“『農業少女』開幕前夜 ”

 2010-02-28
芸術劇場のプレ発売が昨年12月のはじめで、3回すべて外れて、あわててチケット会社のプレやオークションで自分の行きたい日のチケットをなんとかゲットしてから約3ヵ月、まだまだ先、春は遠いなって思っていたのが、2月なのにこのところ開演を祝福するかのように暖かい日が続き、いよいよ初日が明日に迫ってきました。

多部ちゃんもきっとハードな稽古を積んで、ドキドキしながら明日を迎えることと思います。


以前から、rakuyouさんが舞台をやってほしいと言っていて、私は映画派で舞台そのものがそんな好きではないので、そう積極的に想ってはいなかったのですが、舞台の内容は置いといて、多部ちゃんとそのお芝居を直に観れるという点において、舞台というのは貴重なんだなっていうのを、いまかみしめています。

しかも今回は、ふつうにイメージするより、ずっと小さな小屋で彼女が観れる、彼女の芝居を楽しめる。

こんな機会は、もう二度とないかもしれないですね。


そんな貴重なお芝居に、明日の初日も含めて名古屋から4回も観にいけるのは、行きたくても行けない方にはなんか申し訳ない気持ちです。

私は先日62才になり、多部ちゃんのファンとしてはかなり高齢だと思いますが、だからこそ観にいけるというところがあるわけで、現役バリバリでしたら仕事の都合で1回行くのが精一杯でしょうね。

まあ、賭け事もゴルフもしないし、お酒も外ではあまり飲みませんから、私の心を潤してくれる唯一のそして最高の道楽ですね(笑

お袋は84才で松潤に夢中ですが、嫁さんはそういうのが若い時からまったくないです・・・ちょっと不思議ですが。


多部ちゃんは仕事に対して、真摯で、才能にあふれ、すばらしい結果を残してきましたから、『農業少女』でも私たちを叩きのめすようなエクセレントな仕事をしてくれると思います。

ただ、ライブですから日々の出来、深化のプロセスには紆余曲折があり、その辺が興味深いところです。

そこが舞台ならでは醍醐味ですね。


ということで、私の『農業少女』への期待は、


1.多部ちゃんの表情(特に目)、声、カッコウの七変化を楽しむ

2.多部ちゃんの演技のスゴミを味わう

3.多部ちゃんと吹越さん、山崎さん、江本さんとのからみを楽しむ

4.松尾さんの演出のナンセンスさを楽しむ

5.松尾さんの演出のテンポを楽しむ

6.野田さんの戯曲のストーリーを理解する

7.野田さんの戯曲のコンセプトを考える

8.劇場の雰囲気を楽しむ


といった、主に八つの楽しみ方で存分に味わいたいと思っています。


多部ちゃんはhigh fashionのインタビューで、吹越さんから「初舞台は、人生に一度だから、楽しんで」と言われて、「なぜ私はお芝居を観るのかなって考えると、楽しく演じている人を観るのが楽しいんじゃないかな。演じ手のパワーが一番伝わるのが舞台じゃないかなって思います。だから、自分も楽しく演じたい」と言っています。

だから、私も多部ちゃんの初舞台という貴重な瞬間を楽しみながら観たいと思います。


1~3に目を奪われて、6・7はいい加減になってしまうかもしれないですが。

それでもいいと思っています(笑


また、明日は急遽一人で川越に行くことにしましたし、明後日はNABEさんに案内していただいて、“とっておきの場所”へ行く予定もしていますので、こちらのほうも大変に楽しみです。

先日受けた人間ドックの結果も大きな問題はなく、いまは人生こんな幸せでいいのかなっていう高揚感でイッパイで、いつかこの反動が来るんじゃないかなって思います。


でも2010年3月、1ヵ月間は私の心はユートピアを彷徨います。

誰にもジャマはさせません。

その後は抜け殻にようになると思いますが、その時はその時です・・・、多部ちゃんさえいてくれればなんとかなります(笑

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“ 幸せ行きのレール ”

 2010-02-26
たしか「天声人語」だったと思いますが、加賀乙彦という小説家で精神医の方の『不幸な国の幸福論』という本からの引用が載っていて、なかなか良かったので書きます。

その言葉は、

『日本人は他の人の目を気にし、世間の言う「幸福行き」のレールを外れまいとする』

『勢い、個は育たず、子どもは考える力を奪われる』

『幸福の形を決めつけない“しなやかな精神”が必要であり、“挫折”も幸せの要件である』

ということです。


こういうのばっか取り上げるって言われそうですが、まったくこの通りだと思いますし、そういう世の大勢に逆らって生きているので目に止まるのはしょうがないですね。

私は、そういう人間なので、進んで友人をつくろうとか人間関係を広げようとかはしない生き方をしてきました。

本音で語らいあえる人は本当に少ないです。ひょっとするとゼロかもしれない・・・、深く話していくとかならず決定的に考え方の食い違うことが出てきて、そこから話しが進まない。

この年になって本音を出すと、もう人生の決算が迫っている人が多いですから、いまさら考えを変えることもないわけで、“勝手におし”という感じになってギクシャクしますから、言いたくもないしってことですね。


でも時に調子に乗って、つい自分の想いを語りたくなって、多部ちゃんのことなんかを話してもほぼ一方通行で、あまりそういう話しが合う人は多くないですね。

だからと言って、当たりさわりのないしょうもない会話をしたいとも思いませんから、おのずから付き合う人が減ってくるし、それを寂しいとも思いません。


だから、日頃は何をやるにしても嫁さんと一緒、多部ちゃんのことも好感を持っていますから、DVDを買ったり、ポスターを貼ったり、舞台を観に東京へ行ったりすることもノープロブラムです。


毎度のごとくちょっと話しが飛びますが、いま高峰秀子さんの書いた本を読んでいて、彼女のファンは多部ちゃんと同様圧倒的に年上、高齢の方が多かったようですが、中でも広辞苑を編纂した新村出さんが80数歳で、玄関に等身大の高峰さんのポスターを貼り、書斎にはさまざまなポスターがぶら下がり、壁に貼られ、あるいは立てかけられ、その中に埋もれてうれしそうに仕事をしている姿が写真で紹介してあったのが、なんともファン冥利につきるなあと思い、私もいつかは自分の空間を多部ちゃんで埋め尽くしたいなって思ったのでした(笑


いずれにしても「幸せ行き」のレールは何本でもあると思うのですが、どうも一般的に日本人は画一的というかみんな同じ方向を向いているようですね。

いい学校、いい会社、同じレベルのグループ、資産のある人がエライなど、同じような顔をした人が溢れています。

とにかく何かに依存していて自立できない人が多いですから、“しなやかな精神”というのを持ってる人は残念ながら多くはないですね。


そして、挫折即不幸、マイナスの経験はできればしないほうがいいと考える人も多い。

「若いときの苦労は買ってでもせよ」なんて、どうしてっていう感じですね。


亡くなった藤田まことさんが、「若い時に苦労して良かった」、「人生は浮いたり沈んだりがあるのがいいんじゃないか」と言ってみえたというのが、やっぱり何かを成し遂げた人は違うなって思いました。

勉強にしろ、友人にしろ、恋にしろ、場合によっては家族のことでも、挫折や苦労は、かならず後からじわじわっと血となり、肉となってきて、幸せへの力強い源になるのですが、それを回避して安易な道を選択する人が多いのでしょうね。


多部ちゃんは、教室の中でひとりでいるのが好きだったと言ってるように、若いときから群れたり、右にならえみたいな周りの行動に反発を感じていたようにみえます。

10代前半に『我、我が道を行く』ってハッキリと言うこと自体が、もう自分は他の人と同じようにはやってかないよって宣言しているようなものですからね。


ただ、多部ちゃんは『森ガール』のインタビューで、「私って、いままで、誰かと衝突したり、激しく怒られたりしたことないんですよ。でも最近、それっていいことじゃないなって思うようになって・・・」と言っているように、多部ちゃんの孤高の存在感に周りが遠慮して何も言わないのを、少しガードを低くして、もっと苦労や挫折をしなければいけないなって思ったのでしょうか。

