って、つばさと加乃子との心のわだかまりを解消して、本当の家族の絆を取り戻しました。

つばさを取り巻くみんなもそれぞれの夢に向かって旅立っていきました。

そして、とうとうつばさとラジオの男にお別れの時が来てしまいました。

つばさからラジオの男が見えなくなってしまった時の多部ちゃんの演技はすばらしかった。まさにつばさの演技の集大成という感じで・・・、

それにしても、つばさから彼が見えなくなるのはわかるけど、ラジオの男もつばさが見えないなんて・・・寂しすぎます(涙

でも、ここに「つばさ」という作品の真髄がよくあらわれていると思います・・・、すべてははかないもの、せつないもの、だからいま周りにいる人との絆を大切にしようという。


私なんかは、この年になっても時々ラジオの天使を必要としますから、つばさもまたいつかラジオの男と再開するのでしょうね・・・、それがイイことなのか、悪いことなのかはわかりませんが・・・、

最後の3回はわかってはいても、感動的なストーリーと映像で秀逸でした。

この瞬間のためにいままでの153回があったんだなというすばらしい大団円でした。

まさに、終り良ければすべて良しです(笑


加乃子が白無垢姿でつばさにお礼を言うところは思わず小津さんのパロディだなって・・・、様式美へのこだわりとつばさ=多部ちゃんの心からの涙に感動しました。

加乃子と竹雄が乗ったトロッコが外へ飛び出し、廃線路を通って行き着いた先が新宿なんて・・・、そこまでいくのかって・・・最高でした(笑


さんざん視聴者を惑わせたつばさの恋のゆくえは、当然のようにブーケがつばさの元へ行って、おおよそ見えてきましたが、どうやら総集編まで持ち越しのようですね。

まだまだお楽しみは年末まで続くよ(笑

まったく最後まで「つばさ」流を貫いて・・・、いいですね。


つばさがやっとフェイントをかけてボールを蹴ってゴールしました・・・やっぱり最後の最後にとっておいた・・・象徴的ないいシーンでした。

そして、つばさが乗ったトロッコを翔太が押して幸せに向かってまっしぐら・・・・・



< 今週のベスト 3 >


☆ 多部ちゃんの演技 ベスト 3

1.第155話  ラジオの男とのせつないせつない別れの場面

2.第154話  振袖姿のつばさに白無垢の加乃子が「お世話になりました」と礼を言い、その後抱き合う場面

3.第152話  台所で知秋に「どうして直接お母さんに話しをしないのか」と言われる場面


☆ 多部ちゃんのスタイリング ベスト 3

1.第154話  赤い振り袖姿

2.第154話  白無垢の姿

3.第151話  白いTシャツに赤いカーディガン


☆ フェイバリットシーン ベスト 3+α

1.第155話  ラジオの男とのせつないせつない別れの場面

2.第156話  翔太とサッカーをして、トロッコで走っていくシーン

3.第154話  振袖姿のつばさに白無垢の加乃子が「お世話になりました」と礼を言い、その後抱き合うシーン

4.第155話  結婚式の後全員でサンバを踊り、蔵造り通りまで繰り出すシーン

5.第155話  加乃子と竹雄がトロッコで家を飛び出し、廃線路を通って新宿まで行くシーン


☆ 今週のフェイバリットストーリー

1.第155話    2.第156話    3.第154話


☆ 今週の敢闘賞

感情を押さえて、つらい想いでつばさに別れを告げたラジオの男


☆ 今週のトホホで賞

加乃子の投げたブーケを必死で取ろうとしたが、つばさの元に行ってしまいガックリした女性陣


☆ お宝で賞

つばさがドリブルしフェイントをかけ、ボールを蹴ってゴールしたシーン

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ウィークリーレビュー マイフェイバリット “ つばさ ” 25

 2009-09-18
『 最後のラブレター 』

今週は、ラジオぽてとのエピソード、川越キネマに残れるのかどうかというお話しでした。

残された最終週に向けて、これでもかと話しが面白いように転がっていきます。

全26週のラスト2・3週にこれだけ盛り上げ、先が読めないハラハラドキドキを仕込んだ朝ドラは今まであったのでしょうか。私が観た数本の作品は、もうこの時期は大事は収束していて、明るい未来へのソフトランディングというのが多かったような感じがあります。


前半から中盤にかけて多くの批判がありましたが、そのすべてを飲み込んでの伏線の回収、大団円に向けて、セリフの不自然さや心情の描き方の浅さといった部分もある意味あえて仕掛けてきたわけで、根底に流れる主張は一貫して丁寧に描かれており、多くの否定の声を凌駕して圧倒的なヒューマンドラマが完結することは間違いがないと思います。

そういう意味では、史上最低の視聴率を更新することは、むしろ栄誉なことですね。

従来の朝ドラ慣れしている視聴者におもねることをあえてしないで、ひねりにひねりながら訴えたいことはキッチリ描いていくという新たな朝ドラへの挑戦に成功したと思います。

強引にみんな無条件にハッピーというまとめではなくて、それぞれが痛みを伴いつつ、相手のことを思いやりつつ収束を図っていくというところが、現実の人生の厳しさを描いてきた「つばさ」流ですね。


現実の人生は誰でも山あり谷ありで思うようにはいきません。でも程度の差はあれ、それを受け入れて次のステップに進まざるを得ないのですから、プロセスをどう描くは重要ですね。

そういった局面で大切なのが家族の絆、人と人とのつながりで、それは浪岡や二郎が最後だと聞いてぽてとに来てくれたように玉木家もラジオぽてともしっかりと絆が出来上がっているので、そういう想いがつながっているみんなに通じたのでしょう。


