“ デカワンコ ちょっとだけリターンズ ”

 2011-04-30
「トレボーン サンソンコーン パリ!」

今日のワンコはとびっきりカワイイ!!


今回は、DSMをやるってことの発表と、カワイイ多部ちゃんを見せることに徹してましたね。


それにしても多部ちゃんがフレンチをしゃべるなんて、ステキすぎます。

日本語みたいなフレンチでしたけど・・・、ドンマイ、ドンマイ。なんせ急なことですから(笑


予想どおり、容貌の変化ネタから入りました。

そして、内輪ネタもタップリ。


足を引っ張り合う13係の名場面集も・・・、

そうは言っても13係の誰も外すことは出来ないし、ミッハイルも決められないですよね。


伴さんの苦しみがよくわかります(笑


一応わずかに逮捕劇も入ってましたが・・・、


そして、なんちゃってパリから一転・・・、JR上野駅。

ヤッパリ!! これがデカワンコだ(笑


いずれにしても、モテモテのワンコはソーキュートでした!!

それだけでも満足ですが、カメラ目線で話もしてくれたし、カッコウも春らしくてよかった。


謎のDSMの意味がわかったことで、時期はわかりませんが、連ドラのパート2かスペシャルか、またワンコが観れることが決まったようでうれしいですね。

ガラさんも、ホームズエージェンシーで参加させてくれって、思いっきりネタばれ言っちゃてるし・・・(笑


今回はよくわずかな準備期間で帰ってきてくれたと思いますが、これも大勢のワンコファンの熱い声援があったればこそということで、願えば叶うというすばらしいハプニングでしたね。


これも、すべて多部ちゃんが“持ってる”ってことでしょう(笑



タグ :

“ ギャラクシー賞月間賞受賞!! ”

 2011-04-30
なんと、今日帰ってくるというタイミングにあわせるかのように、『デカワンコ』がギャラクシー賞の3月度月間賞に選ばれました。

おめでとう ワンコ!!

おめでとう 多部ちゃん!!


初主演のドラマがいきなり賞を獲るなんて、やっぱ多部ちゃん、持ってるね(笑


私は、ギャラクシー賞というのは、名前は聞いたことがあるかなってぐらいで詳しくはないのですが、専門の選ばれた方で構成する放送批評懇談会というところが、TV、ラジオ、CM、報道の4部門で優秀と思われる作品を選ぶのだそうです。

毎年、4月から翌年3月までの月間賞を選出し、5月に年間の大賞、優秀賞などを決定するそうです。


で、月間賞をざっと見てみましたが、わりと硬派の番組が多く選ばれていますね。ヤッパリ!!

3月度は少なくて、ワンコとクローズアップ現代の特集番組だけでした。


そして、この1年間に月間賞に選ばれた民放の連続ドラマはっていうと、

『Q10』、『フリーター、家を買う』、『モテキ』、『Mother』、そして『デカワンコ』のなんと5作品のみです。


これは、やっぱり凄いことですね。

私は、この中で『MOther』だけは以前書いたような理由で観てませんが、それ以外は楽しんで観た作品ばかりです。


この賞は、一般の人が選ぶ、高視聴率を獲った人気作品とは違い、プロが選んだある意味、チャレンジングで、クオリティの高い作品を選ぶという点で、ワンコのような作品にとっては価値がありますね。

一見、お遊び満載で、バカにされがちな作品なのに、実に愉快で、痛快な作品に仕上げた制作陣とスタッフ、そしてなんといってもチームワーク抜群のキャスト全員の勝利ってことですね。


でもくどいようですが、それも多部ちゃんの快演があったからこそだと思います。


それにしても、シリアスな『Mother』と、コミカルな『デカワンコ』の両方で、月間賞を獲った次屋プロデューサーに拍手!!!


さあ、いよいよ今夜です。今日は遅番なので、10時ごろに帰って、録画を観ながら必死で書きたいと思っています(笑
タグ :

“ 鈴木先生 ”

 2011-04-29
また、ドラマの話です。

今度は、テレ東が作っているドラマ、『鈴木先生』です。


テレ東のドラマは、『モリのアサガオ』が硬派の作品でなかなか良かったのですが、先回の斉藤工さんがやった医者のドラマも評判は悪くなかったですね。私は観ていませんが・・・、

そして、今回は主演の長谷川博巳さんがヒラタオフィスということで、どんな人かちょっと観てみようかなと思いました。


長谷川さんは、NHKの話題作『セカンドバージン』で鈴木さんの相手役をやり注目されたようで、初主演ということですね。

宮崎さんと多部ちゃんを育てて、すっかり演技派俳優を育てるのがうまい事務所として名を成してきたヒラタが、満を持してプッシュする男優という位置づけですかね。


長谷川さんは、文学座をやめて映像界に入ってきたというだけあって、もう30台半ばですが、芝居も落ち着いていますし、かもし出す雰囲気も悪くないですね。

共演者も、臼田さん、山口さん、富田さん、田畑さん、でんでんさん、それに多数の生徒役など役者を見る楽しみもあります。


で、初回の話しはというと、これが以外に面白かったです。

テレ東のドラマはどうあがいても視聴率は高くはならないわけで、作るほうも視聴者受けとか気にしないで、原作を大切に初志を貫こうとしている感じがします。


第1話は、中2の男子生徒が、小4の女の子と合意の上でやっちゃったという話しですから、ちょっとビックリなんですが、教師と本人と親も交えて、真摯にこの問題に対応する論議の過程が丁寧に描いてあるところは好感が持てました。

特に長谷川さん演じる鈴木先生の既成概念にとらわれず、公平に物事についてジャッジする姿が新鮮でした。


演出は、『モテキ』に似たテイストを感じますので、同じスタッフが手がけているのかなぁと勝ってに思っています。

あのドラマはぶっ飛んでいて、なかなか良かったですから、この作品も結構いい線行くかもってことですね。


これも、しばらくフォローしてみようと思っています。



それから、新たに『リバウンド』を観ました。

まあ、話しは宣伝されていたとおり、ダイエットしたのに、リバウンドしてしまうというコメディなんですが、相武さんの特殊メイクは驚きの出来の良さですね。全く本人とはわかりませんw

それだけでも、一見の価値はあるかも・・・、っていうぐらいが見どころかな。

嫁さんが、もう1回観てみても・・・、っていうので、即削除にはなりませんでした(笑


あと残りは、遅れたおかげで『デカワンコ リターンズ』が観れる、ヤスコのあにきの『高校生レストラン』だけですね。



タグ :

“ 便りはないけれど ”

 2011-04-28
タベシャが1ヵ月以上更新されてません。

前回の更新は、3・11の直後でしたね。


それ以降、世の中の状況がどんどん変わっていってるので、ひとりの芸能人として、書きたいことも書きにくい感じもあると思いますが、もともと多部ちゃんはタベシャでファンに対してリップサービスをするとか、日常のことを報告するとかいう気はない人ですね。

それが多部ちゃんらしくて、私は好きです。


たぶん、多部ちゃんの考えは、ブログで語ることはファンへのサービスとかではなく、自分にとっての記録とか、自分の意思表示というようなことなんじゃないかなって感じます。

一方通行ですしね。


アメバなどで、芸能人がやってるブログをたまに見ると、日常のこと細かいことやお願いを書いて、それに対して多くのファンが反応したり、激励したりっていうのが多いですね。

だから、それはある意味、販促活動の手段のひとつになっています。


多部ちゃんの場合は、まったくそういう要素はありませんね。

それは、本人も事務所も、基本販促的な考えはこれっぽっちもなくて、本人の意思にまかせているっていう感じがします。


まあ、はじめの頃のことは知りませんが、多部ちゃんがこれだけいい仕事をし、ビッグになれば、もう本人の自由なのは当然ですね。

最近は、タベシャで書いたことや絵がおもしろおかしくネット記事になったりもしますから、あまりプライベートの微妙なことも書けないですしね。


基本、多部ちゃんのスタンスはハッキリしていて、あたしゃ女優だから、その仕事をしっかりやることが大切であって、それ以外のことはどっちでもいい、ということだろうと思います。

なんか私の考えを述べちゃってるみたいですが、私はいつも多部ちゃんにはそうあって欲しいと願っています。


例えれば、あの偉大なイチローなんかと同じですね。

言葉で言うことは特にないですから、仕事っぷりを見てください。


ってね。

本物の仕事人は、それでいいのです。


また、それがファンの心をくすぐりますしねw


ですから、便りはなくても、次から次へといい仕事をしてくれるのが、一番いい便りです(笑




タグ :

“ アスコーマーチ ”

 2011-04-27
ごう最近注目の武井咲さんの初主演ドラマ『アスコーマーチ』を観ました。

以前も月9がらみで書きましたが、武井さんにはあい変らず興味はないのですが、初主演だし、一応初回だけは観てみようと録画をしました。


で、これが期待をしていなかったのですが、なかなか面白そうですw

23時台のドラマだからノビノビと作ってる感じがしますし、同じ23時台でイキイキと輝いていた『モップガール』の北川さんのように、武井さんがハジケル可能性があるかもって思いました。

もうちょっと観てみないとわかりませんが、設定がヤワじゃないのが気に入りました。


受験に失敗して、やむを得ず工業高校に入ることになった主人公が、全校でも数人、クラスで女子ひとりだけという状態で、イヤイヤの工業実習で頭からオイルをかぶったり、雨の中ずぶ濡れになったり、体育の授業だというと教室で周りの男子がその場で一斉に服を脱ぎ始めたりと、とことん武井さんをいじってるのがなかなかいいです。

お姫様みたいな女子をイケメンがとり合うみたいな話はよくあって、そういうのは好きじゃないですが、やむ得ない理由でいやいや入学し、周りの男子を軽蔑しているキレイな優等生がどう変わっていくのか、おおよそ先は読めるのですが、どこまで主役を汚すのか、あるいは周りとの刺激的なトラブルはなど、興味があるのでもう少し観てみようかなって思っています。


男子生徒には、結構気になる人が出ています。

賀来くん、松阪くん、永山くん、石田くん、金井くん、その他にもいました。


それと、私がちょっと前に書いた気になる子、剛力彩芽ちゃんがまたしても出ています。

しかも、先期の月9と同じく武井さんと絡む、数少ない女子高生役としてです。


初回は、ほんの少し出てきましたが、変らぬベリーショートのヘアで、今度はこないだの月9とは違ってちょっとイジワルそうな雰囲気で、楽しみです(笑


今期の連ドラは、あと数作を除いてほとんどスタートしましたが、現時点で、1~2回観たけどドロップ決定なのは以下の作品です。

私は基本2時間ドラマやシリーズで続いているドラマは観ませんので、ハナから観てない作品もあります。

『名前をなくした女神』 
『グッドライフ』
『遺留捜査』
『ハガネの女』
『マルモのおきて』


何が気に入らないかは、いちいち書きませんが、芦田ちゃんとはやっぱり相性が悪いようです(笑

あとは、『幸せになろうよ』も面白くないので、微妙なところですね。


録画した映画や舞台やサッカーなどがどんどん溜まっていきますので、少しでも連ドラは減らしたいのですが、『JIN』以外あまりこれというのがない今期でも5~6本は残る可能性がありますね(笑



タグ :

“ 真夜中からとびうつれ ”

 2011-04-26
観ました、観ましたよ。昨夜から5回も(笑

いや~ こういう作品、好きですねぇ。


セリフは、「えいが、映画、えいが」ぐらい・・・、

ほとんど、表情と体の動きで見せている。


もちろん、ショートにカットして、よりピュアな雰囲気になった多部ちゃんにも惹かれますが、なんと言っても軽やかな動きと彼女独特の無表情と笑顔がいいですね。


お話は、映画へのトリビュートかなって感じがしますが、現実と映像の中の世界が入り組んで、不思議な気持ちのよい雰囲気を醸し出していると思います。

『ウルトラミラクルラブストーリー』の横浜聡子監督らしい楽しげな小品ですね。


あの美声がわずかしか聴けなくても、多部ちゃんならではの存在感に溢れていて、この作品も多部ちゃんによって活かされていますね。


そして、短いなかにも好きなシーンがいっぱいあります。


まずは、多部ちゃんの右目のアップがたびたび見られますが、これがピュア!!

次が、映写機を担いで、笑顔で男と一緒に、「ホホホ、ハハハ」と笑うシーン。

映写機をかばって、撃たれてしまい、再び目を開けるときの表情。


それから一番好きなのが、しけモクを拾って吸いながら、焼けてしまったフィルムをさわっているシーン。

多部ちゃんがタバコを吸う日が来るとは・・・、こういう作品ならではですね。

なかなかいい味が出ていて、よかったです。

もう、これで悪い女もやれるかな・・・、って、ちょっと違うか(笑


そして、ラストの映写機はないけれど、鐘を鳴らしていくシーンです。


短い作品ですが、作品の持つテイストといい、最近の多部ちゃんの中では、見た目も、演技もまた新たな可能性を感じさせてくれる大切な作品です。


メジャーな仕事だけじゃなく、こういうインディーズっぽい作品にも、前向きに面白がって取り組む多部ちゃんがステキ過ぎますね。


タグ :

“ 嶋倉梵丸 ”

 2011-04-25
これ、なんだかわかりますか?

地元の方なら、すぐにわかるかも・・・、ですw


そうです。

一昨日のプロ野球の試合で、あるチームの出場していた選手4人の名前です。

そう聞けば、ちょっと関心のある方ならわかりますね。


私があまり興味のないセ・リーグの中でも、一番関心を持ってるチーム、広島カープの選手の名前です。


以前から、カープには活躍する選手で、一文字の苗字の選手が多いなぁって気になっていたのですが、調べてみたら、他にもコーチを含めて4人の一文字苗字の人がいました。

それは、高林申迎と言います(笑


一文字苗字は一部の人を除いては珍しい名前が多いですね。


珍しいと言えば、“多部”もずいぶん珍しい苗字のようです。

多部ちゃんのおじいちゃん、おばあちゃんがいる和歌山のほうにしかないとか、詳しくは知りませんが・・・、気になる方は自分で調べてみてください。


って、いま調べました(笑

私の苗字はどこにでもある名前で、全国で7番目なんですが、多部はなんと18347番目なんですね。

世帯件数はわかりませんが・・・、ちなみに、田部は1600番台でした。


話を戻して、いまのチームの中に一文字苗字の人が8人もいるというのは、調べてないですが、多分非常にレアなことですよね。

それがどうしたの、って言われそうですが、ホント、そうですね(笑


でも、なんか球団の方針で、一文字苗字の選手で有望な選手がいたら優先して獲ろうっていうような考えがあるように思えてしょうがないのです。

なんでそんなことするのって聞かれても困るんですけど、こうやって気になってしょうがない人間も出てくるんですからね。

一文字って、苗字でも名前でもなんとなくカッコよく見えるし、みたいな。


だからってわけじゃないですが、私は息子二人に、烈、昂という一文字の名前をつけました。

読み方がお判りになる方はいますか(笑


今年カープは順調な滑り出しで、投手でいい若手が出てきていますし、長丁場はキツイかもしれませんが、なんとかCSを目指してガンバってほしいものですね。


そして、勝った翌日の新聞の出場選手欄に、5人も6人も一文字苗字の選手の名前が並ぶとカッコいいだろうなって、しょうもないことを期待しています(笑



タグ :

“ 吉田里琴ちゃん ”

 2011-04-24
この人の名前はご存知ですか?