そして、今年は「しごかれる年」にしたいって言ってますから、以前言っていた「ノンビリしたい」から変わって、前向きになってきましたね。

芝居の稽古という刺激的な場で、松尾さんにしごかれることが新鮮で、快感になっているのでしょうか・・・、いずれにしてもいいことです(笑


そんな彼女の新たな飛躍への挑戦まで、あとわずかになってきました。
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“ ラジオぽてと 2010 ”

 2010-02-25

真瀬「お~い 丸山 今日は“音楽の茶釜”の予定だけど 浪岡はちゃんと来るよな」

伸子「え~ 私は知りませんよ いちいち確認するなんてことはしませんからね」

真「何を言っとるのだ キャストの手配もオマエの仕事だろ」

伸「そんな 何から何までやれないですよ そんなこと言うのだったら給料上げてください」

真「また 金の話しか もういい!!」


つばさ「お早うございます どうしたんですか 朝から」

真「いや なんでもない」

伸「つばさちゃん 聞いて 真瀬さん 今日浪岡さんにちゃんと連絡とってあるかって聞くから そんなのいちいちしてないって言ったら また怒っちゃってさ」

つ「そうなの 真瀬さん あんまり伸子さんばっかに負担かけるのは良くないですよ」

真「ああ わかったわかった ところでイモ 今日は稽古は休みか」

つ「ええ 休みですよ 今日は“つばさの舞台だより”をやりますから」

真「そうか そうだったなあ リスナーも観にいきたくなるような 面白い話しをしてくれよ」

つ「ハイハイ ちょっと疲れ気味ですけど 芝居の面白さと稽古のシンドさを話しますよ」


伸「つばさちゃん やっぱ シンドイんでしょ」

つ「そうですね 私は意地でも自分のやり方を変えなかったり 結構ガンコなんで どうも松尾さんの普通じゃない感覚がわからなくって その辺を理解するのが大変で・・・ アヒル口しろとかワケがわからない・・・ もうぶっ倒れるぐらい舞台で動き回っています」

真「そりゃ大変だ オレのやってる劇とはだいぶ違うな オレのはセンチメンタルな愛と希望をうたい上げるオーソドックスなのがウリだからな」

つ「ええ ああいう劇だったらわかりやすいんですけどね」


浪岡「お早うございます あ つばささま いらしてたんですか ラッキー!」

真「なにが ラッキーだ ちゃんと準備してきたか」

浪「そりゃ もうばっちりでございます 久しぶりですからね」

つ「今日の茶釜は何が出てくるの」

浪「え 今日はスゴイですよ 私が若い時に強烈に刺激を受けたアルバムでございます」


つ「なにそれ 教えてよ 気になるな~」

浪「じゃあ やる前に特別 これですよ」

つ「えっ なにこれ オンナのハダカばっかじゃない いやらしい」

浪「そう言われると思って つばささまには見せたくなかったのですよ これはジミー・ヘンドリックスの“エレクトリック・レディランド”と言って もうすばらしいアルバムなんでございます この中にはCMで使われていて つばささまも知ってる曲があると思いますよ それも後でかけますから」

真「また 変わったやつを持ってきたな オマエはふつうの人には理解できないのをやるからリクエストも少ないんだわ」


浪「いいんです ハヤリ歌や有名な曲はどこの放送局でもやってますから ラジオぽてとならではっていうこだわりのチョイスでやりたいんでございます」

伸「また うるさいやつなんでしょ」

つ「まあ 伸子さんいいじゃない いままででも浪岡さんのかける曲はいい曲が多かったし・・・」

浪「つばささまにそう言っていただけると光栄でございます 今日は つばささまも仕事があるんですか」


つ「ええ 新企画の“つばさの舞台だより”をやります」

浪「あ~ そっか 楽しみだなあ もうあと数日ですもんね」

つ「そうなの ちょっとアセッテきてるんだけどね 花粉症もひどくなってきたし・・・」

伸「えっ そうなの 去年の今頃も大変そうだったけど・・・ リッパよね 花粉症がひどいのに 『つばさ』であんなに見事なお芝居・・・」


真「少々 アセッテ緊張感があるほうが 芝居はうまくいくもんだ 余裕カマシとる時ほどうっかりミスをするからな いまぐらいの気持ちのほうがいいぞ」

つ「そうなんですか じゃあ もっとギリギリまでぽてとの仕事を入れて バタバタでやってみようかな な~んてねw」
 

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“ 甘玉堂 2010 ”

 2010-02-24
竹雄「加乃子さん おはよう 今日は早いね なんかあるの」

加乃子「ああ 竹ちゃん おはよう つばさがお芝居の稽古でちょっと疲れ気味でね 朝ごはんに元気の出るものを作くらなくっちゃと思ってね」

竹「そうなの ボクぜんぜん知らなかった ダメだなあ 気づいてあげなくっちゃ」

加「あのコはぜったい顔に出さないからね 母親しかわからないわよ」

竹「そ そんなぁ~ 寂しい」

加「まあ世の中の父親はみんなそんなもんよ おなかを痛めたか痛めてないかの違いよね」


千代「おなかがどうかしたの」

加「あっ 母さん なんでもないなんでもない」

千「なんか 私がおなかを痛めてないみたいに聞こえたけど・・・」

加「聞こえてたの いや~ね そんなこと言ってないわよ」

千「私はいまだにあなたの気持ちはぜんぜんわからないですからね」

加「ああ そうですか どうせ親不幸なムスメですからね」

千「わかってれば いいですよ」


加「ふん よくゆうわね ところであの話しはどうするの」

千「あの話しって・・・」

加「あの話しよ 本川越の」

竹「加乃子さん あの話しはおかあさんが もうないことにって言ってたじゃない」

千「そうですよ とっくに斉藤さんに断ってあるわよ」

加「え~ 私聞いてないわよ そうやって勝手に決めるのは おかしいんじゃない 今は私が女将なんだから」

千「え~ え~ すみませんね あなたが女将だけれど まかせておいて店がつぶれたらいけませんからね」

加「それじゃ 結局前と変わらないじゃないの かあさんは早く隠居すればいいのよ」


つばさ「な~に 朝からうるさいわね 疲れが取れないじゃないの」

加「あ~ つばさ おはよう ごめんね またかあさんが店を仕切ろうとするから・・・」

千「仕切ってなんかいませんよ あなたが暴走するのを防ごうとしているだけですよ」

加「ぼ 暴走って聞き捨てならないわね 私は甘玉堂やつばさの将来のことも考えて言ってるのに」


つ「わたしの将来! そんな先のことは考えられないわよ いまは舞台の稽古とぽてとの仕事でイッパイイッパイなんだから」

千「そうでしょう 早計にことを進めるのは良くないですよね」

加「あ~ら かあさん 商売は計画的に先を読んでって教えてくれたのは誰でしたかね」

竹「まあまあ 加乃子さん まだ知秋も一人前になるには時間がかかるし そう急がなくても・・・」


知秋「なに 僕のこと なにか言った」

つ「なんでもないよ」

知「あ~ なんか気になるなあ 父さん もうすぐ休みだからまた新しいお菓子教えてね」

竹「そうか もう休みか じゃあ そろそろ本格的に覚えてもらおかな」

つ「いよいよ 知秋も職人さんだね 私も舞台のほうがんばらなくっちゃ」


竹「どうなのつばさ 舞台の稽古 シンドイんじゃないの」

つ「だいじょうぶ だいじょうぶ これくらい『つばさ』の大変さに比べたらどうってことないよ 1ヵ月だし あっと言う間だよ」

竹「つばさがそう言うんだったら だいじょうぶだね 『つばさ』では思いっきり飛んだからね」

加「本当につばさでなかったら あのドラマはあんなに奥深いものにならなかったもんね」

千「そうですよ 本当にあんたはエライ 私の自慢の孫よ」

つ「もうみんな朝から何を言ってるの もう私は気持ちを切り替えて『農業少女』のことしか考えてないんだから」


知「わ~ やっぱりねえちゃんスゴイ 前向き でも舞台って体力いるんじゃない」

つ「そうね それはあるわね やってると汗だくになってくるしね それとなんと言ってもお客さんが目の前にいて真剣に観てくれるって思うとドキドキしちゃうしね おとうさんはいっぱい舞台やってるけど そのへんどうなの」

