“ 役者というもの ”

 2010-06-26
実力派俳優の堤真一さんが、語っていました。

「映画はリアルな演技が、テレビは瞬発力が求められる。舞台は、けいこにひと月もの時間をかけてつくる。その過程が重要。何か一つ見つけるだけで喜びがあり、次へのエネルギーがみなぎる。」と、

そういうことなんですね。


同じ演技をするにしても、それだけの違いがある。


舞台はあきらかに違いがあるだろうと分かりますが、映像でも映画とテレビでそういう違いがあるわけですね。

多部ちゃんは、その辺は明確に理解しているのでしょうか。

たぶん彼女のことだから、感覚と体で自然とそういった違いを活かした演技をしているのでしょう。


まあ、リアルな演技が要求されるのが映画ということで言えば、多部ちゃんは主に映画で女優として育ってきたわけですから、それがベースにあればドラマでもはじめは戸惑いはあるかもしれないけど、ちょっとアレンジすれば大丈夫ってことだったんでしょうね。

それでも朝ドラは、たぶんいろんな意味で特別にハードなものだったと思いますが・・・、


多部ちゃんもあまり先のことは考えずに、ひとつの作品をやるたびにゼロにリセットして、何かひとつ見つけて、次へのエネルギーとして、ここまでやってきたのでしょう。


でも、そうやってみると役者というのは、やりがいのある面白い職業ですね。

いい作品に当たったらうれしいのは当然ですが、そうじゃなくても映画に出たり、ドラマに出たり、たまに舞台もやったりと、マンネリにならないで絶えず刺激的な仕事に取り組めるわけですから。


とはいっても、それは一部の才能のある役者だけという厳しい現実もありますから、『君に届け』と『GM~踊れドクター』で、また大きくステップアップして、さらにいい仕事をゲットしてほしいと思います。




☆ W杯 1次リーグ最終日 (試合の満足度 満点☆3つ)


G組  ポルトガル 0 × 0 ブラジル   ☆☆

※ 攻めあったように見えたが、順当にドロー。日本が勝ち上がってスペインとの対戦を見てみたい。

G組  北朝鮮 0 × 3 コートジボアール   ☆

※ 力の差は大きかった。テセは初戦で得点できなかったのが、最後までひびいた。


H組  チリ 1 × 2 スペイン  ☆

※ スペインが面白くない。ビジャもトーレスも情けない。後半は最低。

H組  スイス  0 × 0 ホンジュラス   ☆☆

※ スイスの雑さにも助けられ、ホンジュラスが健闘。チリが落ちほしくなかったので、これで良し。
 


<勝ち点>

【G 組】

ブラジル     7  ☆
ポルトガル    5  ☆
コートジボアール 4
北朝鮮      0


【H 組】

スペイン     6  ☆
チ リ      6  ☆
スイス      4
ホンジュラス   1


さっそく今夜から決勝トーナメント。韓国、アメリカ がんばれ!!


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“ 使い勝手のいい役者 ”

 2010-05-04

多部ちゃんは、使い勝手のいい役者にはなってほしくないです。

先日、バイプレイヤーについて書いたので、それとダブルようなことですが、存在感のある脇役ではなく、使い勝手がいい、というか別にその役者じゃなくてもいいんだけど、っていう役でよく見かける役者がいますよね。


顔は覚えがあるのだけど、名前は分からない。

前にどんな作品で観たのか思い出さない。


役者としては、どんな役でも、出演できるのだったら、なんでも出て、自分をアピールして、もっと大きな役を貰いたいって思うのは当然ですから、そういう方が一生懸命仕事をしていることはよく理解できます。
若い頃、下積みだった方が、30代、40代で、急にスポットが当たるってことも、時々ありますしね。

それは、加齢によって、その人のかもし出す雰囲気や役どころがうまくフィットしてくる場合が多いのでしょうね。

もちろん、鳴かず飛ばずで終わっていく方のほうが多いのが、こういう業界の厳しいところだと思います。


逆に、若い頃ブレークして、主役を張ったことのある人が、年とともに脇に回るということも時に見かけます。

そういう方は、与えられた役によっては、非常にいい仕事をすることがあります。


でも、それは若さの勢いやそれまでの顔で売ることが難しくなって、脇でもいいからってことで受けることが多いですね。

そういった時の、役者の気持ちは複雑なものがあると思います。


我々サラリーマンが、役職を外された時や、出向を命じられた時、自分より若い人が上司で来た時、といった時の気分ですかね。

最初から、脇でもいいから、なんとか役者を続けたいとがんばってきている人は、長い役者人生の中でアップダウンがあっても、アップの時はラッキーぐらいで、そんなに一喜一憂しないかもしれないですが、若い時にブレークしたような人は、坂道が上りから徐々に平坦になり、気がついたら、少しずつ下っているのかなっていうことに気づいた時に人生の哀愁を感じるでしょうね。

最後は落ち着くところに落ち着くのが人生ですが・・・。

だから、女優ですと自分で着地の仕方を決める人もいますね・・・、引退して、家庭を大切にするというような形で・・・、


それは、それぞれの判断で構わないと思いますが、いわゆる落ち目になってきた時に、使い勝手のいい役者として、なんでもかんでも出演するというのは好きじゃないですね。

その人のそれまでの実績、存在感というものを崩すことがないように仕事を選ぶという姿勢が、ある程度の年齢や立場になった時には望ましいですね。


多部ちゃんには、ずーと気持ちや存在の上ではトンガっていてほしいですから、自分がこうしたいと思う気持ちに正直に、女優という仕事と向き合っていってほしいと思います。




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“ 脇で輝く人 ”

 2010-04-20
テレビドラマでも、映画でもバイプレイヤーとして、いい仕事する役者がいます。

春ドラを観てても、冬にも見た人が全然違う雰囲気でまた出ていたり、同時に他のドラマにも出ていたりと、なんか出だすと、あっちもこっちもっていうのはしょうがないのでしょうね。

まず、主演をすることはないけど、脇で出てきた時の仕事はキッチリ、存在感もそれなりにバッチリみたいな。


そういう役者は本当に貴重だと思います。

野球で言えば、1~2番か、6~8番を打つような存在。

決して3~4番には向かない、みたいな(笑


そういう脇を固める役者がいなければ、いい作品は作れないですから、そういうお仕事の方は、それに徹してがんばっていただきたいなって思います。

ただ、人間誰でも、もっと重い仕事がしたい、もっと目立ちたいって思うのが普通ですから、そういう方でも主役をやりたいなって、思うでしょうね。

そして、最近はドラマの制作費や視聴率が厳しい中で、時々そういう方が主役をやることがあります。


残念ながら、主役ならではの華は感じないですが、脚本によってはいい作品になることはありますね。

やっぱり、主役を取れる人と、そうじゃない人は、はじめから何かが違うということは感じます。

ただ、演技がうまいとかいうだけの問題ではないですから。


その道に徹するということはなかなか難しいことですが、下位打線にいる人が大振りやホームランを狙う打撃をしていたら、出番すら失うことになりますので、仮に主役をやるようになったとしても、自分にふさわしい仕事の仕方を貫くってことが大切ですね。

自分自身の人生に当てはめてみても、これは痛切に感じるところです。


幸い、多部ちゃんは、一般的人気はこれからとしても、主役の実績と主役にふさわしい存在感がありますから、これからも自分を安売りすることなく、“道のど真ん中”を歩いていってほしいなって思います。
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