そうです。

子役の女の子ですね。


つい最近『ハガネの女』初回の試し見をしていて、クラスの中でつっぱっていて印象に残る子が、どっかで見た子だなぁと気になってしょがなくなりウキしました。

そうしたら、多部ちゃんと2回共演していて、そうかあの子か、って驚いたわけです。


オッサンは5・6年経ってもあまり変わらないですが、子役の子は成長しますね。

当然か・・・w


で、最初に共演したのは、『対岸の彼女』。

冒頭に出てくる夏川さんの娘あかり役ですから、正確には多部ちゃんとは絡んでいないので、共演とは言えないかもしれませんが。


いま11歳ですから、当時は6歳ぐらい。でも面影はありますね。

ちょっと神経質そうな、ぐずってばかりで夏川さんを困らせる印象に残る演技をしています。


次が、『山田太郎ものがたり』です。

これは当然、二宮くんの兄弟ですね。


五子役です。

姉妹のなかでは、ハキハキして目だっていますね。

先々個性的な役で、活躍するかもしれません。


子役といえば、いまをときめくAさんはちょっと苦手です。

大河に出たり、最年少で主演の2時間ドラマが放映されたり、今日から新しい連続ドラマもはじまりましたね。


いまや引く手数多ですが、私は『Mother』の初回を観たときに、嫁さんとともにこの子の演じ過ぎなところやあざとさが気になって、見るのをやめました。

そのドラマでブレークして、いまやすごい状態です。


まあそれだけ私と世間一般の感性が違うということですね(笑


番宣なんかでしゃべるところも見るのですが、あまりにもしっかりし過ぎていて、可愛げがない(笑

欠点が見えなさ過ぎる人には興味がわかないです。


その点、『ヤスケン』で多部ちゃんの子供時代をやり、『デカワンコ』でボスの娘ちえみ役で共演した八木優希ちゃんはいいですね。

冒頭の里琴(りこ)ちゃんとほぼ同じ年ですが、子供らしくて、シリアスもコミカルもいい味を出してると思います。


子役の子は数年経って見たときに、ずいぶん変身しているのが面白いですね。

ワンコの子供時代をやっていた庵原涼香ちゃんも、Aさんの2時間ドラマで存在感を発揮していました。


いい年こいたオッサンは、そんな若い子の成長を見て癒されているのです(笑



ところで、『デカワンコ リターンズ』の撮影は今日も行われているのですね。

しかも、ロケで・・・、昨日が雨だったから、予備日なのかなぁ。

タベワンコがあまりにもカワイくて、イケメンフランス人たちがワサワサ寄ってきてるって、ワケのわからないことをつぶやいています(笑

また、浅草あたりなのかな・・・、とにかく楽しみだなぁ。



タグ :

“ 『デカワンコ ちょっとだけリターンズ』まで1週間 ”

 2011-04-23

ちょっと前に、4月30日に『デカワンコ』番外編をやると発表されて狂喜していましたが、あと1週間に迫ってきました。

伴さんが突然のことで、時間がなく、原稿書きに苦しみながら決定稿をあげたのが、まだ4・5日前。


役者に本が渡って、いつ撮影をするのかなと思っていたら、どうやら昨日クランクインで今日もうアップのようです。

新しい撮影が2/3もあるという話しで、こりゃあと1週間弱で、編集、サウンドエフェクトなど、自主映画並みのタイトな日程での仕上げになるのかなと、シロウト考えでよくやるなって思ってしまいます。


幾多の難局を乗り切ってきた「喰いタン」のスタッフでも、これだけ大変で厳しく、かつやりがいのある仕事はなかったのじゃないでしょうか。


私なんぞは、当分多部ちゃんに会えないだろうと思っていたので、ワンコとその仲間が1時間とはいえ、また帰ってくるだけで大満足なので、内容ウンヌンのハードルは極めて低く考えています(笑

でも、なんてったってデカワンコ・チームのことですから、「決して、穴埋めではありません ワンっ」と言ってるように、楽しいドラマを創ってくれるだろうと期待しています。


それというのも、オフィシャルで語っているように、多くのファンからの絶賛の声と復活希望の声が大きかったのと、キャスト全員のチームワークの良さと、またやりたいなという思いがあったからでしょうね。


それでなければ、急に全員のスケジュールを調整して、2日間とはいえ、セリフを覚えて、がんばるのはなかなか大変ですよね。


番外編予告で、「よく13係全員集まりましたね!」って、多部ちゃんが言っているのが実感でしょうね。


そんなワンコの再来に何をおいても感謝です。



タグ :

“ アキないカワイさ ”

 2011-04-22
多部ちゃんは、写真だと目がきつかったり、表情が硬かったりして、ちょっとって思ってる人も多かったようですが、ワンコのように変幻自在の表情を見せる演技を見ると、あれっ、なんかこの子クセになるな、何がいいのかよくわからないけど、気になってしょうがないなっていう人が増えていますね。

一度そうなったら、もうその人は多部ちゃんにズブズブはまっていく運命なのです(笑


パッと見でなびいたわけじゃないから、見なくなっても忘れたりせず、一時的に他の子に気がとられても、いつも多部ちゃんのことが頭の片隅から離れないという体質になるのですね。

録画したワンコや多部ちゃんの他の作品を味わえば味わうほど、その旨みにハマるという好循環に陥っていくというわけです。


それは、やはり演技における表情や動きといった役者として一番重要であり、観るものにアピールする側面が突出して秀でているからだと思います。

番宣なんかでたまに見るバラエティなんかでは、人がしゃべっているときに、自分の世界に入って、つくり笑顔を見せることもなく、視線もあらぬほうに行ったり、若い女優にあるまじき表情をすることもたびたびで、澄まし顔とか、かわいく見せたいとか、そういう意識はまったくないですね。


それはそういう仕事に対するプライオリティが高くないというか、あくまでも演技をするのが自分の仕事っていう感じがします。

ただ、『君届』の劇場挨拶のようにお客さんの前に出るときは、しっかり自分がすべきことをしているのは当然のことですね。


バラエティなんかで見せる素の表情は、私が多部ちゃん以外で結構好きな吉高さんの天然ぶりほどではないですが、自然児という雰囲気がよく出ていますね。

ワザとらしいのは最悪ですから、自然に出てしまう表情や好き嫌いを包み隠さずそのまんま出してくれるのがいいと思います。


でも、そういうのもあまり慣れてくると面白くないですから、見飽きることがないように、いままでと同様バラエティなどには出来るだけ出ないようにしてほしいと願っています。



タグ :

“ ハートロッカーと第九地区 ”

 2011-04-21
昨年のアカデミー賞で話題になった2作品をWOWOWで続けて観ました。


『ハートロッカー』は作品賞を獲った女性監督の作品です。

一方の『第九地区』はキワモノ扱いで賞は逃がした作品です。


でも、私は『第九地区』のほうがはるかに面白く、現実に対する比喩が効いていて好きですね。


『ハートロッカー』は、イラク戦争が舞台ですが、ドキュメンタリータッチで作品として何が言いたいのかよくわかりません。


最初から最後までひたすら爆弾処理をする兵士が描かれる話です。

緊迫感のある映像はなかなかだとは思いますが、戦争とはそういうものというようなメッセージぐらいしか感じないですね。


映画としてほとんどヤマがなく、なぜアカデミーをとるのか、アメリカの知識層のエクスキューズのような感じがしました。


それに対して『第九地区』は南アフリカが舞台で、宇宙船が飛んできて、難破した宇宙人がエリアを区切って収容され、それがどんどん増えていき、やがて疎ましくなり、人間がその地区を襲撃して宇宙人を殺すという奇想天外ですが、南アフリカやアフリカ全体の実情を連想させるようなストーリーです。

B級っぽく見せておいて、言わんとするところはなかなかスルドイものがあります。


かなりグロテスクな宇宙人になっていますので、それがキモくて受け付けない方にはシンドイ作品だと思います。

でも、よく見てると宇宙人がちょっとコミカルでもあり、人間とのヒューマンな触れ合いもありで、あなどれない作品ですね。


B級テイストですが、なかなか巧みに創られた作品で、『ハートロッカー』よりずっと楽しめました。




タグ :

“ この想い伝われ! ”

 2011-04-20

一見の見栄えのよさやミーハー感覚で好きになる女優やアイドルは、テレビや週刊誌などでの露出も多いし、各種ランキングなどでも上位に入ったりしますから、まあ周りに宣伝する気にもならないし、する必要もないですが、多部ちゃんのように一見普通っぽくって、目立たなくて、女優以外の露出は少ないけど、本業の芝居を見るとスゴイっていう人は、どうしても周りに宣伝したくなっちゃいますね。

私は会社で、特に『つばさ』の頃から、話しやすいヤツや女の子なんかに自分のブログを教えたり、多部未華子という女優の魅力についてさんざん言いふらしてきました。


まあ、60過ぎたオッサンがハタチぐらいの女優に熱を上げて、それを周りに言いふらすというのは、一般的にみたら、いい年こいてって思われたり、冗談半分で若いねぇとか言われたりするわけですが、まあ人がどう思おうが何を言われようが関係ないですね(笑


とにかく、一見ではわからない多部ちゃんの良さを少しでも知ってもらいたいという気持ちが先行しちゃいます。


さすがに、最近は彼女の活躍が目立つようになってきたので、納得してる人も多いと思いますが、一般的には、CMや雑誌の表紙などで露出が多い人が評判がいいと思われ勝ちで、そういう尺度では実際のところ、女優としての実力や業界内での評価というものはわからないですね。

やはり、コンスタントにいい作品にどんな役で出演しているか、というようなことがポイントになりますね。

『農業少女』のような衝撃的な仕事でも、舞台となると一般の人は、ごく一部の方しか知らないわけですし・・・。


まあ、こちらは親心みたいなもので、まだまだ実力相応の評価をされていないのじゃないのかって思っちゃうので、ついつい宣伝したくなっちゃうのは変わらないですねw

先日も、入社2年目のハタチ前の女性に、ワンコ観てって宣伝したら、一瞬変な顔をされました(笑


でも、やっぱ、多部ちゃんみたいな本物の実力、特異な存在の人を見てると、ほっては置けないんですね。


いい年こいたオヤジに言われて、引く人もいると思いますが、この想いを伝えなくてはいけないと思わずにはいられない多部ちゃんの存在なのでした。




タグ :

“ 東京物語 ”

 2011-04-19

BSで山田洋二監督が選ぶ日本映画100本というのがはじまりましたね。
関心のある方はご覧になってると思います。

私は古い日本映画がかなり好きで、映画のビデオやDVDを買うということは、多部ちゃんの作品を除いてはほとんどしないのですが、溝口さん、小津さん、成瀬さん、黒澤さんの好きな作品だけは少しずつ持っています。

とはいっても、見直すことはなかなかないですけどね。


その数少ない所有作品のひとつである『東京物語』が、デジタルリマスターされて放映ということで、録画をして観ました。


小津さんの作品では、へそ曲がりの私は『麦秋』のほうが気に入っているのですが、日本映画の代表作であり、各種ランキングではまずNo.1になる作品ですから、見直せばやはりすばらしいですね。


静謐な佇まいのなか、たんたんと紡がれる物語は普遍的なテーマですし、どこにでもいる登場人物のよくある思いがじわっと我が身に迫ってきて、切なくなります。


そしてなんといっても映像がすばらしいです。

その間というか、映像で語るというか、余韻というか、本当に日本の映像芸術の最良の一面ですね。


だから、今回のリマスターはやっぱりありがたいです。

印象に残る一場面、一場面がキレイな画質で観れるのがうれしいですね。


モノクロですから、煙を上げる煙突や走る汽車や蒸気船、都会のビルなどさりげない風景のショットが実に味わいがあります。


当然音質もよくなっていますから、セリフも聴き取りやすいですし、申し分ないですね。


もう何回観ているかわからないほど観ていますが、観始めると最後まで引き込まれるように観てしまうのは今回も変わりませんでしたw




タグ :

“ リアリティ ”

 2011-04-18
昨日は、突然Deep Purplinさんに代打をお願いしました(笑

Deepさんには、いままで多部ちゃんの作品に対する貴重な力作、大作をコメント欄に寄せていただいていますが、コメント欄だとどこに入っているのかわからなくなってしまいますので、新たにカテゴリーを起こして、過去のコメントの改定版や新しい記事をアップしていただけたらと思っています。

カテゴリー名はおまかせしましたが、“DPの戯言”ということになりました。

とても戯言とは思えないレベルの高い文章ですが、Deepさんの視点による多部作品、多部ちゃんについての記事を期待しています(笑


では、今日の記事です。


多部ちゃんの演技で感心するのは、リアリティですね。

それは、デビュー作の『HINOKIO』のときから変わりません。


役を演じるに当たっては、役づくりはしないということですが、常にその役に対して真摯に向きあって、考えて、こうだというものを持って演じているからでしょうね。

だから多部ちゃんは監督や演出家にあらかじめたずねるということは少ないようです。


自分がこうと思った演技をして、何も言われなければOK、何か注文が入れば自分の考えに固執することなくやり直す、という自然体のようですね。

そして、監督や演出家には余計なことは聞かない。


多部ちゃんの考えた演技は、過不足なくリアリティがあって、監督を納得させるのでしょうね。

それも気張って気合を入れるとかいうことではなく、自然体ですから、野球のバッティングと同様でムダに力を入れるのではなく、しなやかにヒットゾーンにもっていってしまうという能力が優れているのだと思います。

まるであのイチローのようにねw


中村監督などとは、撮影中は世間話みたいなことばかりしゃべっていて、演技の話はした記憶がないというほどで、もう監督がこうしてほしいというところが分かってしまうのでしょう。


そんな多部ちゃんも一度ぐらい、園監督のような厳しい方とやるのもいいかもしれないですね。

それでどんな芝居になるのかなんてことも興味があります。


いずれにしてもどんなにふり幅が大きい役をやっても、ごくナチュラルにお芝居をやってしまうので、既存の多部ちゃんのイメージに関係なくリアリティのある、観るものを引き込まずにはおかない演技ができるのだと思います。



タグ :

“ 百子で追う『農業少女』 ”

 2011-04-17
Deep Purplinです。突然どうもすみません。

昨年、池袋に足繁く通い『農業少女』を観ては、自分の瞼に焼きついたものをあとで思い出せるように、百子を追いながらそのときに感じた印象を書き綴ったものをコメントとしてアップしてあったのですが、テンプレートが変わったせいか途中で切れてしまっていて、アップし直しても一定の字数以上入らないようなので、yamarineさんのご好意で、記事としてアップし直しさせていただくことになりました。

今後もたまに書かせていただいたり、過去の大作をアーカイブ的にアップさせていただくことがあるかもしれません。よろしくお願いいたします。


主語がないのは基本的に百子で、多部ちゃんが横たわっている間に進行するシーンや、多部ちゃんと絡みのない他の三人の見所は敢えて落としてます。

WOWOWの放送で映像は手元にあるのですが、私の好きなシーンで多部ちゃんが映っていない場面もありますし、収録日とそれ以外の日で微妙に演技が違うこともあるので、今でも意味はそれなりにあると思いますし、『デカワンコ』以後、多部ちゃんに魅力に虜になった方には、その画像を観るチャンスもなかなかないと思いますので、この画期的な作品の一端に触れていただくことになれば幸いです。


※で始まるカッコ内は目障りかもしれませんが、自分のための備忘録のようなものです。


################################


  2010年 3月25日 初版
  2010年 3月28日 第二版(百子の表情の表現を中心にバージョンアップ)
  2010年 3月29日 第三版(第2版のマイナーバージョンアップ)
  2010年 4月 4日 百子完全版への改訂第一版
  2010年 4月 7日 百子完全版への改訂第二版(一部抜けていた会話を加筆、推敲不十分の第一版を推敲)
  2011年 4月17日 再アップ(冒頭の歌の歌詞を「人魚の唄」のものに訂正など)


『農業少女』2010年版(主演 多部未華子)


※登場人物は皆、手相の線をマジック書き
※小屋とは、この舞台で唯一の大きな舞台装置で、角材で組まれ四面が観音開きの大扉、壁と小窓と梯子、カーテン付、開放になっていてキャスターで移動、回転ができる櫓小屋のようなもの(台の上も演技に使用)
※前後左右の方向は客席から見た向きで統一


【都市農業の会(「都市農業の会」が終わり「都市党」に変わる日)】
・福岡ローカルのCMが流れる中、開演10分前頃からスモークが漂い始め、軽くもやがかかったような舞台に
・CMが流れ続ける中、不意に最前列横の扉から入り、最前列の客に目を細めた笑顔で「お願いしまーす」と都市農業の会のチラシを配り(サイドシートを含めてきっちり11人)、反対側からチラシを配った秘書とA10、A11の客の前に止まって立つ
・ショートカットのカツラの下にロングヘアをしまい込んでいるため、カツラの後頭部側の髪が重力に逆らって垂れずにいるように見え、アンドロイドのような不思議な感じが漂っている
・「ワンッ、ワンッ」の犬の鳴き声を合図にCMソングも止まって舞台に上がる
・目を細めた笑顔で小屋の右手側に立ち、音楽がかかると、左側に立つ秘書と一緒にもやの中、小屋を曳航するように引いてくる(山本と区別のつかない衣装とフードを頭にかけた男が真ん中から小屋を押している)
・小屋の中からは都罪が現われ、舞台中ほどで小屋を止め、そのまま立ち止まる(小屋は秘書ともう一人の男によって再び後方に引かれ、百子はやや前方に残る)
・「はーれー、はーれー、はーれー、はーれー、のどーが渇いたひーとーはー、甘ーい、冷たい清水がー、あーるーよー、歌をー」の甲高い歌声の悲しげな歌(『妖怪人間ベム』第12話「恐怖の黒影島」で唄われた「人魚の唄」であったことが後に判明)が始まると、満面の笑みだが、アンドロイドのように生気のないようにも見える不思議な表情で、歌を口パクしながら、不思議なクネクネ踊り
・音楽を変更することになり、歌が途切れたのに笑顔のクネクネ踊りを続けていると、気が散るから踊りをやめるよう都罪に言われ、ややふくれっ面をして客に背を向け、そのまま数歩、後方に進む
・「都市農業の会」の演説をしていた都罪が背中に両手をかけ「オリャーッ」と、舞台中央側へ米を撒き散らすかのように百子を倒すと、米がこぼれる音ともに仮面ライダー2号の「変身」ポーズのように腕を回して横滑りをしながら、身体を半回転させて顔を客席に向け、舞台中央に目を閉じて横たわる(都罪がめくれたスカートを直し、「このお米が農業少女です」と紹介する。その後、客席から乱入した九州弁の男(山本ヤマモト:ナボコフの『ロリータ』の語り手ハンバート・ハンバートをもじったネーミング)が、ここに横たわる少女の悲しい話を最後まで聞いてくれたら、耳に利子を付けて返すと告げ、天に向かってピストルを撃って、少女の物語が始まる)