竹「ぼ ボクは生まれながらにそういう環境に育ったから それが当然というのがあるんでどうと言われても・・・ ドラマはドラマですごいアップになるし カメラの位置を気にしなくっちゃいけないし そりゃそれで大変だよ ねえ加乃子さん」

加「えっ 私に振るの 私は“シュッ”で調子に乗っちゃったあとは何をやっても売れなかったから それこそアニメのキャラクターでもなんでもやったし お客さんの反応がすっごい励みになるから舞台は好きよ かあさんはどうなのよ」

千「なんで 私にまで振るのですか 私は年だからそろそろ舞台は引退しようと思ってるんだけど あんなに刺激を受ける仕事はないわね 本物の演技者になろうとするなら舞台を何度もやったほうがいいと思うわ」


つ「そう みんなありがとう 正直いまちょっとシンドイんだけど みんなのおかげでまたヤル気がでてきたわ」



 

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“ 白い雲か黒い雲か ”

 2010-02-23
朝日にこんな記事がありました。多分朝日でなければ取り上げない内容だと思います。

奈良女子大名誉教授で歴史家の中塚明(80)という方が、『司馬遼太郎の歴史観』という本を出版されて、全国の市民団体から公演依頼が相次いでいるそうで、その内容が「明治の栄光に警鐘を」ということだそうです。 

今年は日本が当時の大韓帝国を併合してから100年で、ちょうどその時期にNHKが『坂の上の雲』を映像化して、日本人があの時代に酔ってるのではないかと厳しい意見を述べています。


それは、

「司馬は、日清、日露戦争で朝鮮がどうなったか、具体的に書かなかった」

ということであり、

「今こそ日本人は、朝鮮を戦場とした過去を直視すべきだ」

「司馬は朝鮮が自らの意志と力で運命を切り開く能力がないとみた。それは、植民地支配を正当化した論理と変わらない」という手厳しい意見です。


こういう意見は以前からありましたが、生前の司馬さんが映像化を拒否していたにもかかわらず、遺族がNHKの制作を受け入れたことによって、大きな流れとなって出てきていると思います。


同じような意見は中日新聞で、1月25日に哲学者の梅原猛さんによっても語られていました。

坂の上の白い雲は黒い雲に変わる必然性をもっていたのではないだろうか。明治の日本は脱亜入欧の政策をとったが、この政策の背景には近代化に遅れた中国及び朝鮮への蔑視があったのではということです。

秋山兄弟の活躍がしきりに語られるが、日清戦争の思想的原因として、明らかに中国に対する侮蔑があったことは否定できないし、日露戦争の勝利は多分に偶然の幸運が味方した結果であったのに、小国日本が大国ロシアに勝利したという自負が、その後の大きな過ち、幻想的期待につながっていったことは否定できないという論調です。

その上で、司馬さんは日本がその後どのようにしてあの戦争をするに至ったかについても書いてもらいたかったと結んでいます。


私もあの小説を読んだ時に、子規とのからみの前半部分は面白く読みましたが、中盤からの戦争一色になってからは、読み続けるのがシンドク、いったい作者はなにを言いたいのだろうと思いながら読んだ記憶があります。


そういう作品だから映像化はしてほしくなかった。

やっぱりテレビは影響力が大きいですからね。


前にも書きましたが、今年の第2部、来年の第3部は、日本軍の実情、バルチック艦隊のこと、朝鮮のことなどどのように描くのでしょうか。


NHKはこのように噴出してきた世論をどう考えているのでしょうか。

周辺の諸国も注視していると思いますし、私も非常に気になります。



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“ もんぺ姿なら ”

 2010-02-22
寺島しのぶさんが、ベルリン国際映画祭で最優秀女優賞を獲りました。

今の日本の映画界を眺めると、獲るべき人が獲ったという感じですね。


寺島さんも言っていたように、これは彼女の努力だけで獲れるものではないです。

監督の企画や脚本があって、キャスティングがあって、本人がやろうという意思があって、演出があって、共演者がいて、もちろんスタッフがいて、作品の質が良くてとさまざまなプロセスを経て、ようやくその演技が認められるわけですから、映画は総合芸術とも言われますが、寺島さんの言われたことはもっともで、彼女のそういう姿勢が演技に反映していると思います。

以前も書いたことがありますが、寺島さんは映像での仕事が同じようなタイプの役柄ばかりで行き詰っていた時に、母親の富司純子さんに猛反対をされても、自らの強い意思で『ヴァイブレーター』、『赤目四十八瀧心中未遂』というすばらしい作品に出て、どちらも全裸もじさない思い切った演技で脱皮を図り、それからは香川照之か寺島しのぶかというぐらい演技派として大活躍ですね。

今回、若松孝二監督が彼女にオファーを出したのも必然だったのでしょう。


若松監督の作品は、学生時代から好んで観てきましたが、「ピンク映画界の黒沢明」とも言われるように、エロくて過激だけど、骨太のいい作品をたくさん創ってきました。

『壁の中の秘事』、『胎児が密漁する時』、『犯された白衣』、『処女ゲバゲバ』、『狂走情死考』などタイトルを聞くだけでもスゴイ作品群は、「映画芸術」などの専門誌でも高く評価をされました。

最近では、なんと言っても『実録・連合赤軍 浅間山荘への道程』が衝撃的で、なぜあのような粛清、リンチに至ったのかということを、目をそむけたくなるような凄惨なドキュメンタリー・タッチで描き、国内のみならず海外でも高い評価を得ています。

若松監督は、名古屋に「シネマスコーレ」というミニシアターを持っていて、主にマイナーな作品を上映していて、昔はよく行ったものです。


今回、賞を獲った『キャタピラー』という作品は、戦争で両手両足をなくして帰ってきた傷痍軍人とその妻を通じて、戦争の愚かさを描いたとのことですが、寺島さんは台本を読んでこれは私がやらねばと思ったそうです。

若松監督は、寺島さんを選んだ理由を、冗談半分で「もんぺが一番似合う」からだと言ってたそうですが、過去に同じ賞をもらった左幸子さん、田中絹代さんも“もんぺ”がよく似合ってましたね。


そうです、“もんぺ”と言えば、我らが多部ちゃんも負けてはいません。よく似合いますよw  『俺君』を観てください。

いまの若手の中ではダントツだと思います。演技も含めて・・・、


15年後ぐらいにどなたか多部ちゃんを使って昭和テイストな作品を撮ってください。

そしたら、ベルリンで賞が獲れるかもって・・・、それまで生きていたい(笑





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“ 高まる期待 『農業少女』 ”

 2010-02-21
今日の日経新聞の“アート探求”に、『農業少女』が大きく取り上げられていました。

記事の主旨としては、演劇、映画、文学など多彩な分野で活躍する松尾スズキさんが、いかに野田秀樹さんの戯曲に取り組むかという視点です。

写真は2枚、多部ちゃんも江本さんと稽古をしているところが写っていますが、残念ながらかなり小さいです。


松尾さんは、2000年の初演では野田さんと一緒に舞台に立ったわけですが、10年を経て演出家として向き合った戯曲は、「面白くて内容が深い」と言っています。


舞台では、とにかく4人が目まぐるしく動き回って、場面は次々に切り替わり、俳優たちは衣装や小道具をかえながら息つく暇なく演技を続けるそうです。

唐突な演出が次から次へと繰り出され、俳優たちの思いがけない動作に効果音と音楽が重なり、けいこ場は笑いにあふれ、にぎやかな雰囲気に満ちているとのことで、なんか、『つばさ』の延長みたいなドタバタ、ハチャメチャでいて考えさせられる舞台を期待してしまいます。


「少女を思う中年男のみじめな恋と、ファシズムに関する思索が交錯する斬新なアプローチの舞台」と松尾さんが言うように前衛的な部分を見せながら、「俳優が舞台上で自由に遊べる楽しい戯曲でありながら内容が深い」と、多部ちゃんがはじめて本格的に挑戦する舞台としては申し分のない、歯ごたえのある、やりがいのある、そして鍛えられる予想通りの楽しい作品のようです。まあ難解だろうとは思いますが。