今週は、なんと言っても城之内房子でした。

見事な存在感でした。

つばさとバトルとはいきませんでしたが、両者とも抑えがきいたいい演技でした。


多部ちゃんは「つばさ」で、玉木家の一同といい、ラジオぽてとのメンバーといい、ご近所さんといい、城之内さんといい、二度とあり得ないようなすばらしい先輩とじっくり芝居が出来たのは、本当に一生の宝ですね。

しみじみと彼女の持ってる星の強さを感じます。

やっぱり彼女は選ばれし者だと思います。


ですから、仮に結婚とかして、しばし休業したとしても、復帰して女優を続けてほしいなって最近は思います。

まあ、私はそんな彼女をいつまで見届けられるかはわかりませんが・・・、円熟した多部未華子も観てみたい(笑



< 今週のベスト 3 >

☆ 多部ちゃんの演技 ベスト 3

1.第147話  真瀬がテレビで城之内の悪口を言うのをやめさせようと心配する場面

2.第145話  ぽてとで真瀬がもうダメだというのをまだやることがあると話しをする場面

3.第146話  ぽてとで真瀬に城乃内に仕返しをするのはよくないと話しをする場面


☆ 多部ちゃんのスタイリング ベスト 3

1.第149話  エスニック調のニットパーカにブラウンのスカート

2.第145話  白いパーカにブラウンのスカート

3.第145話  赤系のチェックのシャツにブラウンのスカート


☆ フェイバリットシーン ベスト 3

1.第147話  居間で城之内と玉木家で鍋を囲んでいるシーン

2.第148話  縁側で城之内と両方がうまくいく方法がないかって話しをしているシーン

3.第149話  ぽてとでDJをしているラジオの男と話しをするシーン


☆ 今週のフェイバリットストーリー

1.第150話     2.第147話     3.第149話


☆ 今週の敢闘賞

根っからのワルのように見せかけて、実は寂しい人であたたかさを求めている城之内


☆ 今週のトホホで賞

つばさが城之内を家に連れてきて、鍋を一緒に囲むことになって戸惑う加乃子
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ウィークリーレビュー マイフェイバリット “つばさ” 24

 2009-09-12
『 あなたを守りたい 』

今週は、まとめの弟1弾って感じです。

まずは焦点を玉木家に当てての展開で、千代と加乃子の過去の遺恨について、いろいろと語られましたが、この辺はいまさら何をって思う方もいるでしょうね。

でも、朝ドラですから、私はありだと思います。

主要登場人物をきっちり描いてきて、最後まで丁寧にフォローするというのは必要なことだと思います。

まあ、お約束だと言えばそういうことですが、物語の収束に向かっては、そういう手法もOKです。


もう一方の、城乃内がらみのエピソードは、甘玉堂、ラジオぽてとを巻き込んで、最後までハラハラドキドキさせながら物語の牽引役になっていますね。

この終盤ギリギリまで大事を引っ張って、視聴者を惑わし、イラつかせながら楽しませようという魂胆は、まさに「つばさ」流ひねり技で大好きですね(笑

それはつばさの白無垢の相手は誰なのかということにも言えることで、クランクアップの集合写真を露出して、意図的に我々の目をくらまし、お楽しみは最後までとっておくという、手を抜かないその辺の徹底ぶりはさすがだと思います。

で、ふたりの内どっちなんだという期待を膨らませておいて、ひょっとしたらそのどちらでもないという仕掛けもあるわけで、個人的にはどちらでもいいのですが、気にはなりますね(笑


知秋が自分で結論を出したのに続いて、つばさも自分で結論を出し、千代さんは家を出ていき、甘玉堂とラジオぽてとはとりあえず今のまま、というのは良かったですね。

安易に長いものに巻かれるのではなく、つばさが自らそう決断して、城乃内に断りにいったのはリッパです。

そして、最後はあの土手の野菜無人直売所のところから、加乃子、つばさに続いて千代が飛び立っていくという・・・、繰り返しの効果を活かしたいい演出ですね。

あの直売所はつばさのために建てたものでしょうね・・・、そのまま保存してほしいようないい雰囲気です。


さあ、泣いても笑っても、あと2週です・・・、頭の先から尾っぽの先までアンコがイッパイつまった鯛焼きを食べているみたいに・・・、楽しみです(笑



< 今週のベスト 3 >


☆ 多部ちゃんの演技 ベスト 3

1.弟143話  ぽてとの屋上でラジオの男と話しをしていて、そこに真瀬が来て慌てる場面

2.弟142話  ぽてとで真瀬に「やさしくしないでください」って言う場面

3.弟139話  ぽてとで城乃内にくってかかる場面


☆ 多部ちゃんのスタイリング ベスト 3

1.弟141話  ボンボンがついたエスニック風の紺のニットパーカにベージュのショートパンツ

2.弟140話  グレーのパーカにブラウンのスカート

3.弟144話  カーキのファー付のジャケット


☆ フェイバリットシーン ベスト 3

1.弟141話  DJブースで再放送のために伸子や二郎や浪岡の過去の放送を聞きながら涙ぐむシーン

2.弟144話  玉木家の居間で自分の出した結論について話しをするシーン

3.弟140話  ぽてとで徹夜で収録し、疲れて真瀬と話しをしているシーン


☆ 今週のフェイバリットストーリー

1.弟144話     2.弟142話     3.弟143話


☆ 今週の敢闘賞

加乃子に詫び、迷いながらもみんなに背中を押されて家を出ていく千代


☆ 今週のトホホで賞

千代へのコンプレックスや自分の栄誉のためにラジオぽてとを移転させようとするが、つばさに断られてしまう城乃内
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