【農業駅(2年前)】
・『新世界』第二楽章がかかり、山本と秘書が大袈裟なスローモーションの田植えで舞台右手から左手へ後ずさりして行くあいだに、横たわった百子の顔の下のガラス床からの眩い照明で、横顔が神々しく照らされる中、眠りから覚めるように目を見開いていき、命なきものに命が宿っていくかのように瞳の輝きを増していく(視線の先はA10の観客)
・目を細めた笑顔で「東京の音ば聞いとると~」と語り始め、キッと再び目を大きく見開いてA10の観客を見つめて「あっちは東京?」と指差し、「まだ30分は電車もこんとやろ~」のあともA10の客の顔を目を大きく見開いた笑顔で凝視し続けている(線路に耳を当てている設定だが、黒いテープの線路部分が引かれているのは舞台中央の耳元ではなくもっと舞台の左右と前の方)
・駅員に手を取られて立ち上がってから正面を向き、多部ちゃん独特の緊張感で冒頭の長台詞「この国の西の果てに農業という駅がある。その駅のホームにはいつ立てられたとも知れぬ看板、由美かおるの全身でいっぱいの金鳥の夏が立っている。この村には、そんな看板がいっぱいある。大村昆のオロナミンC、誰だか知らない和服の女のボンカレー、どれもこれも品物は今でも売られているけれど、そんなコマーシャルはもうない。看板はさびれている。ブリキに描かれたその絵は剥がれかかっている。その看板の足元に雑草が生えて、駅のホームとの境を曖昧にしている。」を淡々と(この間、『新世界』がかかる中、背景に稲田を連想させるような照明)
・駅のホームのベンチを表す小屋の縁に座り、ゆっくりと素朴な九州弁で「昨ー日の、おじさんとおとうさんのあの喧嘩はなーんだったんだろう」
・標準語調の早口で、語り役のように「発端は、外国人力士の引退だった」

【百子の家(前日の回想、小屋の縁に座ったままで家の中に座っている設定に)】
・父と伯父の言い争い(引退するモンゴル出身力士が「劇的」かどうか)に細かな表情でリアクション(正面にPサービス)
・言い争う二人への母の「オトナゲのなかね」に、語り役のように「確かに子供じみていたけれど、私は大人の深い怨念を感じた」
・「もっと劇的に生きられた」と言うタクシーの運転手をしながら農業をしている伯父と、それを十分「劇的」と羨む農業を専業とする父のやり取りに、小難しげな表情で「農業は劇的ではない」ノートに書き留める演技
・勉強しても無駄と伯父にノートを取り上げて投げられ、大きく目と口を見開くリアクション、伯父の言葉を繰り返して「農家に生まれたら終り」と諦め気味に
・新聞紙でチャンバラのように叩き合う三人の騒ぎに驚いて困ったようなリアクション
・「百子」とにじり寄る伯父から、「何ね、伯父さん」と言いながら大袈裟にコミカルな動きで小走りをして舞台右手前に逃げ、三人を見る(客席には背を向けている)
・伯父に「好きなことをやれ」と言われ、客席を振り向き「私にはまだ好きなことはない。好きなモノはわからない」と困惑顔、徐々にキッパリと憎々しげに「でも嫌いなモノはわかる。農業だ」、全身を使って「私は農業が嫌いだ!」と大声で叫ぶ

【電車:農業駅(前日の回想が終わり農業駅のホームに時間が戻っている)】
・つまらなさそうな表情で角ばった通学鞄(スポーツ紙がポケットがわり)を持って学校へ行く電車に乗り、ボックス席に座る
・電車に乗ってきた三人のオバチャンたちに、客席前列に届く程度の小声で「おはようございます」と愛想を振りまきながら、自分の座るボックス座席の向かいの席を明るくここ、ここと手で叩いて案内する
・東京なら中学生もする朝の化粧代わりに、三人のオバチャンたちが喋るたびに思いっきり飛ばす唾しぶきを顔にかけられ、そのたびに手で髪を拭い、その手をスカートで拭いては困った表情
・三人のオバチャンの乳首の位置論争(公演中日前後以降からはチ○コねた)でいじられたのに困惑して、素で笑っているかのような演技で苦笑い気味に「あたしもいつか、こうなっていくんだ。まさかここまでにはならないと思うけれども、この5分の1くらいにはなってしまうんだ」、最後は目をつぶるようにして「この5分の1でも、こわい!」と囁き声気味に

【電車:花嫁駅】
・三人のオバチャンが席を立つが、席に座ったまま客席を向き、思い詰めた表情で「農業とは我慢のことだ。ここに住んでいる人はそのことを言わない。でもあたしはそう思う」、徐々にキッパリと「もしもあたしが、このままこの土地で暮らして、テレビの中で見るような世界を知らないままだとしたら、きっとあたしは農業のために何かを我慢するんだ」と強く言い切る(※知ったあとの農業は何かを我慢していないということ?)
・オバチャン三人が降りていくが何食わぬ顔して座席に残り、閉まったドアの向こうから学校のある花嫁駅で降りない百子を降ろそうとして、ドアを開けようとするオバチャン三人の百子を現実に引き戻そうとするかのような手が伸びて来ないようにという感じで、意を決した表情でカバン(のスポーツ紙のポケット)に差してあったピンクのペンをにサッと取るや両手で胸のところにかかえ、竹槍で突くかのように両手を揃えてガツッガツッガツッ(ベタな効果音)と次々に突いて倒し、オバチャンたちの視線から逃れるように背を向けてやや背中を丸めて客席を向き、両手で持ったペンを胸のところで抱え、イタズラっぽくも、まなじりを決して「やったぞ」という表情
・立ったまま「それじゃだめだってわかっているのに、そこで降りてしまう奴がいる。俺はそういう奴らが大嫌いだ!」の啖呵のあと、やや弱く「おじさんも(そう)言っていた」
・座席に座ったままポツリと素朴に「このまま東京に行ってみようかな。のうぎょう、とうきょう、そんなにコトバの響きは変わらないのに、東京は農業から遠い」
・スカートの左ポケットの切符を左手で取り出す演技、切符を見つめる目が輝いていき、『新世界』第二楽章がかかって、スポットライトのなか立ち上がり、切符を持つ左手を高く上げ、こぼれる笑みで「行ってみよう。農業駅の切符を持って東京へ」と叫び、高く掲げた切符を憧れに満ちて見つめる(背後から女がスローモーションで迫ってくる)
・『新世界』第二楽章が盛り上がったところで音楽が突然切れ、正気に戻ると、照明も元に戻り、百子を捕まえんとしていた女も踵を返す。下を向いてしょんぼりと「でもきっとそう思っているだけ、どうせ行くわけがない」

【こときれ駅】
・座席にドスッと座り、こときれ駅に止まる電車のブレーキの空気音に合わせて、下唇を突き出してフッと息をつき、前髪を吹き上げる
・こときれ駅止まりのアナウンスに切符をポケットにしまい、しょんぼりして「当駅どまりだ、反対側のホームへ行って、別の電車に乗れば私は来た方向へ戻る。わたしの気紛れには、終点がある。そのことを知っていたから、私はここまで乗ってこられたんだ」
・三番線への臨時寝台特急雲海入線のアナウンスにハッとして、救世主を見るかのごとくバンビのように目を見開いて瞳を輝かせ、口を大きく開ける
・その表情のままホームに降り、もうもうとスモークを上げて到着した寝台特急(照明の輝きで到着を表す)を憧れに満ちた表情で眺めながら、列車のまわりを動き回る。気分が高揚しているので、両手で持った通学鞄は胸の高さあたりに
・舞台右手前で、列車のかっこよさに痺れて「その電車は、風塵をはいて空中に止まるかのように、威風堂々とその駅へ入ってきた」と力強く、「それはジョバンニが、気づいていたら乗っていたまぶしい銀河鉄道」と気分が高潮
・列車に沿って舞台中央に歩きながら、列車に心を奪われて「傷ひとつない新品のカメラのような胴体」
・客席に背を向け、右手を上に高く、鞄を持った左手を左前方に伸ばして尻を突き出すようにして窓に張り付き「その窓は、あの哀川翔が『おーい、この窓開かねぇのか勝俣ーっ』と言っても開かなかった飛行機の窓と同じ」(哀川翔の口真似は野太い声で)
・窓の中を覗き込むようにして憧れに満ちて「中に見える人たちばかりが輝く窓」
・電車の中の女の「またパチンコやっちまったー、やめられねぇ」と悔いる声も「なにか話をしているけれども外には聞こえない。きっと東京のコトバだからだー!」とクシャクシャの笑顔で(※「声が聞こえない」初出)
・10分間の停車のアナウンス、「こんな電車がここば通っていたとね」と素朴に
・窓を開けた電車の中の女に誘われ、舞台左手前のモニター用のカメラに向かって(舞台右手のモニターに顔が映る)、嬉しさを抑えきれない気持ちを自分に言い聞かせるように「そうね。10分だけね、10分だけならよかよね、ここに座って600秒だけ東京へ行く夢を見よう」と言って電車の中へ

【寝台特急:こときれ駅から広島駅】
・女が「どうぞ」と埃をはらった座席に座り、嬉しそうにしていると、女に唾ペッペッの両手で背中を触られる
・向かいの席の女に「あんた誰ね」と聞くと、東京ドリームガール(百子の心の声を暗示)を名乗り、答えと同時に現われた車掌に無賃乗車を責められ、顔を客席側に向けて無言で困惑
・背後からドリームガールが「600秒たてば、私も夢も東京ドリームガールもこの座席から消えてなくなりますって」と囁く言葉に、目を閉じて「わかった、わかった」と言わんばかりに、両手で横を押さえつけるように小刻みに動かして、車掌に言い訳をしよとすると、電車を降りようとして駆けてきた山本がボックス席に倒れ込んで百子の膝に手をおき、目が合う
・山本が去っても表情を変えずにお澄ましをして、顔だけ客席に向けたままでスポットライトが当たり、いったん去った山本が一目惚れしたのことを表す演出(このあとも使われる妖しい曲調のシャンソンがかかる)
・車掌に切符がなければ駅長室に来て全区間の36倍の運賃を払うように言われて、困って顔をしかめて小さくなっていると、山本が戻ってきて百子を自分の娘だと言う
・「博多くらいでいいのかな」と運賃を払おうとする山本に、東京ドリームガールに背中を叩かれて、とっさに「東京」と答え、聞き返されると、やや意を決して「東京までの切符」
・車掌から東京までの切符を手渡され、切符を大事そうにカバンの(スポーツ紙の)ポケットにそーっと入れる演技(この間、公演前半では山本がサッと2万9千9百円を払っていたが、中日前後以降は、山本が車掌にいちいち払う演技)
・どぎまぎしながら山本を見つめるが、山本と少女ドリームボーイの卑猥な会話は聞こえないという設定のため、「おじさま、無口かね」と九州弁で素朴に(※車掌転じて少女ドリームボーイとなり、東京ドリームガールに腹を突かれて、山本の頭にゲロを浴びせる演技は、心の中のドロドロしたもの(淫らな声)を吐く存在という暗示か)
・素朴に「さっきは切符買ってくれてありがとう」、そっと伺うように「おじさま、東京の人?」
・東京ドリームガールが山本から東京の臭いがすることを示し、「ふだん、なんばしとるとですか?」と東京の人である山本に興味を示す
・毒草の研究をしているという山本に「毒草?」「へえ、綺麗な花の葉っぱに毒の宿っとると?」「例えばどげん花に?」と毒草の話に興味を示す(山本より先に「少女!」に毒が宿っていると答える少女ドリームボーイ)・「スイートピーって、あのかわいい花が?」と目を丸くしてビックリ、ますます興味を示して「信じられんね、他にもあると?」、山本が手品のように出した小さな赤い花に「綺麗(きれ)か花ね」「なんていう花?」
・「エロティシズマズ・ウカレソウ」に東京ドリームガールと声を合わせて一転、顔をしかめて吐き捨てるように「めんどくせー」
・真顔に戻り、山本の「沈んで消えるはずのエロティシズムが」に合わせて顔を下に向け、「沈まないで、浮かび上がって」に合わせて顔を上に向けるコミカルなリアクション
・「どんな時に使うとですか?」に対する「芝居が始まって10分から15分すると、この毒草の効き目が客の耳に幻聴として現われてくる」の山本の講釈(この時点で実際は20分経過)に、訳が分からないという感じで「どんな風に?」
・山本の「役者達は綺麗事の日常の風景をしか演じていない」に、話が具体的になって分かると言わんばかりに明るく首傾げて「電車に乗ってるとかぁ?」と言い、座りなおすようにして姿勢を正す
・山本が窓を開けて買ってくれた駅弁を膝の上に乗せ、ふたを開けて、ニッコリと「おじさん、優しかね」
・両手で大きなおにぎりかサンドイッチを持つようにして食べる演技をしていると、東京ドリームガールに山本はホモだからチャンスと言われ、食べながら気もそぞろに「チャンスって?」と聞き返すと、女の子に手を出さないと言われ、やはり気もそぞろに「だから?」、しばらく東京に泊めてくれと頼めばいいとたきつけられ、慌てて純情丸出しのようにして目を丸くして首を振り「言えん、そげんこと」
・東京ドリームガールに「エロ話だよ、あんたの好きな」とたきつけられるが、表情変えず
・東京ドリームガールが百子の座席を押して、座らせたまま山本のそばに出し、百子の右脚を伸ばして山本のカバンに乗せると、さっきの純情さから一転、山本に顔を寄せ、「おじさま、あたし、どうしよう」「だって東京までの切符ば払ってもらって、どうしたらよか?」とロリ気味な色目を使って誘いをかける(P真正面はA3)
・「やらせろ」とも「うちに泊めてあげる」とも言えない山本に、東京ドリームガールが百子の座席を元の位置に戻すと、山本が荷物を取りたいと百子の座席に立って股間を目の前に持ってくるが、顔を動かさない
・二人とも言えずにいる欲求を言うチャンスだが、声を揃えて「あのう」「やっぱり、言えない」
・広島で降りる山本に「あ、ヤクザしかおらん」

【場面転換の間】
・舞台右手へ向かいながら、他の三人がこれまでにしていたのと同様に、鞄を右下手へアンダーハンドで思いっきり投げ、それまでの純情さのない不機嫌な表情に
・再び妖しい曲調のシャンソンがかかり、百子との出会いと少女が内に秘めた毒について語る山本が映る舞台右手前のモニターにもたれて場内を見回し、お澄まししたり、ニッコリしたりしたあと、ふてくされた啖呵気味に「誰も知らない。15の私が今年の春から、家出を夢見ていたこと、そしてその春に演劇部の先輩と寝たことも。髪の毛を染めていなければ私が何にも染まっていない。大人はそう思っている」
・バレエの基本ポーズのように腿が床と平行になるように脚を上げてえび茶色の靴を脱ぎ捨て(Pサービス)、その下に現われるのは、白地に毒を暗示する派手な柄の靴

【原宿の路上】
・歩きながら(少女の)携帯で不機嫌そうに親と話し、小屋の柱にもたれると、百子を見つけた山本と目が合い、ニッコリして「あら、おじさまあ」、少女に誰かと問われ、ニッコリ顔で「東京に出てくる時」に続けて冷たく「金くれた人」
・舞台左手前に歩きながら、再び顔をしかめてウンザリしながら携帯で親に「わかっとるね。心配せんでよか。東京でちゃんとしとるけん。捜さんでよかよ」、舞台左手前に立ち止まり、冷たく「捜したら死ぬよ」と言うや、ニッコリとして「しっかりした人の学校にも行かせてくれるとよ」と言い、隣の山本に「はい」と携帯を渡して笑顔で山本の腕に絡みつき、山本に身元引受人と親に言わせると、携帯をサッと取り上げて切り、笑顔で「ありがてぇ」と言い、小屋の縁に座る少女に携帯を返す
・小屋の縁にTwitter男と虎の顔の帽子をかぶった少女と三人並んで座って、山本の「大胆ね」に、ドライに「そうでも、なくなくなーい?」
・山本に責められるTwitter男の「蟻はね!」に、少女と二人で顔を見合わせ、機械仕掛けの人形のように動作を揃えて両腕を「元気!」みたいな感じで肘を曲げて身体を曲げ、ニッっと微笑んで一緒に動き出し、働き蟻のように嬉々として次のシーンのために二人で小屋を回す(この間、モニターに映し出された芸術監督という種類の蟻の野田さんが7月の舞台の脚本をまだ書けていないのにさぼっているというネタ)
・Twitter男と少女に絡む山本を追っ払うように舞台右手前へ仲間三人で寄っていきながら、女の「早く消えて、金ちょうだい」に合わせて、不機嫌そうに腕で向こうを指したあと、両手を合わせてお願いのポーズ(「金ちょうだい」は江本さんの借金ネタらしい)
・他の三人がもみ合っているうちに冒頭の山本が乱入してもみ合うシーンと区別がつかなくなっていくと、舞台右手前から舞台中央のガラス床の左を回って小屋の前へ歩いて行き、「ヤーッ」の掛け声とともに跳び上がり、両足を揃えて着地すると、そのまま身体を伸ばして舞台中央に横たわる