松尾さんが「舞台上の姿に哀愁を感じる」という山崎一さんを「山本ヤマモト」に、「貴重な笑いのセンスの持ち主」という吹越満を「都罪」に配し、劇団「毛皮族」主宰の演出家でもある江本純子には「自分で自分の見せ場を作る力がある」と評し、「百子」役の多部未華子には「吸収力がある」と期待を寄せているとのことです。


そんな俳優たちが、「舞台を面白くするためのアイディアをどんどんけいこ場で出してくる」そうで、それを生かしながら「衣装や道具、効果音も工夫することで、戯曲の内容がよりわかりやすく観客に伝われば」ともくろんでいるそうです。


松尾さんのけいこの進め方について、吹越さんは「戯曲から離れたことをドキドキしながらやってみて、失敗して赤面して。昔よくやっていた方法を思い出す」と言っています。楽しそうですね。

「松尾チルドレン」を自称する江本さんは、松尾さんのけいこ場では、「常に面白いことをしていなければならないプレッシャーを感じる」とも・・・、

そして、多部ちゃんは「純粋で人間くさい主人公を演じたい」と語っています。


「山本ヤマモト」が主人公の少女に希望を見出す中年男であるのに対して、「都罪」は少女と大衆の心を巧みに操る扇動者として現れる。カリスマ性のある人物の言動に引っ張られ、その時々の気分に流される大衆の危うさ・・・2000年当時の野田さんの演出意図に対して、

松尾さんはいまの状況をかんがみて、「インターネット上のあやふやな情報や名前も分からない人の意見に大衆の気分が左右される傾向が強まっており、『都罪』は弱さや悩みを持った普通の人間として描きたい」としており、松尾さんの社会を見据える確かな目がどのように表現されるのか、とても楽しみです。


ということで、いよいよ『農業少女』の開演まで、ほぼ一週間と迫ってきて、ドキドキというよりもワクワク感がどんどん高まってきました。





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“ 言 葉 ”

 2010-02-19

『人生の正午以降に、真の個性化が起こる』

という言葉をなにかで読みました。

確かにそうだと思いますが、人生の正午っていったいいつ頃なんでしょうかね。


これは人によって違うのだろうと思いますが、真の個性化と言うからには、楽しい経験だけではなくシンドイ経験を経ないと生まれませんので、本当の苦しみ、辛さというのは、社会に出てある程度経験を積んでからでないと実感できないものですから、仕事にもよるでしょうが、私みたいな普通のサラリーマンですと、家庭を持って、子供ができて、そのバックボーンを感じながら仕事にがんばる40歳前後ですかね。

そうすると、年齢的にもほぼ人生の折り返しぐらいで正午ぐらいとも言えます。

確かに、40~50代は仕事の面で一番シンドイけれども、自分もある程度自信があって、周りから評価もされていて、持ってる力を発揮できる時期ですね。

20~30代はそこに至るまでの鍛える時期という側面があると思います。


だから、40代になれば、自分の主張も明確になってきて、それを声に出して言うこともでき、周りからも認められるみたいな・・・、


そういう面で、女優というのはどうなんだろうなって思います。

まあ、普通の勤め人に比べれば、実力主義というか、個人としての才能や経験や実績があって、仕事がくるわけですから、若干21才の多部ちゃんでも、もう充分にさまざまなシンドイ経験を積んでいると思いますので、すでに人生の正午に差しかかりつつあると言えなくもないですね。


ですが、本当の人生の楽しみ、苦しみといったことに関しては、仕事のことだけでなく、プライベートを含めた自分の将来を見つめ、悩み、葛藤する中から、生まれてくるものだと思いますので、若さの勢いで乗り切れる20代を過ぎて30の峠を越してからかなって思います。


30~40代に充実した仕事ができるようになると人生の充実感も増して、自分のアイデンティティも出来上がってきて、その後の人生までおぼろげながら描けるようになるのではと思います。

まさにそのあたりで、真の個性が確立されていくのでしょうね。


ぜひ、その頃まで私も生きながらえて、最近の菅野さんみたいな、多部ちゃんの充実した仕事ぶりをみてみたいものです。







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“ Tsubasa ~ 心に響くさりげない言葉 ”

 2010-02-17

いまも毎日『つばさ』を観て感動していますが、ときどきフッと「ああこれいいなあ」って思う言葉があります。

いままでは、思うだけでスルーしちゃっていたのですが、何回観てもいいなって思うので、ちょっと書き留めておきたいなって思いました。

そんな特別価値のある深い言葉じゃないのですが、ちょっといいなあと思った言葉をアトランダムに気が付ついたら記していきたいと思います。


第5週 ≪運命の人≫ 第29回

『えらい!! 飛べたじゃない』

『だけど 大失敗だよ』

『いいのいいの 失敗は成功のもとよ』


これがどういう場面かは、『つばさ』を観たほとんどの方はわかりますよね。

翔太に一緒に宮崎に行こうって言われて、川越に残るべきか宮崎に行くべきかさんざん迷って、清水の舞台から飛び降りる気持ちで思い切って心を決めて返事をしたら、翔太に「焦っていた。自分にはつばさを好きになる資格なんてない」と言われて、「宮崎には連れていけない」と雨の中冷たくフラれてしまい、家に帰って千代にビンタを食らった後に、加乃子から言われる言葉ですね。


つばさが「もう会えない」と言われて落ち込んでいるのに、つばさ自身が決断して、新しい世界へ飛び立とうとしたことを加乃子が前向きに喜んでいるのがいいですね。

それに対して、つばさも自虐的に軽い感じで返すところが好きです。

めちゃ悲しくて重くなりそうなシーンなのに、祝福するような印象を与えているのがいいと思います。

この闇の中にある明るさが『つばさ』の粋なのでしょうね。


ふつうの朝ドラとテイストが根本的に違う部分だと思います。


で、最後の言葉につながるわけですが、これがつばさ的明るさ、前向きということですね。

人生、成功よりも失敗のほうがはるかに多いと思いますし、後を引きますよね。


でも、それを「なにくそ!! また次があるさ」と思って前に進んでいけるかどうかが問題です。


いま、多部ちゃんは、「なにくそ!!」と思いながらがんばっていると思います。
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“ サッカーに夢中 プレミア&リーガと日本 ”

 2010-02-15
2009~2010シーズンも年が変わり、早1ヶ月が過ぎ、後半戦も真っ只中です。

私のステディのリバプールは、今年さんざんな年になっていますが、絶対に逃すことのできない目標であるイングランド・プレミアリーグ4位以内の可能性がようやく見えてきました。

と言っても、まだ先は長いですから油断は禁物ですが・・・、

4位以内に入って、来年のヨーロッパ・チャンピョンズリーグに出場することは、ビッグ・フォーといわれるクラブにとっては収入面のことも含めてマストですから、スタートからのもたつきをなんとか持ち直して、4位圏内に入ってきたのは、シャビ・アロンソが抜けて、絶対的なストライカーのトーレスをケガで欠いている状況としてはよくやっていると思います。


監督のベニーテスの更迭もいまかいまかと騒がれていましたが、今シーズン中の交替はなさそうです。

最近は、攻撃面で決してうまくいってるとは言えませんが、カイトががんばっていて、少ない得点を堅いディフェンスで守りきるという形が整いつつあります。

先週のアーセナル戦はあわゆくば3位までもと期待したのですが、2強に大敗してもう負けられないホーム、アーセナルの気迫にノーチャンスで敗れました。今シーズンはこの辺が限界ですかね。


今年は、ビッグ・フォーの次のセカンド・グループが力をつけていて、どこが4強の一角を崩すかというのがシーズン前から話題となっており、オイルマネーで大補強をしたマンチェスター・シティ、有力な選手が揃っているトットナム、ここ数年調子いいアストン・ビラの3チームが激しい闘いを続けており、予断を許さない面白いシーズンになっています。

