〝 僕の多部ちゃん遍歴 16 ”

 2014-09-21
朝ドラが終わると3か月か半年ぐらいお疲れ休みを取る女優が多いのですが、多部ちゃんは続けて連ドラ『不毛地帯』に出るという情報が入って驚きました。

10ヶ月間のハードな朝ドラの後で、出番は少ないとは言え、続けて半年間ですから、現在につながる頑張り屋さんの本領発揮でしたね。


宮本亜門さんの演出というだけで、作品の内容はよく知らないのに、『サロメ』出演を決めちゃう多部ちゃんですから、山崎さんの大作で、唐沢さん主演ということで、即決したのかなとも思います。

視聴率が厳しかったとは言え、たくさんの人が観た『つばさ』の直後に、さらに多くの人に認知してもらおうという考えもあったでしょうね。


そして、『不毛地帯』では出番こそ多くはないですが、唐沢さんの娘として、清楚でしっかり者のお嬢さんを過不足なく演じていたのが好感が持てました。

はじめての出産も体験するなど、役の幅を拡げた意味合いも大きいと思います。


作品としては、しっかりと作ってありましたが、女性には堅かったかなと思いますし、長かったですね。

でも真面目な作品ですから、一定の層にアピールするものはありました。


良家のお嬢様役ですが、気の強そうなところもあって、彼女の特徴はあらわれていたと思います。

多部ちゃんとしては珍しい役柄で、貴重な作品ではありますね。


このドラマが終わった後に、多部ちゃんの代表作とも言えるあの映画の撮影をしているという情報が伝わってきます。



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“ 僕の多部ちゃん遍歴 15 ”

 2014-09-06

『ヤスコとケンジ』から半年、ブログをはじめてから最初の連ドラが朝ドラ『つばさ』です。

今から5年前、2009年3月末、多部ちゃん二十歳の年ですね。


『つばさ』に関しては思い入れが深いので、冷静に記事を書くことが難しいかもしれませんw

トータルで39時間にも及ぶドラマですが、一番観た回数が多い作品です。


それくらい作品としても、多部ちゃんが女優として、大きく成長するプロセスを目の当たりにすることができるという点でもすばらしいと思っています。

良しにつけ悪しきにつけ、『つばさ』があったからこそ、今の多部ちゃんがあると思っています。


私は朝ドラを観る習慣はないので、朝ドラの位置づけや世間からの見方というのはまったく知りませんでした。

当時は、今と違ってジリ貧気味で、NHKは朝ドラ再生の道を探っていたようです。


あくまでも視聴率という基準での話ですが・・・、最近の大河のように。


そんな中、NHKは動と静の両極端なタイプのドラマを試してみて、視聴者の反応を見ようとしたようです。

その動の役割を担ったのが『つばさ』です。


そして、結果としては、朝からドタバタうるさいのが受け入れられず、視聴率的には低迷しました。

でも、そんな逆風の中、演じきった出演者は自分たちが見せることが出来るすべてを出し切ったという充実感があったに違いないと思います。


少々過剰ではありますが、ハチャメチャに振り切った中に、家族の愛憎、人生の機微など、深い物語が織り込まれていますので、演じてる方の手ごたえは大きかったに違いないと思います。

逆に世間で受け入れられないのは、しょうがないという開き直りもあったかもしれないですね。


そういう逆風下の体験は、多部ちゃんにとってもそれなりにいい経験になったのではないかと思います。


そして、多部ちゃんは、共演者からの影響で、舞台というものに興味を持つキッカケになったエポックメイキングな仕事であったということも大きいです。


『つばさ』は放送中からブログ仲間の間でも賛否両論が飛び交いましたが、私のように賛同するものが少数であったのは残念でした。


でも、制作の意図、脚本、演出の狙いは、一部の見識ある人には支持をされ、このブログにあるような記事を書かせるほどの影響を与えたことは、この作品に関わった方にも喜びであっただろうと思います。



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“ 僕の多部ちゃん遍歴 14 ”

 2014-08-23
『ヤスケン』が終わって『つばさ』が始まるまでの半年間は、突然の衝動でブログを書き始め、まだ観てない作品を漁り、1月には多部ちゃんの二十歳の誕生日に新宿紀伊国屋サザンシアターでの「写真集手渡し&トークショー」に上京するなど、60を過ぎた私にとって人生ではじめての一大フィーバーを経験した時期でした。