【冒頭の都市農業の会のシーンに戻る】
・横たわったまま(百子の父を名乗るピストルを持った九州弁の男が小屋の上に登り、その剣幕に押されて都罪が百子との出会いを語ることに。途中、宇宙人の人形が大きな釜のふたの裏側に付いて落ちてくる。天井には、そのふたが取れたかのように見える大きな釜が最初から逆さ吊りになっている)

【東京駅到着時に時間が戻る】
・パチンコ屋でかかるような派手な音楽の中、「東京、東京」のアナウンス、ドリームガールに起こされ、はしゃぐように舞台を走り回って「東京よ」(時間は原宿のシーンよりも戻っているが、靴は(時間的にはこのあと原宿で買ったはずの?)白地の派手な柄のまま)
・明るく「ねえ、東京ドリームガール、もう東京はあたしのドリームじゃないのに、なんであんた消えんと?」と一瞬いぶかしがるが、東京ドリームガールが急に怪しい江戸弁になり、「いつの間に江戸弁ば喋るようになったと?」と聞くと、「駅の中に駅がある」とはぐらかされる
・舞台右手から左手へと東京ドリームガールと並んで動く歩道(電車の座席に使ったパイプ椅子を固定しているキャスター付きの台に立ち、左手をパイプ椅子の背もたれに後ろ手にして身体を支え、椅子を押してもらって前進しながら、手すりのベルトに置いた右手が前から後ろに動いていく演技)に乗って上を見上げると、動く歩道、大きな建物にすっかり心を奪われてしまい、ウキウキして「見て!すごかよ、ほら歩かんでも道の動く。建物が頭の上にあるから、影がどんどん動くね」「田舎ではいつも、影は自分の足元にあるだけなのに、東京では影が上から人ば呑みこむ。そのうえ勝手に影が動くとよ」と建物を見上げる
・軽く跳んで片脚でドンと着地してホームに出たことを表す演出、東京ドリームガールに行き先を聞かれ「まず...靴ば買う、原宿で」と一瞬悩んだように見えたあと、「原宿で」はハッキリやや早口で(※原宿を目指したのは、東京に着くまでの間に働かせてくれるおっちゃんに会える場所と聞いていたから?)
・東京ドリームガールにどの電車に乗るか聞かれ「しらあん」、人に聞くように言われ、頑なに「聞かん」

【東京駅から電車に乗って原宿へ】
・軽く跳んで片脚でドンと着地して電車に乗ったことを表す演出、東京ドリームガールに強情と言われ、「ばれるたい、農家の出がばれたら終わりてよ、東京では」とこわばる
・東京ドリームガールに帽子を被って聞いたらいいと言われ、エラそうにバカっぽいことを大真面目で「ばっかじゃなかと。帽子を被ったら、農家の出ってすぐばれるとよ。春先に東京で似合わん帽子を被ってるもんのおったら、みんな農家の出たい」
・東京ドリームガールにそれでも聞くように言われ「東京の靴を履いて、帽子を被らんでおれば農家はばれん」とこわばり、「でも、コトバの喋ったら、わかってしまう、あたしの農家が。だから、誰にもなにも聞かん」と頑な、一転ニッコリして「あたし、いつも東京の音ば聞いとったからわかる、わが線路ば行くと」
・満員電車になり軽く突き飛ばされるが、吊革を放さずに腰を落として両脚をしっかり踏ん張って、寄ってくる男に困りながらも負けじと身体をぶつけ合い、一生懸命に「東京は人間関係の緊密じゃなか言うけど、これかなり濃くなかね。人間の肌のこんなソバによりそって、みんなすましとるばい」「愛情がないのにこんなに肌が触れ合ってよかとやろか」と純情な少女ぶり
・この男は満員電車をファックのかわりにしていると言われ、押し合いに必死の表情で「東京は欲望の形を歪めるとね」

【原宿】
・「原宿ー、原宿ー」のアナウンスに思わずニッコリ、軽く跳んで片脚でドンと着地してホームに降りたことを表す演出
・ドリームガールがピッとタッチで通り抜けた原宿の自動改札で「あれ?切符のどうするとやろ」と、通り方がわからず、そのまま抜けようとするとゲートが勢いよく閉まり、おっとっと。二回失敗したあとドリームガールに「パンツ!」と言われ、ニコッとして片脚ずつ「チラッ、チラッ」とパンチラ
・駅員に「いいよ、通りな」と言われ、思わず方言で「え?よかと?」と改札を通り、「東京は、切符がなくても『いいよ、通りな』と言ってくれた」と嬉しげ
・浮かれて「東京、大丈夫じゃん。最高じゃん!もしもその日、東京が私に微笑んでいなかったら、私は帰っていたかもしれない」
・他の三人が腕をクネクネとウナギのような怪しいポーズで寄ってきて、「東京最高じゃん!」で四人集まり、三人が腕で大きなハートをつくる中、百子は両手で小さなハートつくり、その上に顔を乗せてニッコリのポーズ、『君の瞳に恋してる』がかかり、出だしの「I love you」を口パクで歌い、テクノ調のコケティッシュな動きに始まり、軽やかに回り、躍動的な明るいな動きで途中、大胆に脚を上げるダンスを踊る(P大サービス)、最後はドリームガールと並んでお尻フリフリ(風船がたくさんばらまかれる)
・ボディショップを見て無邪気に「うわあ、なんねこれ、売春の店?体ば、売っとる」と言い、ドリームガールに頭を叩かれ「ボディショップ」と突っ込まれる
・小屋の中に入り、内側からカーテンを開け、クリームを手に取り「シンデレラの店かな、カボチャの姿ば変えとる」と無邪気に
・「パンプキン・モイスチャー・クリーム。東京では農作物も農家の出ってわからんようにしとるよ」と納得
・ドリームガールから投げ渡されたキュウリが姿を変えたクリームを受け取り、サッと「キューカンバー・クレンジング・クリーム」と読み上げる
・舞台右手に走り、ドリームガールの「お米は?」に片手でキャッチした化粧品の商品名をサッと読み上げる演技で「ライスプラン・ボディスクラブ」、舞台左手に走り、「わかめは?」に再び片手でキャッチした化粧品の名前をサッと読み上げるようにして「シーウィード・アンド・バーチシャンプー」、その後も続けて「ホワイトグレープ・スキントニック」「パイナップル・フェイシャル・ウォッシュ」と、ドリームガールと二人で舞台をキビキビと縦横に動き回り、風船を踏んで割らないようにしながら、次々と飛んでくる化粧品を派手なアクションでキャッチボールをするように受け止めては、カタカナのややこしい名称をサッと呼ぶ(この間、浮かれた気分を表すBGM)
・最後に舞台中央で「スウィート・アーモンド・スカープ・ホイル」をバレーボールのレシーブのような姿勢になり両手で受け取り(P少しサービス)「ああ、疲れた」「でも東京は私に優しかった。テレビとは違った。田舎より優しい。東京大丈夫じゃん、最高じゃん!」

【原宿から神宮外苑に向かう道あたりか】
・舞台暗転、パンッパンッと爆発するような音(風船を割る音)に驚いてあたりを見渡すように「なんね、凄か音のするたい」、右手で遠くを指して「人間のあっちの方へみんな行っとる」
・ラッパの音、人の歓声、ワールドカップに熱狂する人々(背景はワールドカップに熱狂する大衆を表す照明)、小屋の中を走って通り抜けて群集を追いかけて移動した演出(小屋自体も回転して動きを表している)、舞台中央の前端で「人の旗ば振って、ラッパの吹いとる」
・東京ドリームガールが東京ドリームガールの声が聞こえるか確認すると、明るく元気に右手を口のところに当て「心の中の声たい、聞こえるたい」(※東京ドリームガールは心の声?ラストも聞こえるのは心の声?)
・「にっぽん!にっぽん!にっぽん!」の連呼の中、日の丸の旗を振る男(山崎氏)が二人の間に割って入り、群集に飲み込まれたかのような演出、遠くを見てやや怯え気味にうろたえて「戦争ね、東京は戦争ばしとると?じいちゃんの言うとった戦争の、そんな景色に似とるばい」
・少し落ち着いて「いやこれは、戦争じゃなか」、右手で遠くを指して「あの競技場のようなところに、みんな人の向かっとる」と安心し、三人で腕を組んでラインダンスのような動きで「にっぽん!にっぽん!にっぽん!」と連呼
・都罪に引っ張り出され(その最中に寄り目つくる)、喧騒の音も消え、都罪が両手を叩く音で正気に戻り、寄り目が直って「え?」「あ...ありがとう」

【原宿の小洒落たイタリアンレストラン】
・大人びた雰囲気のBGMが静かに流れ、レストランの洒落た雰囲気に場違いそうに戸惑いながら、都罪とイタリアンレストランへ入るが、奥のリザーブ席からは追い払われて入り口のすぐ近くの席に座らされる
・都罪に「入り口の近くの席のほうが量があるらしい」「今日は量を食べよう」と言われ、女から渡されたペットボトルの水で喉を潤す(※たいていはちょこっと口をつける程度だったが、声が出ない千秋楽はじっくり二度飲んでいた)
・先ほどのサッカーファンの熱狂を説明する都罪に「なんだったと...なんだったんですか、あの騒ぎの」と、寝台特急での山本との会話とは違って、九州弁を言い直し、言い直しして恐る恐る会話
・都罪にワールドカップの日本最終戦と説明され(都罪、ミニチュアの日の丸を出すマジックでみんなこんなにも日本を愛してたのかって思うよ)、「戦争のごたる...みたいな風でしたね」(都罪に「ごたる...って?」と突っ込まれる)
・サッカーは世界では本当に戦争だと言われ、ごく軽く膝下だけ左足をチョンと上げながら(Pサービスではない、蹴り上げない回も)、「あんな、球を蹴飛ばすだけのが」と理解できないというように首をひねりながら
・都罪にミラノのドゥオモを知っているかと問われ、首をひねりながら「ドゥオモですか?」(戯曲本では「どうもー、ですか」とボケ)
・小屋の小窓を開けて女が「ギャー」と叫ぶたびに、日本がチャンスを逃した、PKをとった、PKを外したと言い当てる都罪を見て、その度に目を丸くしてうっとりして「声だけでわかるんですね」
・「大衆の気分を知るのが僕の仕事だから」と言う都罪の話に興味を示して話に入り込んでいく「本当に、なんばしとる、られるるるるんですか?」
・このレストランにいる人達と広場の人達の違いがわかるかと問われ「違いって?」、小屋の上の男を見ろと言われて「石田純一?」(会話中に東京ドリームガールがそばの床に座る)
・都罪にこの醒めた人達が本当に日本を考え、愛している人達だと言われ、「でも、こん人達も銃ば...銃を突きつけられたらどげん...どうですか」と九州弁を直しながら恐る恐る
・「銃?」と聞き返す都罪に、九州弁を直すことなく自信をもって、段々野太い声で「うん、ああやって、斜に構えて冷めたスパゲッティの食べてる人間には、卑怯者の多か気がする。銃ば突きつけられて『ニッポンば応援しろ』言われたら、こん人達も震え上がって『応援します!って言うんじゃなか?』」
・咄嗟に左脚を前に出し、右脚は膝を曲げ、左腕は肘を曲げて胸の辺りで右腕に添え、右腕を思い切り前にピンと伸ばして右手の人差し指の手ピストル(親指を立て中指、薬指、小指は握ったチョキ)をキリッとした顔つきで都罪に突きつけ、迫力のある早口の大声で「ニッポンば応援しろ!」
・スポットライトが明滅するなか、ボンドガールのように左、後、正面、右方向に向かって右手の手ピストルを撃ち、舞台中央へ倒れこむ(パンッパンッパンッパンッパンッパンッの銃声6発)

【冒頭の都市農業の会のシーンに戻る】
・横たわったまま(小屋の上に百子の父を名乗るピストルを持った九州弁の男、舞台には冒頭シーンと同じ服装の都罪と秘書、携帯電話の客いじりで、九州弁の男が山本であることがわかり、都罪に責められて、山本が百子と暮らしていた経緯を語ることに)

【山本の家:原宿での再会よりあとの時点に時間が戻り】
・舞台左手前で暗闇の中、くすんだスポットライトが当たり、山本に携帯電話をかけ、「今からそこへ行きます」「しばらく世話になろうと思います」としおらしく、「だって身元引受人でしょ」とたたみかけ、困惑気味に「おじさまが勝手に引き受けてくれたの」「あたしの気まぐれには終点があったの。それを、おじさんが勝手に東京までの切符を買ってくれたの、あたしが頼んだわけじゃない。じゃあ」と一方的に話して、小走りで小屋の横へ
・山本に今どこにいるか問われて、小屋の横でうきうきと「扉の前」、すぐに小屋の扉を開けて中に入り、小屋の中から正面の小窓を開けて顔を出し「あ、今、開けた」と言い、満面のつくり笑いでタコのようにニュッと唇を突き出し、あからさまにキスを誘う表情
・再び妖しい曲調のシャンソンがかかり、小屋の中の電灯が点き、ニコニコ顔で最前列に届く程度の小声で「大丈夫、ちゃんと掃除しとくからね~」と言い、小屋の中ではたきをかけ、埃にむせぶ演技(小屋が回転して家の中が見えるようになっている)
・正座して舞台右手のモニターのテレビ(山崎氏の過去のCMなど)を座って観ていると、妄想がかなった山本(吹越氏30日昼の公演で「妄想がかなのは百人に一人」と言って詰まり、「夢がかなうのは百人に一人、妄想がかなうのは万人に一人」と言い直してから、「これ大事なことだからね!」)から、「君をここに置くにあたって一言だけある」と言われ、正座のままかしこまりつつも、距離感をはかるように身体を揺すりながら笑顔で無邪気に少しなれなれしく首を傾げて「これ、朝礼?」
・山本が「一般論だよ」と答えながら座ると、山本の膝に乗っていき(Pサービス)、明るい小悪魔的に「特別ってことね」
・山本の「男と女が暮らし始めるのにきっかけとなる日がある」に身体を寄せていき、「たとえば、今日?」と顔を寄せてますます小悪魔的に
・山本の「『あの時はどうかしていた』と言ってはいけない、のちのち」に「そう」と答えてウンウンと頷き、立ち上がって山本の腕に脚をかけて「それ、おじさま自分に言ってるの?」と山本の髪の毛を指でクルクル

【山本の家:イルカ保護のボランティア】
・山本との暮らしが始まり、舞台左手前で前かがみになってポスターを貼る動作をしかけたところで、毒草探しから興奮して帰ってきた山本に嬉しそうに両脚を投げ出して飛びつき、「なに興奮してるの?」
・「凄い毒草が手に入った。アーフーミーの葉っぱで!」と叫ぶ山本と両手を取り合ってニコニコしながら跳ねて、「そんな葉っぱ一枚見つけて喜んでるんだ。かーわいい!」
・一枚じゃなくて三枚だと山本が興奮して話す間に、舞台左手前で大胆に前かがみになり、オリビア・ニュートン・ジョンのポスターを貼る演技を二枚続けて
・舞台左後方へ向かいながら、山本の貧しいベトナムの農民の少女アーフーミーの話に一転「うざってえ話」と毒づき、舞台左横にポスターをもう一枚貼る演技
・ポスターを不気味な西洋人の顔をと言う山本に、何を言うとばかりに「オリビア・ニュートン・ジョンよ」と力強く言い、舞台中央の山本に向かう
・こんな歌手もう流行ってないと言われ、「シンボルなのよ、彼女の顔は」とうっとり、「イルカ保護の」とキッパリ
・舞台左手に向かい、「日本は野蛮よ。今でも給食にイルカの肉が出ている」と強く言い、給食には出ないだろうという山本に、舞台左手にポスターを貼る演技をしながら「山梨や静岡じゃ小学生がバクバク食ってるのよ!」と憤慨(※折りしも "The Cove" が公演期間中にアカデミー賞受賞、多部ちゃん中日以降「山梨じゃ静岡じゃ」)
・バクバク音を立てて食べたらいけないだろうと頓珍漢な山本に、舞台左手からダメダメのように右手を差し出して振って近づき、「食べちゃいけないの。イルカは牛とは違うの」と真剣に
・山本の横で右手を立てて預言者のように「オリビアはこう言ってるわ」、うっとりとして「イルカの知能は極めて高い」と上を見あげていく
・山本の「知能が低ければ人間の子供も食べていいってわけだ」に憤慨して、指を伸ばした左手の甲で山本の胸を強くドン叩き、ウキウキと「そのうえイルカにはね、ドルフィンマジックがあるの」
・回想シーンとして左手側に現われた影の男にドルフィンマジックを知らないのかと問われ、おどおどと「ええ、初耳です」
・影の男の話に、表情豊かにいちいち驚き、影の男の言葉の受け売りで、舞い上がって「ピュアになってピュアになってグランブルー」と言いながら、右側の山本のほうへ半回転して左手を上に、右手を下に伸ばしてうっとり(影の男と女消える)
・山本にイルカと一緒に海に潜ったのかと聞かれ、「潜った人から聞いたの」「仲間よ」と投げやりに
・「あたし今、働いているの。ドルフィンのために」ともどかしげに力強く、山本に「ちょっとついていけない」と言われ、「ボランティアよ」と強く