優勝争いのほうは、残念ながらアーセナルがニ歩後退してしまい、チェルシーとマンチェスター・ユナイテッドの一騎打ちの様相になってきました。

こうなるとなんとかユナイテッドの4連覇だけは阻止してほしいというのが願いですが、チェルシーは何でこの時期にエバートンに負けるのでしょうかね・・・、残念です。


次に、スペインのリーガは、やはりバルセロナとレアル・マドリードの争いですが、今シーズンすごい補強をしたレアルがバルサの後塵を拝しているのが面白いですね。

それに続いているのが、ごひいきのバレンシアですが、今シーズンは調子がいいので、なんとか2位のレアルに食いついていってほしいと思います。

幸いビジャ、シルバ、バネガといった有力選手が好調ですので、この調子でいけると期待しています。


さて、また日本代表について書かずにはいられません。

ワールド・カップまでもう日がないというのに、またしても東アジア選手権でなさけない闘いを見させてもらいました。

日本人は周りのことばかり考えて、自分が自分がというストライカーの資質に欠けていることはわかっていることですから、多少強引でも自分で決めにいけばいいのに、いつまで経っても変わらない。

やっぱり狩猟民族が得意なスポーツは、日本人には向いていないのでしょうね。


遠藤でも俊輔でも打開できないのですから、この際攻撃的で、型破りで、我の強い本多みたいな選手をチームの中心に据えるような大胆なチームづくりをしてもいいと思います。

言われたことにとらわれて、相手の動きや状況の変化に合わせて自分で打開していく能力がなければ、個々のテクニックがどれだけあっても世界レベルでは通用しません。スタミナも外国の選手にはかなわないし・・・、


申し訳ないですが、私はもともとWCでの日本には期待をしていませんが、将来のことを考えるとこのまま監督を変えないというのは、座して死を待つのと同じですね。

あと4ヶ月での監督交代は不可能だって早速会長が言っていますが、すぐにそういう発言をすることが後ろ向きです。仲間内でキズを舐めあってまあまあという日本的ぬるま湯体質では2010年どころか、未来永劫に進歩はないでしょう。


WC敗退でロシア代表を6月末で退くことが発表されたヒディンクをすぐに引っ張るなんて面白いと思います。韓国、オーストラリア、チェルシーを時間がないなかで立て直したヒディンク・マジックに賭けるぐらいの思いっきりがあってもいいんじゃないですか。

それでCSKAモスクワにいる本多を中心に据える・・・な~んてね(笑


私は国別競技での自国の応援とか、野球やサッカーも郷土だから応援するとかはしない人間なんで、オリンピックは熱心に見ませんし、高校野球にいたってはまったく興味なしで、スポーツを見るときはひいき関係なしにレベルの高い、いいゲームを見たいという気持ちが強いです。

ですから、サッカーに関して言えば、いつでも韓国のほうが攻撃的ないいサッカーをするので、昨日の結果も妥当だと思います。

しかし、その結果を調子が上がってないからとか、ああだこうだってエクスキューズすることは、もう許されないと思います。

日本はメンツにとらわれず、ダメもとでかつてないアクションを起こすべき時です。


いつも辛口でスミマセン・・・、このままだと日韓から8年も経つのに、日本のサッカーが進化しないまま、極東の島国の中でこじんまりまとまって、世界の中で取り残されていく危機感を感じますので、カツを入れさせていただきました。
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“ つばさファン オフオフ会 ”

 2010-02-14
今日、渋谷のNHKで、最後になるかもしれない『つばさ』のファンオフオフ会が開催されます。

朝ドラでこういうミーティングを開催するってことも知りませんでしたので、最初のころはがんばっていろんなことをやるんだなあと思っていたのですが、『つばさ』の場合は終わってからも川越や渋谷でユニークなミーティングを開催していて、そこに多くのつばさファンが集ってすごい盛り上がりでしたね。


ホームページのほうも、何回も延長されて1月12日まで公開されていましたし、視聴者のための公式掲示板は2月1日まで書き込みが延長されていました。いまは書き込みこそ出来ませんが、貴重なみんなの意見をすべて読むことは可能です。

最後の3日間ではじめての投稿の人も増えて500弱の投稿が殺到し、つばさ愛を持った人が多いことがあらためてわかりました。その結果、総投稿数は4,223通まで伸びました。

そして、それを引き継ぐ形で“つばさファンクラブ”が結成されて、いまも毎日書き込みや情報発信が続いていますし、NHKへの著名活動も行われています。


後藤CPが書いているスタッフ・ブログは119回まで更新され、アンダーグラウンドと称してまだまだ続いています。

最近のブログで、後藤さんが多部ちゃんのエランドール賞受賞を祝して、仕事で世界をグルッと一周してから、また『つばさ』に戻ってきてください、って書いてあったのが印象的でした。


その後藤さんが出した難解な「つばさクイズ」に全問正解した人は4人しかいなかったのですが、その中にhyoutangaidenさんとDeep Purplinさんが入ったのはさすがでした。私は全然ダメでした(笑

そして最後の3日間の投稿できりのいい番号になった人と、くじで当たった人あわせて10数人が参加して、主要スタッフの方々と『つばさ』について語り合う会が本日行われるオフオフ会です。


少数のミーティングですし、ファンクラブのメンバーも一部参加していますから、いろんな内輪話しや再放送や続編のことなど忌憚のない意見が交わされると思います。

私自身も『つばさ』のようなドラマは夜の時間帯でやるほうがふさわしく、ノビノビと創れると思っていますので、ぜひそういう日が来ることを期待しています。


ということで、オフオフ会に参加されるDeep Purplinさんに報告をしていただく予定ですので、コメント欄でお待ちしたいと思います。

では、乞うご期待です。
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“ Dr.パルナサスの鏡 ”

 2010-02-12
先週に引き続いて、今週も映画を観てきました。

今年映画館で観たふたつ目の作品は、これも嫁さんのリクエスト、表題の作品です。


監督は、テリー・ギリアムといって鬼才と言われている人です。

『未来世紀ブラジル』というだいぶ前の作品が有名ですが、この作品は私も大好きでした。

あとは、『フィッシャー・キング』。ヘンテコな作品が多くて売れないので、なかなか思うように作品が創れなかったようです。

アメリカ人ですが、イギリスへ行き、ユニークなコメディ・グループ「モンティ・パイソン」の唯一のアメリカ人メンバーになり、独特のアニメーションが有名な方です。


この作品が久しぶりに手がけた映画だったのですが、主演のヒース・レジャーがほぼ主要な場面を取り終えて残りは空想の特撮部分の撮影だけとなった直後に、急性薬物中毒で死んでしまいます。

あの『ダーク・ナイト』のジョーカー役で、28才で亡くなった後でアカデミー賞をいくつもとった人ですね。


で、映画の製作は中止かと思われたのですが、ヒースと懇意にしていたジョニー・デップ、ジュード・ロウ、コリン・ファレルというそうそうたる俳優が残りの空想の部分の撮影に協力したいと申し出て完成し、三人はそのギャラを亡くなったヒースの遺児に贈ったという逸話があります。

その空想の場面は、当然主人公の顔が変わるわけですが、まったく違和感なく、むしろこのほうが面白くて良かったじゃないっていう感じでした。


お話しはって言うと、私の好きなダーク・ファンタジーの雰囲気を漂わせて、やや複雑ですが、非常に面白く創ってあります。

原題は、「パルナサス博士の想像の館」となっていて、タイトルのようにロンドンの街を巡回する馬車の上の大きな館の鏡の中に入ると、その人の欲望が目の前に具現化されて、幸福の絶頂に浸れるという妄想の世界をシュールな映像で描いて、奇想天外な映像の連発ですから、この辺でついていけない人も多いと思います(笑

ストーリーとしては、博士がそういう能力を得るために昔悪魔と取り引きした、娘が16才になったら悪魔に引き渡すという約束の期限が近づいてきて、それを避けるためにさまざまな出来事が起こるということなんですが、レトロなロンドンの街中の雰囲気、怪しげな出し物、ケバイ装飾と気味悪そうな芸人、妖艶な娘などすべて申し分ありません。


主人公のヒースは自殺をしようとしていた所を偶然娘たちに助けられて娘を悪魔から守るために尽力する男、娘役にはイギリスの世界的モデルで、超優秀な成績でケンブリッジに入ったリリー・コール、その娘を慕う従者の若者に『BOY A』、『プーリン家の姉妹』などで注目のイギリスの若手俳優アンドリュー・ガーフィールド、そして博士役はあのクリストファー・プラマーというキャスティングです。

そこに、さっきの三人が加わるのですから、言うことありません。


テリー・ギリアムらしい人間の深層の欲望とそれをそそのかす悪魔との混沌の世界を、ダリの絵画のような奇妙キテレツな極彩色の映像で表現しているのが、最高にポップでパンクです。