最近はアイドルをいろいろと観ていますが、そこまでのモチベーションが起きることはないですね。


モモクロ、モー娘、BABY METALが私の3大アイドルですが、チケットが手に入らないのに無理して行こうとまでは思いません。

定価に近い価格でチケットが手に入ったので行ったのが、この4月のモー娘です。


やっぱり期待どおり良かったですが、それ以上どうするということはありません。

せいぜいDVDを買うかどうかというぐらいですね。


それに対して多部ちゃんは、目の前で話をして、サイン本をもらったわけですから、舞い上がるのはしょうがないですねw

もっといろんな作品が観たいという想いが募っても、もう観てない作品は限られていて、残された中で確か『西遊記』や『怖い童謡』を観たと思います。


どちらも、観ても観なくてもいいかなって思っていた映画ですが、作品としては、やっぱりという感じでした。


『西遊記』みたいな映画は、最も避けて通りたいタイプで、ああいうのを劇場で観るということは考えられないです。

多部ちゃんは確かにカワイイのですが、お姫様なんで、なんか自然体じゃなくて、作られた感じがしちゃいますしね。


格闘シーンとか、雪の中で戯れるシーンとか、見どころはありますが、一番好きなのは、馬に乗って颯爽とやってくるシーンですね。

それぐらいしか、語りたいことはありません。


『怖い童謡』についても、怖がるシーンの印象ばかりが目立って、あまり好みじゃないです。

話については、こんなものかという感じでした。


ホラーが好きじゃないので、しょうがないですね。

まあ、若手女優はみんなやりますから、1本ぐらいはあってもいいのかなっていう感じです。


ということで、出番の多い過去作はほとんどこの時期までに観終わりました。




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“ 僕の多部ちゃん遍歴 13 ”

 2014-08-08

『ゴーヤー』を観た後は、もう残された映画は少なく、どうしようかと思っていたら、CSで『俺、君』をやることを知りました。

私はこの作品は、あまり観たいとは思ってなかったのですが、タダで観られるのなら観ておこうかという気持ちでした。


観てみたら、やっぱり観るのがシンドイ映画でした。

制作に関わっている中心の人は、虫唾が走るくらい嫌いですし、作品にもまったく共感することはなかったです。


多部ちゃんもあまり存在感を発揮できるような役ではなく、可憐で清楚な少女だったら、別に多部ちゃんじゃなくてもという印象しか残っていません。


この作品だけはDVDを買う気にはなれず、唯一持っていないですから、このときに一度観ただけの印象です。


だから来年の『ゼロ』出演には、正直複雑な想いもありますが、お仕事のひとつとして割り切って観ようと思います。

映画を観た感じでは、『俺、君』よりはるかに重要な役ですし、時代背景から言って、いままでにない多部ちゃんが観られるのではと期待もしています。


まあ、多部ちゃんがやらなくても他の人がやるわけですから、やっぱり多部ちゃんがベストのものを発揮して欲しいと思っています。


喧々諤々だった『ライアー・リボーン』をあのレベルまでもっていったのは、まさに多部ちゃんの力でしたからね。



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〝 僕の多部ちゃん遍歴 12 ”

 2014-07-16
『ヤンキー魂』を観てしまうと、もう観てない多部ちゃんの作品は少なくなってきました。

なので、次は廃盤で高いのですが、ヤフオクで中古の『ゴーヤーちゃんぷるー』をついに買うことにしました。


写真で見たイメージや漠然と知ってるストーリーは、地味で暗そうで、あまり積極的に観たいなとは思っていなかったのですが、これが何回も観てみるとジワジワと心に沁みるいい作品なのですね。

よくある話ではあるのですが、期待していなかった分、結構感動しました。


なんと言ってもこの作品のキモは、鈴木ひろみを演じた多部ちゃんの静と動の演技でしょうね。

家庭環境や学校でのイジメによって、心を傷つけられたひろみをこれ以上ないというぐらい暗い表情で演じているのが、本当に痛々しいです。


これは、多部ちゃんがはじめて家から離れて南の島で長期ロケをした寂しさ、辛さも相まっているのかもしれないと思うと、一層思い入れが深くなります。

ひろみに微笑みが訪れるのは、終盤の母親と和解してからですから、いかに堪える演技をし続けていたかと思うと、女優になって間もない多部ちゃんの心情が察せられます。


まさに、その演技によってこの作品は支えられていると思います。

特典映像で、監督がモニターでチェックすることなくOKを出していたのが新鮮でしたが、ベテランの俳優ならまだしも、映画出演3作目の多部ちゃんに対する信頼がうかがえました。


静的な辛い演技があるから、対照的に印象深いのが、走る演技です。

走る、走る、この作品における多部走りは、本当にスペシャルですね。


まさに全力疾走と言えますし、多部ちゃんの演技に対する全力の取り組み姿勢があらわれていてすばらしいです。


他には、風吹ジュンさんとの共演もうれしいですし、大城美佐子さんや北村和夫さんと共演したことも貴重な経験だったと思います。


『HINOKIO』、『青空のゆくえ』の後だと思いますが、その後の『夜ピク』や『すみれ』、『対岸』という多部ちゃん独特の持ち味への萌芽が見られる重要な作品ですね。



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