【山本の家:地球温暖化を後二度で止める会のボランティア】
・環境音楽がかかり、場面転換的に、その場であぐらで座り(Pサービス)、多部睨みのあと目を閉じ、手を膝において瞑想を始める(山本が入り込めないバリアが張られているようなオーラ
・日が経って、毒草探しから山本が帰ってくると、あぐらの瞑想は続いていてバリアに山本は近づけない、探してきた毒草の話(「キャンキャン鳴く犬の腹を...」)で騒がしい左手の山本に右人差し指を立てて目を閉じたまま「シーっ」のあと、やはり目を閉じたまま両手で爪を立てた豹を思わせる獣の手と顔で「シャーッ」と威嚇し「環境には気をつけてね」、瞑想ポーズに戻って「キャンキャン鳴いているのは犬だけじゃない。地球の泣き声にも耳を澄まして」と言い、再び左手の山本に目を閉じたまま「シャーッ」
・預言者のようにやや太い声で「地球の温暖化が進むと大変なことが起こるわ」
・立ち上がって山本をニコニコと右手で手招き、「素敵なの」「地球温暖化をあと二度で止める会」
・再び回想シーンとして影の男が現われ、地球があと二度暖かくなると日本でもマラリアが流行ると言われ、「マラリアなんて、今更、流行るんですか」と怪訝そうに
・マラリアが有史以来、最も人間の命を落としてきたという男の話に表情豊かにいちいち驚き、とりわけアフリカを強調されて、「アフリカ?」と聞き返し、「アフリカだ」との強い答えに、受け売りで山本に「アフリカなの!」、受け売りかと問い返す山本に「受け売りじゃない。アフリカ!」と強く答えたあと、客席を振り返るようにして、やや虚ろな表情で余韻を残すように「アフリカ...」

【山本の家:ピートフル・ポートプース・パイコピータン(アフリカで医療活動の手伝い)のボランティア】
・日が経って、毒草探しから山本が帰ってくると、(山本の予期したとおり)アフリカの音楽の中、その場で跳ね続けるアフリカの踊り、憑かれたように「ソバーヤ、ソバーヤ、ソバー、シーンパーイナイサー」と叫び、今度は目を開けたまま「シャーッ」をやって正気に戻り、「ああ、ちょうど良かった。帰ってきてくれてありがとう」「留守を頼むわね」と洒落た小さな鞄を持って出て行こうとする
・行き先を尋ねる山本に近場の旅行に行くかのように「アフリカ」「じゃあね」と答え、出て行こうとすると、呼び止めて説教を始める山本に、「どうしたの?」「何?」と怪訝、「農家の出だろ」と言う山本に不服そうに「それで?」
・山本に「農業から逃げたいだけだ」「本当にアフリカを思っているわけじゃない」と言われ、無言「...」、さらに山本からシャーッの仕返しを受けると、無言で小屋のカーテンを噛んで瞼をパチパチパチパチパチパチッ、パチパチパチパチパチパチッ、パチパチパチパチパチパチッとまばたきを繰り返し、傷ついたのといわんばかりの仕草と表情で同情を誘う
・言い過ぎたという山本に、取り憑かれたように「飢えているのよ」「飢えているの、アフリカの子供達が。じっとしていられないわ」
・アフリカ行きの旅費などを問われ、顔をしかめて思い出し、思い出ししながらやっと言えた怪しげな名前のボランティア団体「ピートフル・ポートプース・パイコピータン」
・「何だそれは」と責める山本に、怒って吐き捨てるように「ボランティア団体よ。今回はその船に乗って、アフリカまで行くの」
・影の男の回想、アフリカでの医療活動の手伝いについてヘリウムガスを吸って話す男から、思いっきりガスを吸って話すように言われ、ガスを吸ったあと甲高く可愛いヘリウムボイス(の演技?)で「衛生の問題などは、できるんじゃないでしょうか」
・ボランティアの人が挫折していくのは「現地の臭い」と言う影の男の言葉に「臭い?」、山本を向いて受け売りで、「臭いなのよ、臭い」
・危なくないのか問う山本に「アフリカが?」、アフリカ行きの船に男が同乗していることが危ないと心配する山本に、怒り気味に「バカじゃないの」「仮に危なくても、あたしの体よ。赤の他人のあなたになんの関係があんのよ!」と大声で毒づき、イライラした顔で舞台の右手前へ歩いて行き、「チッチッチッチッチッチッ、ハァ...チッチッチッチッチッチッ、ハァ...チッチッチッチッチッチッ、ハァ...チッチッチッチッチッチッ」とため息と舌打ちを繰り返す
・傷ついてカーテンを噛む山本に憐れむような声で「赤の他人なんて言われて傷ついた?」と首を傾げて同情気味、小屋の中に膝を揃えて座り、膝をポンと叩いて「いらっしゃい、こっちへ」と優しく誘い、舌舐めずりをして唇を突き出し、「キスしてあげる...」に近寄る山本から逃げて、舞台左側へ走って行きながら「んだ、アフリカの子供達に」と明るく
・ボランティアではなく、そこにいる男が好きなのではないかと山本に言われ、舞台左手前で客席に背を向けて山本に向かい、開き直り気味に明るく「もしそうだとしてもいけない?」、生きていることを実感して力強く輝くように躍動感をもって「結果としてこの世に役立っているのよ、あたし」、そのまま明るい笑顔で高揚して「フッフーッ」と左手に鞄を持ったまま舞台奥側へ向けて飛び上がり、膝を曲げてすねのあたりで着地してそのままペッタンコになって横たわる(水溜りに飛び込む効果音)
・この頃から百子は輝き始めたと同時に百子の後ろに男の影を見始めたという山本の語り(※百子は横たわっているので、一瞬、冒頭の都市農業の会のシーンでの山本の回想の語りともとれる)のあと立ち上がり、天真爛漫に近場の小旅行へ行くかのように軽くウキウキとして「じゃ、あたしはアフリカに」「あ、私、帰りが遅くなるかも」「アフリカの帰りに地雷も撤去してくるかもしれないから」と山形へ行く山本に

【山本の家:バリアフリーののボランティア】
・洒落た小さな鞄を持ってアフリカへ向けて出て行くことを表すように、左の開放側から小屋へ入るが、すぐに右折して小屋の正面のカーテンが開いている側から出てきて、不機嫌そうに鞄を舞台左手側の床に投げつけ、正座してつまらなさそうに舞台右手のモニターのテレビ(多部ちゃんが木材を鋸で切ったり、小屋に金槌でトンカンやっているシーンなどの『農業処女』の「健全なメイキング・ビデオ」)を観ている
・山形から帰ってきた山本がアフリカの話がどうなったか聞くと、正座してテレビを観たまま山本とは目も合わせず、つまらなさそうにふてくされて「やめた」「企画がぽしゃったらしい」
・企画した男がどこへ逃げたかしつこく追及する山本に「知らない」「知らないってば」と不機嫌
・夢中になっているもの(男)がないことを確信しようとする山本に、正座して向き合い、機嫌を直して普通に「まあね、どこも変わったところはないでしょ」
・部屋にはどこも変わったこともないことに安心する山本に立ち上がって、やや迫力をもって「私の夢中になっているものを捜しているの?」と聞き、「そうさ」と言う山本にたたみかけて「それとも、私の夢中になっている男でも捜しているつもり?」と嫌悪感たっぷりに強く吐き捨てて、舞台右手側に少し歩く
・百子の剣幕に気圧されて舞台やや左手側に下がっていた山本が、左手の人差し指を出して歩み寄ってくると、山本の歩くラインの延長線上に身体の横幅の線を重ね(つまり胸のふくらみが見やすい向きになって)、両腕を頭の後ろで組んで、それまでとは一転、目をまん丸にして誘うような表情で山本を見つめ、ややぎこちなく漫才風に「ちちつついたら3千円でっせ~」とささやき声ぎみに
・百子の胸を指し「見逃せば見逃しそうな、その小さな胸のバッジ」が何か問う演技の山本に、「あ、これ、エイズ撲滅のバッジ、いけない?」(※山本の台詞は「見逃せば見逃しそうなその小さな胸の」「バッジ」かもね?)
・エイズ撲滅に虚を突かれて驚く山本に、無邪気に楽しそうに「明日、六本木をパレードするんだ」「ゲイたちのパレードよ」
・なんでそんなことをするのか問う山本に、涼しい顔で「バリアフリーよ」
・百子がなぜそうするのか、その若さでホモに溺れているのかと百子の両肩に手をかけて揺すって興奮する山本に、顔を歪めて軽蔑するように「キチガイじゃないの?あなた」「イカれた毒草ばかり口にしすぎて、変な妄想でも見てるんじゃないの?」と舞台左手へ歩きながら凄む
・百子に内緒でボランティアへ潜入したという次の場面へのつなぎを説明する山本の台詞のあと、嬉しそうな笑顔で小屋へ走り、小屋を回転させて次のシーンへ

【バリアフリーのボランティア団体】
・今日のテーマ「バリア」と小屋の壁面のホワイトボード(代わりの牛のポスターの裏面)に書いたリーダー講師の男に「なにがあらゆるものにバリアをつくるのだと思う?」と問われ、真面目そうにしおらしく「なんなんですか?」
・「臭いだよ」という答えを真剣に聞き入り、嬉しそうに「ミヤコさん」「それは、臭いがバリアをつくるということですか?」(山本も宇宙人の人形を仮面のようにして潜入し、リーダーの男の風貌の安心して、若い男に赤い光線を発して目を光らせる)
・ミヤコの説明をなるほどと何度もうなずきながら真面目に聞いて、引きずり込まれるように「人の臭いって具体的には、どんな?」
・うんこの臭いが大きいので、便の臭いを抑制するを謳い文句につくったジャンバルジャン・ゼリーを秘書に見せられ、逆さにした容器からドローッと垂れてきたゼリーを手で受けながら「良いアイディアですね」(江本さんの手からゼリーが床にこぼれるハプニングの回あり)
・ジャンバルジャン・ゼリーが売れず、今日で事務所をたたむと秘書に言われ、手で受けたゼリーを秘書の持つ容器に戻して、思いついたように明るく「あたし思うんですけど」「そのジャンバルジャン・ゼリーは薬だったから、みんな敬遠するんじゃないですか?」と言い、いいことを思いついたとばかりに明るく「薬じゃなくて、もっとなにげなく毎日口にするもので、それでいて億劫でないもの、そんなものだったら、どうですか?」と提案
・秘書にそんなものがあるかと問われ、自信たっぷりに笑顔で「米です!」
・ミヤコが、その米が有機農業米なら「うんこに育てられた米が、うんこの臭いを消す」と、いいキャッチコピーがつくれることにピンと来ると、百子はクスクス笑いを始める
・秘書の「うんこをもって、うんこの臭いを消す。大陸的な発想だわ」に笑いが止まらず、顔をクシャクシャにして左手を軽く振ったり、両手で秘書を突き飛ばしたりして「うんこ、てぇ」「うんこ、てぇ」「だって、うんこ、てぇ」と繰り返し、最後は「チョー受ける」
・リーダーに「子供だなぁ」「大人は笑わないよ」と言われ、「うんこ」で笑わない秘書に驚きの表情、笑顔で「すみません」
・ボランティアが今日で終わりなので、そのアイディアを生かす場所がないと秘書に念押しされ、明るく強く「はい!挫けません」

【山本の家】
・正座して舞台右手のモニターに映るテレビ(山崎氏の過去のビデオ)を観ているが、自分が「百子に学校のことを言い出した」という山本の語りを受けて、「え?!なんて言った? ヤマモト」「ガッコウー?」と驚く
・原宿の頃とは見違えるようだと言う山本に、目を合わせず興味なさげに「変わってないけど」
・学校に言って「まともに」と山本に勧められ、立ち上がって両腕を広げ、客席に背を向けて舞台中央の小屋の前の山本に左手と首を振りながら「ちょ、ちょ、ちょ、ちょっと、まともって?」と笑いながら走り寄り、山本の横で「まともってなに」と軽ーく凄む
・一転、「ねーえ、ヤマモトだって、まともじゃないよねぇ」と軽く甘えるような感じで不思議そうに
・「あたし15だったのよ」と言いながら、人差し指と中指を交互に動かして山本の腕から顔、胸をなぞりながら「それとあんなことしたら、ま・と・もじゃないよ」と甘ーく意地悪に
・舞台左手側へ歩きながら「だって結局あたしは、家賃の代わりにあんたとやってるわけでしょ」とふてくされ気味に毒づく
・舞台左手の百子に歩み寄ってそれは契約だと言って百子の両手を握る山本の手を振りほどき、恐い顔でまくしたてるように「こういう公序良俗に反した契約は民法90条で成立しないことになっているの」、意地悪くゆっくりと「それどころか、これは刑法上の罪に当たるのよ」、山本の胸のあたりをチョンチョンしながら、甘~く意地悪に「もちろんあなたは小さな犯罪者」(この間、軽く歩きながら山本を後ずさりさせていく)
・山本の横を通り過ごして舞台中央やや右まで歩きながら、「それでもあなたの学者仲間に知れたりしたら大変だわ。真面目一筋で通ってきたあなただもの。まともなあなたが、あーんなことや、こーんなことしたら」と大きなアクションで一旦ストップ(「あんなこと」で右手を顎の下に、「こんなこと」で身体を大きく左に曲げ、左手を頭の先から前方へ)
・舞台中央より左手側の山本を睨みながら「わかる? ヤマモト」と冷たく
・今度の男は弁護士かと問う山本に「またその妄想!」と怒りながらウンザリと
・「楽しく暮らしたいだけなんだ」と迫る山本に、舞台右手前から客席に背を向けて「ごめんね。あたしは楽しくないんだ」と冷たく憎々しげに、とどめを刺すように「学校へ行けなんて言うからよ!」と罵るような大声できつく凄む
・一転して(※わずかに置く間は、時間のわずかな経過を表す?)、笑顔で舞台中央少し左に座る山本に走り寄って甘え、「やっぱり行くことにした」「学校よ」
・立て膝の山本の脚を触りながら「おじさま言ったでしょ。学校行かせてくれるって」とおねだりするように甘える
・「あなたの言ってることがようやくわかったの。ボランティアじゃダメなのよね。私、勉強する」と明るくしおらしく
・喜んで二人で座ったまま手を取り「でも私の好きな学校へ行くのよ。あたしが決めるの」
・百子の「両親にも本当のことを言おう、東京の普通の高校へ通ってますって」と言う山本を押し倒し、覆いかぶさって襲うかのようにして、山本が上げた両足を両手で押しながら嬉しそうに「普通の高校じゃないわ」「農業高校よ」

【山本の家:農業高校に行って日が少し経つ】
・舞台前端で左手から右手へ後ずさりしながら、右手を高く真っ直ぐ伸ばしてから腰を下ろして前かがみになり苗を植える仕草をすると、山本も後ろから抱き着いて一緒に二本ほど植える、この間、嬉々として「凄いのよ聞いて、私のつくった同好会が正式にクラブとして認められたの」「名前だってあたしがつけたの」
・また一本植えようとして右手を高くかざしたまま、背中に抱きついている山本に顔を向けるように首をひねって「有機農業コロンブスの会っていうの」、やや九州訛りで「どうしてだ?」
・百子から離れた山本が舞台左手から「コロンブスの卵だ」と答え、理由を説明するあいだに、一人で更に数本植える仕草をして、「そんな理屈っぽいんじゃないわ」と嬉しげに
・自分で酔うように「学校へ行くまでの切符をいつも東横線で買う時にね、あたしいつもコロンブス一枚って言って買うの。だのに、ちゃんとその駅の切符が買えるの」、どこの駅か聞かれ、「九品仏」「そう、コロンブス一枚」「コロンブス一枚」、やっと納得した山本に「ね」と得意げ(多部ちゃんやや笑いをこらえ気味に)
・ボディショップのシーンでもかかった浮かれた気分を表す音楽のなか、苗を植える仕草を続けると、"Lovely. lovely, ..."で音量も上がり、浮かれた気分で無邪気に、片脚を軸にして回ったり、右手を顎下、左手を頭から伸ばす「あんなことやこんなこと」と同じ振り付けの軽やかなダンスを少し(初めて見た百子が戻ってきたようだと山本の語り)
・(天井から落ちてきた)新聞(3月20日のみA10に新聞紙が舞い下りた「池袋の奇跡」)を床に広げ、座って見て「見て、これ大変。新聞にのってるあのお米のことが」「都会の女子高生のアイデアで生まれたお米『農業少女』だって」と嬉しそう、「私に因んでつけられたの、この名前」と得意げ
・どういうことか問う山本に「顧問の先生がそう言ってくれたの」「といっても、本当の先生じゃないけどね」「その同好会を手伝ってくれている、ま、ボランティアね」と嬉しそう
・顧問の男に胸騒ぎをしてかまをかけた山本に、「あれ?なんで知ってるの?」と新聞記事に気を取られて疑いもなく、更に知りもしない名前を思い出そうとかまをかけ続ける山本に、「ツツミ。でも普通の堤じゃないの。都の罪と書いて都罪と読むの」とうっとりして、(新聞に写真の載っている)都罪に思いを馳せたのか最後は声が上ずり気味に
・新聞の写真を見て「あ!」と驚く山本に、正気に返って「どうしたの?」
・この前ボランティアに行ったときのミヤコという男だと口を滑らせた山本に、怒って立ち上がり「この前行ったって、どういうこと?」、攻勢に出て「あたしをつけたの?」
・「君が心配で...」と言い訳する山本に、怒り心頭に達し「『君が心配』が、口癖の男は、その男が一番心配だって」と吐き捨て、エンジの敷物を舞台中央下に投げつける
・都罪とミヤコは同じ男かと問う山本に、「同じ人のわけないじゃない」と不機嫌に、二人が似てると言われ、舞台左手で客席に背を向けた山本の肩に両手を回し、片脚を山本の身体に絡ませて、顔を客席に向け取り繕うように「偶然よ」