私は、映画はまともなストーリーの話しよりも、一見ワケがわからないけど、人間の内面、ドロドロとした側面に迫るような話しのほうが好きですし、ティム・バートンやピーター・グリーナウェイとか、『パンズ・ラビリンス』の監督なんかのようなトンでる映像表現が大好きですから、まだ充分に理解できていない部分を含めて、BDを買って何度も楽しみたいなって思っています。


と、言うことで、マイ・スコアは、★★★★です。
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“ 言 葉 ”

 2010-02-10
武宮 正樹という方の記事が、「一生懸命 ふまじめ」というタイトルで新聞に載っていました。

私は勝負事、賭け事はまったく興味がないので知りませんが、囲碁棋士・九段とのことで、“宇宙流”、気宇壮大な棋風の58才の方で、趣味は社交ダンスだそうです。

年齢的には、我々団塊世代のすぐ下の方で、面白い時代を生きてきた方だと思います。


宇宙流というネーミングもユニークで、さらに気宇壮大なんて書いてあると、自然と興味深く読んでしまいました。

で、こういう人は好きだなって思った言葉をいくつか紹介したいと思います。


まず一つは、『心配してもしなくても結果は同じ。人生は楽しんだほうが勝ち』だそうです。


いい言葉ですね。私の生き方、心得をそのまんま言いあらわしている気がします。

周りを見てますと、心配性というか余計な気遣いをして、他人の反応を気にしながら生きている方が多いような感じがします。

私みたいに人のことを気にしないのもどうかとは思いますが、人は人、自分は自分ですから、たとえ嫁さんといえども、考え方、想いが一致しないことがあるのは仕方ないですし、それをどうのこうのするっていうようなお節介は嫌いです・・・お互いに。


こういう考え方が、オマエは何事にもクールで冷たすぎると、いつもお袋と言い合いになります。

嫁さんは、もしかすると私以上に好き嫌いがハッキリしていて、覚めている部分がありますので、お互いを尊重していれば問題ないのですが、年寄りはとかく考えが一致しないと納得できないみたいなところがあるのでやっかいですね。


で、横道にそれましたが、私はムダなエネルギーは使いません。

考えても、心配してもしょうがないことは極力考えないようにしています。

なにかを決断するときでも、エイヤーです。

決めたら迷いません。それで間違っていたら自分に運がないのだとあきらめます。

多部ちゃんの『なるようになるさ』と一緒ですね。

この先生の言われるように心配しようがしまいが結果は同じですね。

ホント、心配している時間とエネルギーがあったら、楽しんだほうがいいと思います。

まずい結果になるにしても、そのほうが前向きになれると思います。


次の言葉は、『ピンチそのものよりも、平常心を失うことが危険』ということです。


これも上の言葉と共通します。

スポーツでもよくありますが、ピンチに動揺してしまって、右往左往するということのほうが問題ですね。

ピンチになってしまったことはしょうがないので、そこでいかに冷静になって状況を把握して、次善の策を打つのかが重要ですよね。

こうやって書くのは簡単ですが、いざそういう場面に遭遇するとなかなか冷静にはなれないことはわかります。


多部ちゃんは『つばさ』で、ほとんどNGがなかったようですが、安比奈線の電波調査の場面でNGをした時の悔しがりようはすごかったって書いてありましたが、いまやってる舞台の稽古でも、ミスをする度に自分を厳しく叱咤激励しながらやっているのでしょうね。

それを繰り返すことによって、平常心を失わない思考というものが身についていくのだと思います。


最後の言葉は、『他人を羨むということは、自分をあきらめているということ』だそうです。


これは深い言葉ですね。

つい、他人を羨みたくなることがありますが、まあそういうことなんでしょうね。

羨むぐらいなら、どうして自分もそうしよう、ああなろうと行動を起こさないんだということでしょうね。

これはなかなか難しいと思います。


でも、これも多部ちゃんの仕事、発言なんかを見てると、人のことを羨んだり、気にしたりするよりも、自分のやり方でやっていくんだ。『我、我が道を行く』のだってことですね。


ただ、ふつうの生活を大切にする多部ちゃんだから、結婚して子供ができてっていう普通の幸せを羨むのはしょうがないでしょうね。

でも、あきらめてはいないと思いますよ。家庭と女優という仕事の両立はなかなか難しいとは思いますが・・・、


まだ、若いですから、そちらの方は先々の楽しみということで、多部ちゃんみたいな人でしたら、きっとステキな王子様に出会うだろうと思います。
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“ 吾 場 他 ”

 2010-02-08
最近ドラマが面白くないので、先週いろいろと考えて、今年は積極的に映画を観に行こうと決めました。

映画は年に数回、嫁さんにせっつかれて話題の大型作品を後ろ向きな姿勢で観に行くだけでしたが、そんな気持ちで映画に接するのはいけないなと反省をして、前向きな気持ちで鑑賞しようかなと気持ちを入れ替えました(笑


若い頃は、どちらかって言うとアメリカよりもヨーロッパから中東、アジア、日本まで、ロマンポルノも含めてミニシアターやインディーズっぽい作品を優先して、年間100本ぐらいは映画館で観ていましたから、映画にはかなりハマっていたほうです。

ただ、いまは嫁さんと観にいくことが大前提ですから、まあ比較的メジャーな作品、それも洋画が主になるでしょうね。


ということで、まず観にいったのは、いま世界を席捲しているあの“アバター”です。

まあ、いろんな意味で超話題の作品ですから、へそ曲がりの私でも一応観ないわけにはいかないなって思っていました。

劇場は国内でもそう数はないというI MAX 3Dで観れる劇場でした。

平日の昼だというのに、さすがにたくさんの客がいて、気持ちを前向きに切り替えたこともあり、久しぶりに観る前のワクワク感を感じました。


で、作品ですが、さすがアメリカン・エンターテイメントここにありという感じですね。

まずは3Dというコンセプトがあり、それにふさわしいストーリー、キャラクターという面では死角はないですね。

ジェームス・キャメロン監督がかなり以前からあたためていた企画だそうですが、3Dということになったのは最近のことで、そこから具体的に構築されたのでしょうね。

テーマは普遍的なものですが、人類が侵略しようとしている星がパンドラと名づけられていたりして、アメリカでは、イラク戦争を批判しているのではと騒がれて、それがまた話題を呼んでいるそうです。

キャメロン監督は、次回作で原爆の映画を撮るために、広島と長崎で被爆した人から取材をしていたそうですし、根底にそういう想いはあるのでしょうね。


そういう主張はいまの時代、当然のことですから結構だと思いますが、映画のストーリーとしてはまあ普通です。

映像を楽しめばいい作品だと思います。もちろんそのためにもストーリーが一定のレベルでないといけませんが・・・、最初はちょっと気持ち悪いパンドラの住人ナヴィの造形や、地球上のいろんな動物からインスパイアーして創られたグロテスクなキャラクターたちも、別次元の体験という感じでいいですね。


一番の売りの3Dに関しては、最初はすこし「オッ」と感じましたが、目が疲れるし、なれてくるとどっちでもいいかななんて思っちゃいました。

私は、最先端テクニックとか、ハデな映像とか音響とかっていうのには、あまり関心がないものですから、まあ、感動したとかいうことはないのですが、観ておいて損はしない作品だと思います。


ということで、生意気に自分の好みとしての評価を・・・、

総合的にみて、★★★です。(満点は★5つ)







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“ 多部ちゃんのゆくえ 2 ”

 2010-02-06
2回目は多部ちゃんと同世代と少し上の方です。


これは結構参考になる人がいます。

その一人は、蒼井さん、もう一人が同じ事務所の宮崎さんですね。

どちらも、映画を優先して、たまにドラマ、そして舞台もいとわないという姿勢があらわれています。


まあ、こういう路線でいければ言うことないですが、あと、さらに欲を言えば作品の質でしょうね。

こういう言い方は語弊がありますが、しょうもない、くだらない作品にはでないでほしいということですね。例えば今度のKさんみたいな・・・、

多部ちゃんですから、その辺は心配ないと思いますが・・・、私の願いです。


では、参考に・・・、見にくくてスミマセン


<トゥエンティ> 映画    ドラマ    舞台 アルバム CM ライブ

多部未華子 21 12本(主6) 13(主5)  3       15

宮崎あおい 24 30本(主14) 21(主7)  2       42
蒼井 優  24 32本(主3) 16(主1)  5       29
綾瀬はるか 24 13本(主5) 25(主4)  0       8
上戸 彩  24  6本     31(主16)  0  6   38  4
相武 紗季 24  5本(主2) 31(主10)  1       19
上野 樹里 23 17本(主11) 20(主9)  0       23
石原さとみ 23 10本(主1) 32(主11)  3       11
北川 景子 23 13本(主6)  5(主4)  0        7