【有機農業コロンブスの集い】
・舞台左手の携帯電話の入った籠をもってくると、『新世界』第二楽章かかり、舞台左手前に立って、冒頭の台詞と対になる『農業少女』の口上を明るく自信をもってきっぱりと「この国の真ん中に東京という駅がある。その駅のホームには、無数の看板が立っている」と語り始め、舞台前端で左手から右手へ腰を落として後ろ向きに進んで携帯電話を田圃のように(四人全員で)並べながら「真っ白い顔をしたおばあちゃんの化粧品。ノリカ、ユウカ、フカキョン、今だけのタレントの今だけの品物。どれもこれもその品物は今この国でいちばん流行っている、けれども今だけの品物。その中に混じってこの農業少女の看板が今日、立ち上がる。それは、臭い臭いを消すお米。このお米を食べると人に優しくなれるのです。東に病気の老人があれば、行って看病してやれるのです。西に疲れた母があれば、行ってその稲の束を背負ってあげられるのです。北と南は省略します。収穫されるのは今年の秋です。私達が見る秋の夢。あなたも夢を買いませんか」と語り続け、舞台右端で並べ終えて立ち上がり「どうぞ、電話を入れてください。もちろん、インターネットでも受け付けています」と明るく言い終える
・舞台右手から舞台中央の都罪へ歩き「電話もメールも入ってきませんね。都罪さん」「新聞に面白がられて取り上げられたからたくらいで、小娘のアイデアにのってくるほど、甘くはないですよね。都罪さん」としょんぼりするが、まだ米は売らないと言う都罪の言葉をオウム返しして「農業から臭いが消えて、農業が空を飛ぶ。都罪さん、夢みたい」とうっとりしてはしゃぐ
・「でも、電話が掛かってこない」と舞台左手前で不安げにすると、都罪に有機農業コロンブスの会に入るまで高校に通っていたかと問われ、ニッコリ「いいえ」
・秘書のしょった竹かごから紙で模した拡声器を持って「米が、みたび日本を変えます。...そしてみたび、今度はこの農業少女が日本を変える米になるのです」の演説をしながら客席を歩くスポットライトの中の都罪を舞台左手前に立ったまま、スポットライトは当たっていないが、都罪があるく通路が変わるごとに身体の角度を変え、うっとりした眼差しで追い続ける百子
・舞台に戻った都罪が百子を指して「このアイディアは元々、一人の不登校症の女子高生が考えたものです」と言うと、舞台左手前の百子にスポットライトが当たり、秘書に「アヒル口」と言われ、ハッとしてアヒル口の笑顔をつくり、そのままで立ち続ける
・都罪が不登校の少女を売りにしたことで、携帯電話が鳴り出し、稲刈りするように携帯電話を拾い上げ「はい。農業少女です。え?はい。農業少女は人に優しいお米です」「はい、学校に行っていない高校生の手で」「ええ、農業少女です」「農業少女に!」(四人で携帯電話を拾っていく)
・携帯電話をすべて拾い終わって舞台奥左手に消える

【山本の研究室】
・舞台裏に消えたまま(山本と百子の同棲が研究室でばれ、山本は百子のAV出演を知らされる、『ノートルダムの鐘』のカジモドをもじったせむしの女が鐘を鳴らす演技は「鐘」とAV出演による「金」稼ぎをかけている?)
・山本の「AV、ボランティア、AV、ボランティア...」のあと場面転換少し前に舞台奥右手から現われ、右手に引いてある電車の椅子のところで待機(吹越氏と少し会話交わし、笑っている)

【寝台特急:エロティシズマズ・ウカレソウを一口飲んだ山本の回想で、広島駅出発直後に時間が戻る】
・キャスター付の座席を勢いよく押されて再登場、車掌と山本の会話の後ろで、向かいの座席の東京ドリームガールと楽しく談笑、ドリームガールが手品のように口から取り出す万国旗、トランプに驚いて大うけ、それを手渡され、「あたしが貰っていいの?ありがとう」のような演技をして、スカートの左ポケットに
・一人で東京に出てから働くのかと聞かれて「働けると?キャリアウーマンになれると?」と舞い上がる
・ドリームガールにいきなりはわからないと言われても耳に入っていないのか、ニコニコ顔で「あたし、忙しいキャリアウーマンになって、トーストを口にくわえて家を飛び出したか~」と九州弁丸出しでバカのように舞い上がる。テレビドラマでそんなシーンを見たことがあるのか、抑えきれずにオバサンのような野太い声で「慌てて飛び出した拍子に、男の人とぶつかって、書類の飛び散って、恋が芽生えるとよねぇ、東京では」と溢れる妄想を無邪気に語る
・年齢を「15」とうっかり答え、「6、7、8」と慌ててウソ丸見えでサバをよみ、「18」と言い張ると、東京ドリームガールにAVに出るように誘われ「AVって、あの裸の?」とおとなしく
・AV顔だからと言われ、キューティー・ハニー企画を知ってるかと聞かれ「知らん」、「でも、あたし...」と戸惑うと、これからは福祉だと言われ「福祉って?」、江戸弁の女が話す働かせてくれるおっちゃんに目を輝かせ「どこ行けば、そのおっちゃんに会えると?」と聞き、「原宿」と教わる(※靴を買いに「原宿」に行く伏線?)

【原宿のイタリアンレストランのシーンに戻る(百子が東京に来た日)】
・都罪に手ピストルを突きつけたポーズに戻り、「おじさん、なんばやっとる...なにをしてる人?」(東京ドリームガールが台車に乗って出てきてシーンもつながっていることを示す)
・ドリームガールが都罪を「あっしが言ってた、おっちゃんでさぁ」と言うので、「あんた、東京ドリームガールじゃないの」と不思議そうに聞くと、一緒に電車に乗ってきたと答え、口から万国旗を取り出すポーズを見せられて、スカートの左ポケットから万国旗を取り出し、ドリームガールが実在することを実感(江戸弁の女は都罪の手下で、東京行きの寝台特急に乗って少女を呼び寄せていたのかと、山本が語る)

【冒頭の都市農業の会のシーンと原宿の路上(百子が山本の家に転がり込んだ日)が一体化】
・(小屋の上でピストルを持つ山本は都市農業の会のシーン、都罪は都市農業の会のシーンと原宿の路上シーンの両方)小屋の縁に都罪と江戸弁の女と並んで座り、「農業から逃げられるなら、なんでもいいって感じ」と明るく
・学校がいやなら逃げればいいと言う都罪に、安心するように「さぼることは罪じゃない」
・都罪の「君のお口で。大きくなっていくよ」にも、何を言われているかは分からないがフンフン頷く
・AVやめてボランティアでは飯を食わせられないから知り合いのところへ転がり込むように秘書に言われ、舞台左手前でくすんだスポットライトの中、「今からそこへ行きます。しばらく世話になろうと思います。だって身元引受人でしょ」と山本に電話をかけるシーンを再現

【山本の家:すべてを知った山本が百子のAV出演を知ったあとに時間が進んでシーンが戻る】
・「AV、ボランティア、AV、ボランティア」と狂ったように走って小屋を通り抜けて帰ってきた山本に、正座してエンジ色の敷物を広げてから巻き取りながら「どうしたの?また珍しい毒草でも見つけたの?」
・山本に「お前ほどの毒草に出会ったことはない」と問われ、真剣な顔つきで「あたし忙しいの」
・「俺を笑っていたのか」と問い続ける山本に「わかってるでしょ、農業少女のことで頭が一杯なの。いよいよ作るのお米を。現場で。多分、私が。だから、そこに。現場に。そういうことになると思うの」と真剣に話す
・「騙してきたのか」と問う山本との噛み合わない会話に、不機嫌になり「あたしの話が聞こえないの?」
・それでも「騙し続けていたのか」と続ける山本の手を振り払うように「あたし、あんたの女じゃないよ」と睨む
・「出て行きなさい」と言う山本に、鞄とエンジの敷物を持って、「さようなら」「ちょうどさよならを言おうと思っていたところ」と告げ、舞台左奥へ歩くが、「行くところはあるのか」とうろたえる山本の噛み合わない会話に、舞台中央の山本のところに戻り「聞いてなかったの? 聞こえなかったの? あたしの話が...」とキツく睨む
・山本が舞台左手のカメラ、百子は舞台右手のモニターへと別れると、百子の後ろに見た男の影について語る舞台右手前のモニターに映った山本の顔に、不機嫌そうに赤いビニルテープを四本貼り、舞台右手後方に静かに横たわる

【冒頭の都市農業の会のシーンに戻る】
・舞台右手後方に横たわったまま(百子が一年間、姿を消していたことに話が及び、お前達が隠していた言う山本に、農業少女をつくるために現場にいたと秘書が答える)

【現在から一年前の有機農業コロンブスの会に戻る】
・米を作らない都罪(舞台左手前のモニターに向かって顔を白塗りにしている)に舞台右手奥で立ち上がり、真剣な思い詰めた表情で勢いよく走って行き「あたしは言ったはずです。秋が近づいているって。秋には、あたし達は農業少女のたわわに実った夢を、夕陽を養分にした黄金色の稲の海を見せます、って約束したんですよ。都罪さん」と真面目に問いかける
・忙しくて米をつくるどころではないという都罪に「このまま米を作らなかったら、詐欺じゃないですか。都罪さん」と真面目に詰め寄る
・「一年もたてばみんな忘れる。でも、農ー業ー少ー女の名は残る」と言う都罪に、舞台中央で(「農ー業ー少ー女」に合わせて)、頭のてっぺんから腰の下あたりにかけて身体の左右の輪郭をいやらしくなぞられるように触られると、苦しげに目をつぶって「うーん」、そのあと都罪を向いて「あたし、農業少女を一杯のかけそばにしたくない」と強く言い放つ
・「百ちゃん、頑固ね」と茶化す都罪に、「作り方も知ってるわけでしょ、都罪さん。アイデアもあるわけでしょ、都罪さん。やってみましょうよ、都罪さん。何故作らないんです。人の臭いを消す米を」と真剣にたきつけるように問いかける
・都罪が原宿のイタリアンレストランの奥のリザーブ席の常連になったことを自慢げに喜び、米を作る気になろうとせずに百子を膝に座らせるが、不快そうに立ち上がり、「都罪さんにも聞こえないんですが?あたしのコトバ」と必死の悲しい表情で睨みつける(※山本の家を出るよりも時間が少し戻っていると思われるが「都罪さんに“も”」)
・気圧されて舞台下に降りた都罪と秘書に向かって、寄り目になり(効果音付)「あたし田圃を提供してくれる人を見つけたんです」「父の田圃です。そこが現場です」と真剣に、「そこが農業少女の現場になるんです」と言い切る
・「現場は要らない」と言う舞台下の都罪と秘書を「あたしは、農家の出です」と悲しく苦しい表情で睨みつけ、「見よう見まねで、父の田圃で農業少女を作ります」と渾身の力を込めて叫ぶ

【農業駅の地の百子の父の田圃(駅と田圃は一体化)】
・やや悲しげに新聞紙の舞台左手から右手へ稲穂を黙々と並べ始めると、電話が鳴り、稲穂を携帯電話代わりにして明るく「はい、農業少女です。もしもし...もしもし...」と答えるが応答は聞こえない。
・怪訝に思い電話を切り、稲穂を並べると、また電話が鳴り、再び稲穂を携帯電話代わりにして明るく「はい、農業少女です。もしもし...もしもし...」と答えるが、やはり応答はなく、表情から明るさが少しずつ消えていく
・また電話が鳴利、稲穂を携帯電話代わりにして「もしもし...もしもし...」と答えるが応答はなく、表情から明るさが消えて無表情になっていき、稲穂を並べ続ける
・前列の稲穂を並べ終えて、次の稲穂の束を取りに舞台左手に歩きながら、並んだ稲穂を眺めていると表情が和らいでいく
・次の稲穂を並べていると、秘書の携帯電話が鳴り、秘書が出るが、電話をかけた百子は「もしもし...」と明るく繰り返すだけで会話にはならない

【百子の父の田圃に秘書がやって来る】
・農業駅の地にやってきた秘書(応対する父のメガネは白塗りで音声も加工)を嬉しそうな笑顔で迎え、稲穂の束を抱えたまま間延びした大声で「来てーくれーたとですか?」
・「どうしたのか」という秘書の問にはキョトンとして無言のまま、さらに大きな声で「なーんか~、言っているーのは、わかる~」と間延びしたおかしな抑揚で語りだす
・秘書の声と重なりながら、おかしな抑揚のまま、ますます大きな声で必死で叫ぶ「喋ーってるのは~、わかる~。あのね~、変なの。全く、音が~、聞こえないわけじゃーないの」
・再び秘書の声と重なり、コミュニケーションが取れないまま、「全く、聞こえないわけじゃーないのよ」「人の声だけーが~、聞こえーないの~」と同じ調子のまま大きな声で叫ぶ
・地面に字を書いて、いつからこうなのかと聞く秘書に、字を呼んで首を振り、同じ調子で「わからーない」
・地面に横になって、だんだん笑顔になっていき、同じ調子の大声で「ただ、わかるのは~、線路に耳をあてるとね~、電車の音、電車の近づいてくる音は~、聞こえる。昔のようーにね。その時が、一番ほーっとするの~」
・恍惚とした表情で「まだ来なーい、まだ来なーい」(都罪の名前ばかり言っていると言う父)

【農業駅】
・起き上がって稲穂を再び並べ始めると、電車の大きな音がして東京に乗っていた寝台特急を見たときと同じく目と口を大きく開けた輝いた表情に
・輝くような電車の到着を表す背景の照明、冒頭の寝台特急のようなもうもうとしたスモークの中、電車が到着し、小屋の扉を開けて農業駅に待ちに待った都罪が降り立つと、輝いていた表情から泣き崩れるような表情に変わりながら稲穂の束を置いて都罪に走って行き、飛び込むように抱きつく
・都罪に抱きついたまま泣くようにして「あーれーから~、東京ーに、何度も、電話を入れーたのですけど、何も言ってーくれないーんです」、早口で語尾を上げて「もしもし」、ゆっくり「向こうが本当ーに喋らないのか、」、再び早口で語尾を上げて「もしもし」、ゆっくり「向こーうが喋っているのに、私には聞こえーないのか」「そうですよね~、私に~、人の声が~、聞こえーなくーなったんーですよね~。そうなんです。だから東京が何も言ってくれないんですね」(話しながら顔を上げるが再びギュッとだきつく)

【農業駅の地の百子の父の田圃(駅と田圃は一体化)】
・百子を突き放し、思い込みか芝居ではないかと、百子を歓迎していない態度の都罪たちから離れ、明るく「気にしーないーで。この空飛ぶ農業は続けてーくだーさい!」(ゆっくりの大声だがきっぱり気味に)
・先ほど置いた稲穂を大事そうに取り上げるが、都罪に「この米はつくらない」と言われ、稲穂を捨てられる
・何事もなかったかのように、都罪が投げ捨てた稲穂を一本ずつ丁寧に拾い集め、舞台右手奥へ行き、諦めたような無表情で稲穂を並べ続ける(稲穂を笑顔で拾い集め、笑顔で並べた回もあり)(書いて教えたほうがと言った秘書が都罪の念力で舞台右手に飛ばされ、ボタンを押して宇宙人の人形が落ち、田圃の中に置く)
・並べた稲穂をいとおしそうに眺め、幸せな笑顔に満ちている(この間、百子の父の声が都罪の淫らな声に変わっていき白メガネを外す、寝台特急とは淫らな声の役割が逆転)
・舞台右手奥で幸せそうに稲穂を並べ続けるが、都罪が自分の淫らな声に導かれるように口にした「都市党」にハッとして、キツい顔になり舞台右奥から中央やや左の都罪に全力で駆け寄り、荒い息遣いで手加減なく両手で叩きまくって、舞台左手まで都罪を後退させる。秘書に投げ飛ばされ舞台中央に吹っ飛ぶ演技で倒れると、くしゃくしゃの顔で悔しそうに床を平手で叩いてキッパリと「農業を捨てるのね!」
・立ち上がって都罪を向いてキッパリと「急にどきっとしたの。なにも聞こえないけれど、都罪さんがそう言っているようで」、都罪を睨んで大声で「農業を捨てるって!」
・都罪がポケットから小さな赤い薔薇を出し、薔薇がその名前を変えても美しい香りは変わらない、ジュリエットなら名前を捨てろと言うと、『ロミオとジュリエット』を引き合いに言い逃れる都罪の本心に幻滅したような表情のあと、吹っ切れたように舞台右手奥に向かう
・舞台右手奥で、悟り切ったように幸せな笑顔に満ちて再び稲穂を並べ続ける

【冒頭の都市農業の会のシーンと百子の父の田圃が一体化】
・舞台右手奥で、幸せな笑顔に満ちて再び稲穂を黙々と並べ続ける(この間、小屋に登った都罪の淫らな声が「大衆の気分」の長い決め台詞を語るうちに、最後は山本になって、都罪と山本の二人の構図は冒頭の都市農業の会のシーンになり、大衆の気分を知る男である都罪を「小さなヒトラー」と山本が断じる)
・都罪の「淫らな妄想」の長い決め台詞の間(秘書が前に出てきて指を鳴らすとともにエンディングが近いことを思わせる哀調漂う音楽がかかる)、舞台右手奥で、並んだ稲穂の間を幸せな笑顔で歩いたり、しゃがんで眺めたりしながら、二度、あらゆるものが救済されるような、無垢な幼女のような幸せな声で笑う(この間、「俺のエロスは征服心だ」と言いながら、頬に口紅で日の丸を描く都罪に合わせてワールドカップに熱狂する大衆を表す照明、台詞を言い終えてガクッと倒れる都罪、山本が一年かけて百子を捜し当てた日にあること(都罪を殺す)を決意したことが語られる)

【農業駅の地の百子の父の田圃】
・間のあと、農業駅の地へ山本が登場し、母が言葉で紹介するが気づず、母が連れる伯父さん代わりの宇宙人の人形に無垢な子供のような笑顔で挨拶し、頭をなでる(田圃に置いてあった宇宙人の人形が伯父さんがわりに)
・舞台左手を振り返ってようやく山本に気づくが、走り寄って行った都罪のときとは違い、ぼーっとした表情のあと、笑顔で後ずさりして小屋の扉の前に立ち、「おいで」のような笑顔をつくり、両手を広げて待つ
・山本がゆっくり近づいて、もう少しで触れそうになった途端、一歩後ずさりして扉の向こうへ消え(て背を向けて奥へ進む)、小屋の上にボンッと煙が上がる(最前列あたりは火薬の匂いがあとで漂ってくる)、パタパタと揺れる扉に、両手を上に広げた百子の映像が映し出される
・山本の「これは私が百子を偏に愛したように、農業が東京を偏に愛した物語だ...『農業少女』という芝居が幕を開ける日、俺はあいつを殺しに行く。そのことを、お前に伝えにきた」の決め台詞の間に、扉に映し出された映像の百子は両手を降ろしていき、語り終えた山本に「もぉうー、はーなーしーは~、おわったーみたーいね」「ごめーん、聞こえてーないの。でも、いーろいーろと~、ありがとう」の声だけが流れる(※映像の百子は農業駅の地ではない場所での山本の幻想か、農業駅の地での百子の回想とも取れる?)

【冒頭の都市農業の会のシーン(都罪と山本)と父の田圃の中の百子が一体化】
・舞台左手でスローモーションで山本が都罪を追うなか、突然、観客の不意を突くように小屋の扉を勢いよく開けて白塗りの顔(に真紅の口紅、黒の濃いアイライン)で飛び出し、キッパリと大声で「音がしよる!」
・『新世界』第二楽章始まり、エンディングのハイライトを象徴するようなスポットライトの中、神々しく輝くような笑顔で舞台右手を向いて、「まだ来ない、まだ来ない」
・うっとりと目を細めた笑顔で身体を左右に揺すりながら舞台右手の遠くを眺める(田圃の中を一周するように山本が都罪を追いかけ、舞台左手で都罪をピストルで撃つ演技、都罪は床に開いた穴から落ちて消える)
・うっとりと遠くを眺め続けている百子に何を待っているのか問いかけ、そのどの中にも自分がいないことを達観した山本が天へ向けて、ピストルを撃った音(パンッの銃声)にハッとして目を見開き、期待に満ちた明るい顔で「音がした、来る、来るんだ!」(※来るのは都罪?)
・稲穂が何本もバタリと倒れ、笑顔が一転して、ショックを受け怯えたような表情になり大声で「音が消えた」、舞台には風の音だけが聞こえる(※都罪が死んで音も消えた?反応の時間差は百子と山本や都罪のいる空間的な距離を表している?)
・思い詰めた表情で舞台右側から正面に向き直りながら、やや憎々しげに、啖呵を切るような調子でラストの決めの台詞「ああいやだ!なにかを待つ女。自分は何もしないでただ待つだけの女。私の一番嫌いな女。男に種を蒔かれ、季節に熟して、風に枯れていく。あたしは農業。あたしは待つ女。嫌いで嫌いで仕方のないものにあたしはなっていく」
・段々余韻が残るようにゆっくりと「誰も来ない。もうここには誰も来ない。みな忘れてしまった。愛も、熱狂も、夢も土の温もりも。このひんやりとした黄金色の線路。私の錆色の夢枕。忘れられた者の耳をのこして。ここにのこして、誰もがもう旅立ってしまった。帰ってこない。この新世界には。二度と。誰も」
・振り向いて小屋の方へ戻り、客席に背を向けたまま余韻をもって「まだ来ない。...」、そしてキッパリと「もう来ない」と言い終えると、扉の向こうに消える
・今度は扉に百子のイラストが映し出されるが、みるみる単純な絵に変わって何者でもなくなっていき、最後は一本の稲穂のようになったかと思う間もなく消える(消え行く百子に向かって股間に当てた左手のピストルを右手でこすり「あーっ、あーっ、あーっ」と叫びながら射精するようにして倒れる山本)
・舞台暗転して終わる

・照明がつくと山本は立ち上がっていて、小屋から秘書、都罪、百子が出てきてお辞儀をしてカーテンコール。多部ちゃんは両手を膝にあててお辞儀。吹越氏が両手を軽く立てて拍手を止めると、多部ちゃんがウフッと笑って四人は舞台左奥の出口へ去る。通常カーテンコールはもう一回

(※表面に表われる百子の物語は、田舎の少女が東京に出てボロボロになり望まない生き方に戻る失意の物語だが、皆が旅立った先が死を意味するのなら、「待つ」「嫌いで仕方のないものになる」はこの世界に生きている者の宿命を語っているのか? 都罪と同じく、百子も白塗りにしてこの台詞を言わせるのは、そうした没個性を表す松尾演出か? 都罪に農業少女を捨てられたあと、悟って新たな境地に達して観音菩薩のような慈愛に満ちた表情で稲穂を並べる百子には失意ではなく希望が見てとれるが?)

(※矮小化された山本と都罪の二人がそれぞれ語るファシズムや征服欲はスケールが大きすぎてミスマッチのように見えるが、そうした扇動の頂点に立つものも矮小な存在であるという現実を見せつけている松尾演出のように感じられる)

(※百子の最後の台詞の難解な一節は、上に記した戯曲本版の他に、「忘れられた者に音をのこして。耳にのこして」「忘れられた者に耳をのこして。ここにのこして」「忘れられた者をここにのこして。耳にのこして」「忘れられたものをここに残して。音を残して」などのように、一定していなかったような気がする...。イメージとして覚えるのが難しそうな台詞なので、そのたびに違ってしまうのも、かえって舞台はナマモノと感じさせる)

(※最後のシーンは、都罪と山本は冒頭シーンにつながり、百子は田圃の中と解釈しました)
タグ :

“ 驚きのサプライズw ”

 2011-04-16
日本が震災の後遺症で沈みきっているときに、一縷の明るさと喜びの涙を与えてくれたあの『デカワンコ』がついに帰ってきます。4月30日土曜日9時に・・・、


ってか、早過ぎない(笑

まだ放送が終わって1ヶ月も経ってないじゃん。


そうです。デカワンコには不可能はないのです。

BBSやヤフー感想板や2ちゃんなどで、終わっちゃって寂しい、早く続編が見たいって多くの声があがっていると、すぐに応えちゃうのがデカワンコなのです。


多部ちゃんが髪を短く切ろうが、キリが金髪にしてようが、ガラさん、コマさん、チャンコさん、デュークが他のドラマに出ていようが、ワンコのためなら13係はすぐに結集するのです。


で、ホントに新作?

伴さんも、ツイッターで『番外編スペシャル』の依頼があったか聞かれて、「残念ながらw」とか、「私も予想外です・・・焦っています」ってレスをしているように必死で書いているようですね。

明日から流れるというPRのナレーションをやってる方も、「ホンモノです!」じゃなくて、「新作です!」って言っています(笑


昨夜は、伴さんのツイッターに全然つながりませんでした。「ヤッパリ!!」

まさか、まさかとみんなが喜び勇んで、アクセスしたのでしょうね。


まあしかし、1ヵ月で“ワンコ イズ バック”なんてうれしいにもほどがある(笑

2時間じゃなくていいんです。ワンコは1時間のほうが相応しいのです。


手抜きのように見えて、実はしっかり作り込んでる一方で、緻密に作っているように見えて結構手抜きしていて、それもが楽しいワンコ流ですから、この際どんな作品でもOKです(笑

またあの空気感、ワンコの世界に浸れるなんてシアワセ~~!!


最近は、多部ちゃんにいつ会えるかわからないポカ~ンとした状態を癒すために、バスタイムDVD・・・といってもダイソーで買った昆虫ケースにプレイヤーを入れて観るだけですが>それが何かw、で『鹿男』を観ていました。

いまの日本にも、堀田イトと小川先生や藤原先生みたいな人が出てきて、鎮めの儀式をしてくれないかななんて思いながら・・・、

でも、原発は人災だから、どうしようもないですね。


そんな時に飛び込んできたサプライズ・・・、

あと2週間で、またあのクンクンやドヤ顔の一子に会えるなんてサイコーです(笑


被災地の子供たちも“デカワンコ 4・30”が見れるといいですね。


こんな想定外の楽しみを与えてくれるなんて・・・、


多部ちゃん、日テレさん、ホントにありがとう!!



タグ :

“ 恋せよ乙女 ”

 2011-04-15
最近ネット上で、多部ちゃん熱愛とか書かれていますが、どうも客寄せ目当てのあてずっぽで、信憑性があるとは思えない記事が多いですね。

まあそれだけ多部ちゃんが注目される女優になったということだと思いますが、私としてはうわさだけじゃなくて、実際に恋愛をしてるといいなって思っています。


きっといまはここ数年の中では、珍しく余裕のある時間を過ごしていると思いますので、プライベートもいろいろと充実しているといいなって思います。


多部ちゃんの応援ブログをやっていて、こういうことを書く人間は少ないのかもしれないですが、あくまでも私は女優多部未華子の成長を願っていますので、多部ちゃんも大人の女性になったのですから、ふつうの女の子がするように恋愛をしてほしいってことですね。


先日は結婚パーティーで、多部ちゃんが好きな徳井さんと一緒に司会をしたようですが、徳井さんなんかもいいですね。

多部ちゃんは徳井さんのことを、好きですと公言していて、いくつかの番組で一緒に仕事をしたり、ウワサによると『夜ピク』の長澤監督の作品の主演に徳井さんを推薦したりとか、徳井さんと夏川さんとの熱愛・破局報道をもまたいで、多部ちゃんはいい関係を保っているようですから、知識が豊富な人、対象の年齢は関係ないと言う多部ちゃんにはいい相手じゃないかなって思いますw


恋愛・失恋は、友情とは違う喜び、一体感に対してエゴや謙譲、諦念などを心の中に植えつけますから、女優としては得るものが大きいですね。

人間としても一周りも二周りも大きくなるキッカケになると思います。


多部ちゃんは好きな相手には積極的な行動をとるって言っていますが、スイートスポットはかなり狭いというかハードルは結構高いのでしょうけど、すぐに結婚に結びつくとかいう話じゃないですから、広めのターゲットでもいいんじゃないでしょうか。


失恋をしてズタズタになって、そこから這い上がるのは辛いことですが、そういう自分を客観視して、新たな自分を見出していくというのも得難い経験だろうと思います。


そういう体験を何度も何度も出来るのが、若いときの特権ですから・・・、

多部ちゃん、大いに恋をしましょう!!



タグ :

“ Japan Disaster Benefit ”

 2011-04-14
4月3日、ロンドンでイギリスのロック・グループによる日本震災被害支援コンサートが行われました。

発案からわずか2週間ほどで実施されたこのコンサートで、約2,100万円の義援金を集めたそうです。


この企画を思いついたのは、元オアシスのリアム・ギャラガーで、私の大好きなイギリスロック界の雄ポール・ウェラーなどに声をかけ、計7組の有力なミュージシャンが出演しました。


ライブの様子やセット・リストなどはネットで見ることができますが、やはりベテランのポール・ウェラーの気迫に満ちた熱演、リアムがオアシス解散後、新たに結成して今月デビュー・アルバムが日本でも出たビーディー・アイのダイナミックな演奏が核になっていたようです。

ただ、それ以上に会場全体が一体感を持って盛り上がったのが、ビートルズのカバー3曲で、中でもフィナーレを飾ったジョンの「アクロス・ザ・ユニバース」における「何もわたしたちの世界を変えはしない」のコーラスのリフレインは国境を越え、言葉の違いも世代も越え、世界をつなげる音楽の力を強く感じさせる感動に溢れていたそうです。

そういうことを聞いただけで、様子が浮かんできて胸が熱くなります。


これだけの企画がすばやく、すばらしい内容で実施されたのは、これらのミュージシャンが何度も日本を訪れ、日本からの熱い応援に感謝をし、なんとかして、行動で自分たちの思いを実行に移したいという熱意があったからだと思います。


今回の災害に当たっては、日本や世界の多くのミュージシャンがいろんな形で応援をしていますが、こうして大規模なライブをしたのはほかにあまり聞きません。


日本では、ミュージシャンでは、何と言っても、多部ちゃんが大好きな斉藤和義さんの「ずっとウソだった!!」が突き抜けていますね。

先日も約1時間ほど配信でライブをやったそうですが、4月中は客もスタジオに入れるなどして毎週行っていくそうです。

その信念と馬力がすばらしいと思います。


“せっちゃん”お見事です!!



それに比べて、ってちょっと違いますが、私も大好きなミュージシャン、ボブ・ディランが中国でようやくライブをやったそうですが、なんと「時代が変わる」や「風に吹かれて」などの反戦歌は当局より禁じられて歌わなかったそうです。

そんなことなら、やらなきゃいいのに・・・、


それはないよ ディランさん、って思いました。

まさに晩節を汚すの感ですね。



タグ :

“ あべたべ ”

 2011-04-13

これは何だかわかりますか?


新しい和菓子ではありません。

安倍川餅とおたべをミックスしたようなお菓子だったらおいしいでしょうね(笑


そうです。ご想像のとおり・・・、

阿部ちゃんと多部ちゃんの黄金の組み合わせです。


rakuyouさんが以前書いていた、尾道出身の作家東川篤哉さんが、「謎解きはディナーのあとで」で本屋大賞を獲ったのにはビックリしました。

rakuyouさんが、この話を阿部さんと多部ちゃんでぜひ映像化してほしいって書いていたのが、鮮明に頭に残っていましたからね。


私は作品は読んでいないのですが、宣伝に書いてある言葉を読むとこの二人のキャスティングだったら最高だなって感じがします。


すでに映像化の話が進んでいるということなので、映画でもドラマでもいいですから、ぜひこのキャストで見てみたいなと思います。

プロデューサーさん、よろしお願いします(笑


多部ちゃんにマイナス要因があるとしたら、ワンコのイメージがまだ強く残っていることですかね。

それと、作家本人が映像化について聞かれて、「美男美女で」って注文を付けてる・・・、


いやいや、多部ちゃんが美女じゃないって言うんじゃないですよ(汗

阿部さんは間違いなく美男ですし、多部ちゃんも美女だと思います。が、多部ちゃんの個性的なお顔立ちを世間の方がどう感じてるかって思うと・・・、東川さん、やっぱ役者は演技がポイントじゃないですかって言いたいです(笑


もうすでにキャスティングは決まっているのかもしれないですね。

多部ちゃんを選ばなかったら、プロデューサーは見る目がないと思いますし、作品の成功もどうかな・・・w


ちょっとドジでヌケた令嬢刑事・麗子ですから、まず品が良くなくちゃいけない。で、毒舌執事の影山にアホか、マヌケか、バカかと叱咤されながら事件を解決するという、一見矛盾する役どころをうまく演技できるって言ったら、やっぱ多部ちゃんしかいないでしょう。

影山は阿部さんしかいないでしょうし、麗子は多部ちゃんがピッタリだけどなぁ。

多部ちゃんを使えば間違いなく、クリーンヒットするでしょう。


以前、偶然見つけた読書好きな方のグログで、北村薫さんの「街の灯」ほか3部作の令嬢・花村英子を多部未華子がピッタリだなって書いてあったので読みましたが、その令嬢とお抱え運転手・ベッキーさんこと別宮みつ子との話も事件を解決するもので、なかなか良かったのですが、令嬢・麗子さんのほうはコメディ・テイストが加わってくるので、より多部ちゃんが活きると思います。


最悪、多部ちゃんでないとすれば、宮崎さんもあるけど・・・、

あとは、石原さん、戸田さんぐらいかな・・・、それなら見ないけど(笑


とにかく面白そうな話しなので、最強の“あべたべ”で観たいよ~!!