長澤まさみ 22 17本(主9) 26(主9)  0      20 
香椎 由宇 22 12本     20      0      14
堀北 真希 21 25本(主10) 32(主16)  0      24
黒木メイサ 21 11本(主3) 14(主4)  9   2   14
新垣 結衣 21  6本(主4) 13(主2)  0  2   16
吉高由里子 21 13本(主1) 22(主2)  0      14
戸田恵梨香 21 13本(主3) 28(主2)  1       30


こちらは、まだ発展途上という方が多いですが、すでにハッキリとした特徴が出てる方もいます。

まあ、見栄えの良さで売れてる人は、ドラマとCMが多いですね。

黒木さん、吉高さん、香椎さんのように若くしてそれなりの個性を発揮させている方もいます。


こうして見ると演技上手と言えるのは、やはり宮崎さん、蒼井さん、上野さんですかね・・・、綾瀬さんはなんかそれとはちょっと違うような、独特の存在ですね。

そういう中にあって、多部ちゃんもすでに、演技上手はもちろんですが、他の人では替えがたい彼女ならではの存在感を放っていると思います。


そういったストロングポイントをさらに深め、かつ別の側面も発掘し、キャパシティのデカイ演者となっていくのに、今度の舞台『農業少女』は、若くて伸び盛りの時のチャレンジだからこそ、計り知れない財産になると思います。

多部ちゃんのいままでの数々の経験をもってしても、簡単にはいかない歯ごたえのある仕事だと思いますので、それを楽しみながらやれるようになることを期待しています。


追記ですが、一昨日のエランドール賞のroute225さんが紹介してくれた記事での多部ちゃんの姿は本当に眩しいですね。

森高千里の“非実力派宣言”じゃないけど、華がないって言う評論家のオジサンに対して、「実力だけじゃなくって、オンナのお色気だってちゃんとあるわよ、見て!!」っていうアピールがひしひしと伝わってきてすごくうれしいです。ヒラタさんの戦略はさすがです。それをちゃんと受け止め、ガンバル多部ちゃんも良し。

私は多部ちゃんのあんな妖艶な姿を直に見ちゃうと、対岸の世界に行って当分戻れなくなりそうですから遠慮しておきますけど・・・(笑
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“ 多部ちゃんのゆくえ ”

 2010-02-04
いよいよ『農業少女』の稽古がはじまったようですね。これから1ヵ月弱、多部ちゃんがまた新鮮な気持ちでハードな仕事にチャレンジして、私たちを楽しませてくれようとしていることを思うと、どんどん期待が高まっていきます。

本当に多部未華子という女優を好きになって良かったと、日々感謝の気持ちでイッパイです。

多部ちゃんが『つばさ』、『不毛地帯』の後に、若干21才で初の舞台でのロングランの公演『農業少女』をやることにしたのは、「我、我が道を行く」女優多部未華子としては、さすがという選択だと思います。

これは、もちろん自分が舞台もやってみたいなって思っても、タイミングよく多部ちゃんにふさわしい企画があるとは限りませんので、野田さんが東京芸術劇場の芸術監督に就任された記念の舞台を企画されたこともラッキーですし、多部ちゃん自身が1年ちょっと前までは、舞台にまったく興味がなかったのに、写真集の撮影のときに突然舞台の魔力を感じたというのも運命というしかないですね。


誰の人生でも、思いがけないフトしたきっかけ、出会いで進む道が見えてくるということがありますが、やはり根底には自分の姿勢、意思がハッキリしていないと、思うような方へ進んでいくことは難しいと思います。


ここで急遽の差込記事です。ちょうど今日発売の文春にUさんのことが書いてあったので、いま立ち読みしてきましたが、そこに『お江』の主役の本命は多部未華子だったので、予想外であったと書いてありました。それ以外にもUさんの天然のことや、共演した子供たちに対してのこと、先輩に対しての対応などが書いてありました。そういったことは予想通りなので、やっぱりって感じなのですが、予想は多部ちゃんって明確に書いてあったので溜飲が下りた気分で、うれしい気持ちで帰ってきました。

多部ちゃんは今年後半からまた1年以上も拘束されるのがイヤだったのでしょうね・・・、リッパリッパと言いたいです(笑


で、脱線しましたが、いまいる数多くの女優の過去の仕事をみて見ることによって、多部ちゃんの今後の女優人生がどうなっていく可能性が高いか、あるいはどうなってほしいか、なにか参考になればと思い、主なアラフォーの先輩から同年代のライバルまで調べてみることにしました。


まずは、アラフォーからアラサーまで (主は主演またはヒロイン 不明もあり)
※縦並びがうまくいかず、見にくくてスミマセン


<サーティーUP> 映画    ドラマ   舞台 アルバム CM

夏川 結衣  41 20本(主3) 35(主10)   0      16   
和久井映見  39 16本     61      0  11   24  
常盤 貴子  37 16本(主11) 41(主21)   4       26
寺島しのぶ  37 20本(主3) 24(主1)  31       3
深津 絵里  37 17本     38(主8)  12   2   22
松嶋奈々子  36  7本(主6) 31(主8)   0      20 
小   雪    33 16本(主2)  28(主4)   1      28


< アラサー >  映画    ドラマ   舞台 アルバム CM ライブ 

菅野 美穂  32 19本(主5) 75(主28)   7   1   30
松 たか子 32 11本     29(主5)  24  14   11  4
仲間由紀恵 30 20本     46(主5)   2   1   35
広末 涼子  29 18本(主13) 46(主26)   6   7   31  1
竹内 結子  29 18本(主14) 25(主12)   0       30
柴咲 コウ  28 26本(主16) 28(主9)   0   7   18  3
深田 恭子  27 12本(主4) 51(主32)  0  4   14


ざっと、こんな感じですが、こうやって調べてみて、その人の得手不得手が見えてきて興味深いですね。


で、強引に大きく分類しますと・・・、

タイプA   映画中心、時々ドラマ   舞台嫌い

タイプB   ドラマ中心、映画時々   舞台嫌い

タイプC   映画中心 時々ドラマ   舞台好き

タイプD   ドラマ中心 時々映画   舞台好き  


これ以外にも、主役かそうでないか、歌手活動やCM多数の方などいろいろといますが、私は多部ちゃんが器用じゃないところが好きですから、あくまでも女優業を生業としてがんばってもらいたいので、役者としてどうやっていってほしいかということで、自分の希望を考えました。

で、私としては、“タイプC”がいいですね。


この中でいうと、深津さん、菅野さんに近いですかね。

菅野さんは『奇跡の人』が評価が高かったので、もっと舞台をやってるのかなって思っていましたが、それ以来10年間やっていないですね。やっぱり舞台は大変で、映像の仕事があったら、それのがいいのかなって思ってしまいます。

少なくとも、映像の仕事を断ってまでして、舞台を優先させるってことは舞台育ちの人は別にして、あまりしないのでしょうね。

広末さんもタイプCに近いですが、もともとの雰囲気が違いますね。

まあ、私が以前から好きな深津さんが近いかな、いまも舞台でがんばっているし、謙虚で、つかみどころがない存在感もいいです。 


でも、『我、我が道を行く』女優、多部未華子ですから、先輩のことは関係なく、守りに入らずその時の自分の直感に従って、刺激的な仕事をしていってほしいと思います。


次回は、多部ちゃんの同世代と20代半ばの方との比較を


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“ 冬ドラ ~ 不作地帯 ”

 2010-02-03
この冬のドラマが出揃いました。

表題にもあるように、見事な不作です(笑

予算がないということかもしれませんが、アイディアも枯渇しているっていう感じです。

日本のいまの閉塞した状況が作品づくりにも影響しているのでしょうね・・・、無難な役者を使って無難なお話をっていう・・・。

それにしても続編が3本もあったり、2時間ドラマが連続ドラマになったり、手堅く率を取りたいという守りの姿勢で、刺激がありません。


私は、よほどでないと続編は観ませんので、今回の3本もパスですが、一応月9なんで『コード・ブルー』の初回だけは観ましたが、1回目に数回観てやめたのと何も変わらず、チマチマした話しで、出演者も頼りなくて、やはり続けて観る気にはなりませんでした。


ここでは、特に取り上げませんが、引き続きの『不毛地帯』は、先週の久しぶりの多部ちゃんも良かったですが、話しのほうも里井副社長の熱演もあって、興味深く観れていますし、『龍馬伝』も弥太郎の存在をうまく使いながらセピア調の映像と大胆な演出で、いまのところ龍馬をヒーローヒーローって感じで描いてなくて、先行きが楽しみなドラマになっています。Kさんは合っていないと思っていますが・・・、


不作な冬ドラの中で、ストーリーのレベルは高くないですが、まあまあなのは、菅野さんの『曲げられない女』ぐらいです。

これはいま絶好調の菅野さんの魅力によるところが大ですが、彼女は『坂の上の雲』の律役も良かったですし、アラサーであれだけみずみずしい演技ができるのはスバラシイですね。


暮れから新春にかけては、菅野さんと香川さんの役者魂に圧倒されている気がします(笑

いつか、多部ちゃんもあんなふうにならないかな・・・、


あとは、宅間さん脚本の『君たちに明日はない』は手堅い仕事ですが、あまり盛り上がりはないですね。
桂子ちゃんはまたNHKで使ってもらえて良かったねってとこです。

見続けるかどうか当落線上なのが、『まっすぐな男』、『特上カバチ!!』、『左目探偵EYE』です。

全部ストーリーがいまいちですね。

それと、佐藤さん、桜井さん、山田さん、横山さんといった役者の個性がもうひとつはじけてない感じがします。

その中で、『特上カバチ!!』の桂子ちゃんのホステス役は意外性があってグッドですが、3回目をもって嫁さんストップがかかりました、って私も同意見ですが・・・、ストーリーがつまらない、説明がウザイ、相手役のHさんは連ドラデビューからかなり見ていますが、いいと思ったことが一度もなくできれば見たくないなどなど、ということでストップ決定です。


最後にもう1本観てるのが、『木下部長とボク』です。

いまをときめく板尾創路さんの主演ですね。

脱力系の超ユル~イお話しですが、これがなんか哀愁を漂わせていいのです。

バブルのころはあれに近い上司がいたなって感じで、いまのセチガライ時代になんかホッとするというのか、これも賛否両論というより、非が圧倒的に多いでしょうし、最悪の視聴率になると思いますが、深夜枠ですからこういうおバカな作品があってもいいのではということで、結構気に入って観ています。


秋ドラは、終わり方はともかく、久しぶりにワクワクさせられた『JIN~仁~』や、私は気に入っていた『小公女セイラ』、吉高さんの『東京DOGS』などがあっただけに、この冬の落ち込みの落差は大きく、あらためて『つばさ』のチャレンジのすごさを思い知らされ、いまだに休憩時間中に『つばさ』のDVDを繰り返し楽しんで、新しい発見に感動している毎日です。


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“ ラジオぽてと 2010 ”

 2010-02-01

真瀬「お~い 丸山 もうすぐ『川越のお天気』の本番だぞ!!」

伸子「は~い わかってますよ でも今日つばさちゃんが帰ってくる日ですよね 間にあえばつばさちゃんにやってもらうといいかなって思ってたんですけどね」

真「そうか 玉木つばさはどうしてるのかって声が多いからな でも今日つばさは来るのか~」

伸「朝帰ったらすぐ来るって行く前に言ってましたよ こないだもトメさんが つばさちゃんの声が聴けないから寂しいって・・・」

真「そうか じゃ 朝は丸山がやるとしても午後はつばさにやってもらうか」


二郎「おっはよ~ 元気ですか」

真「おう 二郎 どうしたんだ こんな早い時間に」

二「え~ 今日は久しぶりに私の川越グルメレポートをやるって言われたじゃないですか」

真「そうだっけ そんな企画あったっけ な~んて わかっとるわ でもあれは昼過ぎだろ~」

ニ「へ へ へっ つばさちゃんはまだ来てないの」

伸「まだよ~ 家のほうでいろいろとつもる話しがあるんじゃない なんせアメリカですからねアメリカ 私も行きたいな それにもうすぐにお芝居の稽古もはじまるみたいだし」

ニ「えっ つばさちゃんアメリカ行ったの いいなあ~ で お芝居ってなに」

伸「前にベッカムさんの番組出たでしょう あの時のトークを聴いていた有名な劇作家が話す内容とか声とか今どき珍しく初々しい感じでいいって思って目をつけてたらしいのよ」

真「みちるを通じて話があったんだわ 公演中はみちるが代打でぽてとのほうはフォローするっていうから
本人さえOKならいいって言っておいたんだけどね でもまさかやるって言うとは思わなかったな つばさもずいぶん積極的になったもんだな~って思ってな 芝居なんて『婦系図』でちょこっとやったぐらいだからなあ」

ニ「そうなんですか つばさちゃん すごいですね このまま行くと 川越のイモじゃない・・・オカンじゃなくて 国民的ヒロインになっちゃいますね 日本中の人と人とをつなげるつもりですかね つばさちゃんならそれもあり得るか」


隼人「おっはよう 二郎さん あい変らずビッグですね」

ニ「なにを言ってるんだ隼人 久しぶりに会って・・・ あっ 優花ちゃんおはよう」

優花「おはよう 二郎」

ニ「おいおい まだ呼び捨てかよう~」

隼「へ へ ベッカムさんとまた一緒にやるようになってうまいモノばっか食べてるんでしょう あまり喰いすぎないようにね」

ニ「こらっ こっち来い」

隼「いやだよ~ ほら優花ちゃんいくぞ いってきま~す」

優「二郎 いってきま~す」


隼「あっ つばさちゃんだ お帰り」

つばさ「あ 隼人くん 優花ちゃん おはよう どうしたの慌てて・・・」

隼「な なんでもないよ いってきま~す」

優「ちゅばさ~ おはよう~ あとでね」 


伸「あれ つばさちゃん おはよう 早いわね~」

つ「あっ おはようございます 川越のお天気があるからゆっくりしてちゃいけないと思って・・・ あれ~ 二郎さん どうしたの」

ニ「つばさちゃん 久しぶり 今朝旅行から帰ってきたんだって アメリカだって・・・」

つ「あ あの~ おかげさまですっごく楽しかったです 『つばさ』完走のご褒美で スミマセン いい取材ができました ありがとうございました」

伸「さっそく つばさちゃんのロス・グルメレポートなんて やってもらわなくっちゃ~ね」

つ「あ そうですね ディズニーランドとか・・・」

真「本場のデズニーかぁ いいな~ 行きたいけど優花がまだ小さいからな~ モッタイないなぁ 東京でもいけないのに・・・ それじゃオマエ朝の天気やってくれるか」

つ「ええ もちろんです それと来週から 池袋のほうでお芝居の稽古がはじまりますのでご迷惑をお掛けしてすみません」


真「そうか すぐだな~ みちるは知ってるのか」

つ「もちろん ご存知ですよ 真瀬さんのそばで仕事ができるから楽しみにしてるみたいですよ」

真「なにを言っとるのだ ちょっと会っていないだけじゃないか なあ丸山」

伸「えっ え~ そうですかね 私は真瀬さんの事情には詳しくないんで・・・ まだ結婚しないんですか」

真「いまはそれどころじゃないわ 狭山のほうも熊谷の方もコミュニティFM立ち上げたいから手助けしてくれって大忙しなんだから」

つ「え~ 熊谷もですか ちょっと遠いけどすごいですね 真瀬さんが言っていたコミュニティFMの全国の輪も夢じゃないですね ぽてとのほうももうすぐできる観光物産館とタイアップして、サテライトや地域のつながりを積極的にやろうっていう話しだし ワクワクしてきますね」

 

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