タグ :

“ プロ野球開幕 ”

 2011-04-12
すったもんだしたプロ野球の開幕の日がやってきました。

私は野球はほとんど興味がないのでどうでもいいのですが、今年はその存在が問われるようなゴタゴタの末のスタートなんで、ちょっと書いてみたくなりました。


まずはじめに思うのは、あい変らずのセリーグの巨人主導の体質の醜さですね。

何もいまさらはじまったことではないですが、今回の騒動における強引さには辟易しました。


今回の原発がらみの事例を見ていても思いますが、政治や経営の世界も同様で、結局どこまで行っても日本的な体質というのは変わらないですね。

間違った行いの結果、国が破壊されても、根っこのところでしぶとく延命していく理不尽な力というのを強く感じます。


都知事選の結果を見ても思いますが、国民がムード的にそういうものを受け入れてしまうのですね。

すべてが同じ根っこでつながっているような気がして仕方ありません。


アメリカ帰りのコミッショナーも、結局そういう日本的なものに飲み込まれてしまっているのがガッカリでした。


そうした中で、選手会が正しい考え方を貫いたのが唯一の光明でした。

新井選手は実に真面目に真摯に自分たちの主張を訴えて、以前から好青年だと思っていましたが、一層個人的に応援したくなりましたw


そんな出来事を経て今日開幕したシーズンは、ボールもようやく飛びにくい世界基準に近いものになったようですし、いろいろと様変わりする可能性があります。


まあ、願わくばタイコやラッパを使った応援もなくすといいと思いますが、地元のドラゴンズには興味なし、ドームにも行かない、ちょっと気になるのは近鉄からの流れで応援していた楽天と、H監督が行ったので乗り換えたN監督の日ハムぐらいしか関心がない人間が何を言ってもダメでしょうねw


私はスポーツ観賞はもっぱらサッカーで、プレミア、リーガ、ブンデス、グランパスなどを毎週観るのが楽しくて仕方ありませんw



タグ :

“ 半年ごとの変身 ”

 2011-04-11
1年前には『農業少女』での鮮烈で刺激的なロリータ役に魅了され、半年程前には対象的なタベサワちゃんの演技に引き込まれ、つい先日まではフリフリクンクンで圧倒的な演技力を見せるタベワンコに酔いしれるという、この1年での夢のような時間を与えてくれた多部ちゃんの存在に感謝しています。


役者だから、ふだんの本人とはまったく別の人格になりきって役を演じるのは当然なのですが、それにしてもこれだけふり幅の大きい特徴的な役を、半年ごとに私たちに見せてくれ、多くの人の心をつかむというのは見事ですね。


ここまでなりきるのは、多部ちゃん自身も刺激的で、満足感があると思います。


いまは伸び盛りで、もっとも充実している時期ですから、これからも半年ごとに新しい多部ちゃんを見れるといいですね。


まあシゲさんのネタじゃないですが、多部ちゃんなら七変化どころか二十一変化ぐらいでもいけちゃうんじゃないでしょうか。


これまでいろんな役をやってきていますが、まだまだいっぱいやって欲しい役がたくさんあります。


ちょっとどんな役がいいか、考えてみたいと思います。


“ らしい役 ”

1.男どもを叱咤激励しながらいい仕事をする女医(弁護士)

2.生徒に舐められながらもクラス全員を本気にさせる熱血教師

3.普段はグダグダしてるけど、本気になるとスゴイ探偵


“ らしくないと思える役 ”

1.男に翻弄されながらも、愛を勝ち取る女性

2.人生を徹底的に恨み、殺人も辞さない女

3.男をたぶらかし、のし上がる女


と、どっかにあったような話ばかりになりましたが、とにかく意外性がある役を見てみたいですね。


多部ちゃんの引き出しのキャパは半端なくデカイですから、今回のワンコみたいに引き出しからはみ出しそうなぐらいのキャラをまた見たいと思います。



タグ :

“ ミレニアム ”

 2011-04-10
WOWOWで『ミレニアム』を観ました。

この作品は、レビューでの評価も高く、かつ3部作で、昨年春に第1部が上映されて好評で、秋に2と3が続けて上映されたという話題作でもあり、WOWOWでの放映を待っていました。

今回の放映は3作品一挙放映ということで、短時間でイッキに観れたので、やや複雑なストーリーもつながりをもって理解し、楽しむことができました。


で、結論から言うと、久々に夢中になった面白いサスペンス映画だったということです。

スエーデンの大ベストセラーの映画化で、スエーデンの作品なんですが、アメリカでのリメークも決定しているそうです。


何がいいかって言うと、まずはドキドキするストーリーのダイナミックさですね。

ロシアから亡命したスパイがベースにあって、秘密結社がらみでかなり入り組んでいるのが、ヨーロッパでしか起こらないような話ですが、大変に衝撃的です。


そして、何と言っても、主人公を演じる女優が不思議な魅力があります。

スエーデン人には見えない小柄な女性ですが、パンク・ファッションできついメイクの孤高の雰囲気がハマっています。

こういうサスペンス・ストーリーにはピッタリという感じです。


エロ・グロも相当なもので、レイプシーンや殺人シーンはちょっと気が弱い人にはつらいかもしれません。


秘密結社とは別に、主人公を狙うモンスターのような男が出てきますが、このあたりも作品の持つ不気味な雰囲気に輪をかけていて、エンターテイメントとしてよく出来ていると思います。


嫁さんは相当な描写でも動じませんので、どうってことないようでしたが・・・、


話は3作品つながっていますが、特に出来がいいのは、1と2です。

ただ、その両方を見たら結末の3話も見ないわけにはいきませんから、見る方は全部見ることになるでしょうね。


北欧特有の沈んだ雰囲気の中で起きるサスペンスに、久しぶりにどっぷりハマリました。



タグ :

“ マスクの風景 ”

 2011-04-09
私は花粉症の症状が出ても、マスクをするのは鬱陶しいので、できるだけ飲み薬と鼻に塗る薬で対処するようにしています。

でも、今年のように飛散量が多いとそれでは耐えられなくなって、3月末頃からマスクが欠かせません。


マスクはするまではメンドウだなって思っているのですが、してしまうと今度は離せなくなります。

実際にどの程度効果があるのかはわかりませんが、最善を尽くしているのだから、多少くしゃみや鼻づまりがひどくてもしょうがないかなって諦めがつきます。


そういう気分的な側面も、つらい、イヤだ、って思っているばっかで何も解決しない状況では必要なことですね。


それとマスクをしていると、街を歩いていて、なんか気楽な気分でいられます。

自分を全部さらけ出していない感じで、なんか匿名性というか、花粉症で悩んでいるその他大勢の中のひとりという感覚です。


なんとなくすれ違う人も、私の目を見る人は少なくて、マスクをした人が歩いてくるっていうだけの存在でしかないという感じです。

いつも別にギラギラした感じで歩いているわけではないのですが、やっぱ顔全体を見せてる時は、自分の顔やヘアスタイルなどを気にしますからね。


そういう感覚は、マスクをすると希薄になるので、単なるマスクをしたおじさんという記号になった感じで、街の中に紛れ込んでるという心地よさがあります。


多部ちゃんもいまの季節はマスクが欠かせないと思いますが、多部ちゃんの場合は、外出する際には別の要因もあるわけで、そういう面では、いまの時期は、女優多部未華子から花粉症でマスクをした女の子に変身できるというのはいいのかもしれないですね。

でも、やっぱり花粉症の辛さ、苦しみは耐えがたいので、そんなことは言ってられないかな。


多部ちゃんは、メガネかコンタクトはいつも欠かせないと思いますが、花粉症以外の季節だと帽子をかぶったり、サングラスをしたりと工夫をしているのでしょうね。

ただ、ここまで人気が出て、認知度も上がってしまうと、いままでのように気軽に電車に乗ってショッピングや独り映画を楽しむというのも大変になってくると思います。


でも、普通に生活することを一番に考える多部ちゃんのことですから、そこは譲れないとこで、きっといつものように買い物をしたり、映画を観ているのでしょうねw



タグ :

“ 多部ちゃんのポジション ”

 2011-04-08
私があまり好きじゃない日経エンタの女優ランキングでついに多部ちゃんが赤丸急上昇してきましたね。

タレントパワーランキングMAPはrakuyouさんのところで見れますw


一見の華やかさや若い人がチヤホヤする見栄えのいい人をプッシュして、売上を上げようとするのが見え見えのこの雑誌ですが、さすがにアンケートでの一般のファンの声は正直で、『デカワンコ』でのインパクトは絶大ですね。


現在の認知度もまあそれなりというポジションですが、注目されるのは関心度ですね。

見たい、聴きたい、知りたいという期待度が非常に高くなっています。


平成生まれの若い人の中では、上昇率がトップだそうです。

それも、ワンコの演技を持ってすれば当然のことですね。

視聴者の目は節穴ではないです。


『農業少女』で蓄えた能力、エネルギーを、『GM』、『君届』、『ワンコ』と立て続けに、映像で見せつけたわけですから、その底知れない魅力がどんどん拡がっていくのは当然の帰着だと思います。


でも、もうこの辺まできたら、一直線に右肩上がりの方向を目指す必要はないですね。

そういうポジションは意識せず、演技派としての評価と個性派としての認知がアップする仕事をセレクトしてやっていってほしいなって思います。


いまの多部ちゃんの一番のイメージは親しみやすさということで、これはナチュラルな多部ちゃんの地の部分があらわれているわけで永遠に変わるものではないですが、一方でそのイメージとは相反するかもしれない個性的という側面を強化していくことも重要ではないかなと思います。

それができるのが、多部ちゃんならではのユニークな持ち味になるのではないでしょうか。


多部ちゃんは、多くの上位にいる先輩方と同じような方向を目指す必要はないと思います。

彼女のモットーである「我、我が道を行く」のとおり、いつまでも“ワン&オンリー”の存在でいてほしいですね。


まあ、あえて既存の女優でイメージするなら、やっぱり深津さんですかね。

かなりハードルは高いとは思いますが、意識せず、時々ちらっと横目で見ながら走っていくには申し分のない方だと思います。


あくまでも、私の希望ですけどね(笑



タグ :

“ 『君に届け』 レンタル1位 ”

 2011-04-07
『君に届け』が、いくつものライバルを抑えて、ツタヤのレンタルで1番になりましたね。

大ヒットコミックが映画化で話題になって、アニメもセカンドシーズンが放映中で、劇場で観たいと思っていたけど、いろんな事情で行けなくてレンタルまで待っていた方も多いと思いますので、いままたこうして盛り上がるのはわかりますね。


それとその勢いに拍車をかけたのが、『デカワンコ』でしょう。

これも小中高生には絶大の人気ドラマになって、ワンコと爽子ではまったくイメージが結びつかないのですが、だからこそ観てみたいと思わせるものがあると思います。


当然レンタルすれば、ワンコの延長線で家族で楽しむと思いますから、あまり期待していなかった親はあのキュンキュンするピュアな友情とラブストーリーに子供以上にハマってしまうでしょうね。

だから、ワンコと同様、爽子もお母さん同士で勧め合って、すごい拡がりになっているのではないでしょうか。

それだけの価値のある作品だと思いますし、どんどん拡がって欲しいですね。


いい作品が続くことによって、加速度的に多部ちゃんに魅入られる人が増えていくのを実感します。

爽子とワンコ、こんな対極的な役をほぼ同時期にリアリティを持って、観る人に受け入れさせてしまう多部ちゃんは来るべくして来たということだと思います。


そんな多部ちゃんの次の作品は、シリアスでしょうかコミカルでしょうか・・・、気になります(笑



タグ :

“ 桜は咲いたけど ”

 2011-04-06
なんとなく気分が乗らない毎日ですが、桜はいつものように満開になってきました。

今年は寒い日が続き、コブシもモクレンもミモザも同時に咲いています。


近所の桜並木に面した公園では、イベントが行われたり、夜は宴会をしている人もいます。


私は、昔からお花見で飲んだり、食べたりということはほとんどしません。

大勢で集まったり、ハメをはずしたりというのが性に合わないんでしょうね。

私はお花見に行っても、桜の花を見ながらブラッと散歩するぐらいです。


宴会をやってる人にはまだ寒いのによくやるなって思ってしまいます。

まあ、でも人それぞれですから、桜の花を見ると一度はその下で飲んだり喰ったりしないと気がすまないというのもわからないことはないです。


ですから、こんな時期でもお花見を楽しみたい人はおおいに楽しめばいいと思います。


それを東京のように、本音で最悪の天罰発言をして慌てて撤回したIという知事がこんな時期に宴会なんてって自粛を呼びかけるなんて言うのは、「ありえねぇ~」ですね。

東北の方も、宴会をやって東北のお酒を飲んで欲しいって言っています。


日本は、すぐに規制だ自粛だとお上が言うと、みんなそれに従う従順さ、主体性のなさという危険な風潮がありますので、いまのような事態のときは冷静にモノゴトを考える必要があると思います。


それでなくても経済活動が萎縮しているのですから、普通に生活ができる人は、変わらずにそうするべきですね。

政府自体が守り一辺倒で、後手後手にまわっている現状では、私たちはできる範囲の援助をして、あとは普段どおりの生活をすればいいと思います。


だから、コメディの『デカワンコ』を最後までやり遂げ、放送したのはうれしかったですし、遅ればせで13係の打ち上げがあったというのも良かったですね。

さぞかし、多部ちゃんはみんなにイジラれながら、おいしいお酒を飲んだのでしょう。


多部ちゃんはここ数年、まともにお花見をしたことがないって言っていましたが、今年もこういうムードなんで自粛でしょうかね。



タグ :

“ 謙虚な多部ちゃん ”

 2011-04-05

だいぶ前になりますが、読売演劇大賞の受賞式の映像を見ていて、多部ちゃんの謙虚な姿が印象に残りました。

『農業少女』の演技ももちろんスバラシイのですが、演じていないときの彼女のナチュラルな佇まいやひかえめなところは、演出家の人の目を引くのではないかなって思いました。


支えてくれたみなさんのおかげなんでという気持ちが強いので、自分の力で、っていうおごったところはないですね。


同席していた野田さんや蜷川さんなどは多部ちゃんのことを観察していたでしょうね。

いずれもスバラシイ演出家で、声がかかったらいいなって思いますが・・・、


野田さんは『農業少女』の稽古中に会っているでしょうから、近しい想いがあると思いますので、『南へ』も観に行ったようですし、お芝居の雰囲気や舞台は修行中の多部ちゃんとしては、野田さんのほうが好ましいでしょうね。


蜷川さんはちょっと恐い感じもしますが、高齢ですし、若い女優には優しいのかな。

『蛇とピアス』の時の吉高さんにも、そんな厳しいことはなかったようですしね。


いずれにしても、授賞式での多部ちゃんはいつもの控えめな目線が良かったですね。


ああいう目線は、トーク番組なんかに出る時もよくしますが、自然に出てしまうのでしょうね。

自信なさげな、私なんかでいいのですか、っていうような控えめな目線・・・、あれがいいんですね、たまらないですw


お芝居の時の自信と確信に満ちた目ぢから溢れる表情とのギャップがたまらないのです。


そんな多部ちゃんの生のお芝居をまた観てみたいなと切実に思います。



タグ :

“ フィッシュストーリー 再見 ”

 2011-04-04
昨日、WOWOWでやったフィッシュストーリーを観ました。

DVDは持ってるのですが、せっかくWOWOWでやるので、また観ようかなと思ったのと、HVなので画質がいいのかなって思ったからです。


そしたら案の定、画質がDVDに比べてかなりいいですね。

これはラッキーでした(笑


もちろん作品は、何回観ても楽しめるのですが、やっぱり多部ちゃんが良かったです。

ワンコを観た後の普通の女子高生役ですから、ピュアでインテリジェンスな多部ちゃんがとても新鮮でした。


シージャックに遭うシーンの無垢な女子高生は、多部ちゃんの原点という感じで、ほほえましいですね。


寝過ごして船から降りれなくなった泣き顔

シージャックがはじまった時の驚きの顔

銃を突きつけられたときのまさかっていう顔

森山くんが敵を倒した時の満面の笑み


短い出番ですが、多部ちゃんのエキスがつまっていますね。


そして、研究者になった多部ちゃんは、知的な側面が全開で引き込まれました。


黒板に数式を書いているシーンのカッコいいこと

宇宙服を着て無心で計算しているシーンの崇高なこと

宇宙服を着せられる時の、シャイな表情


どれをとっても、中村監督の多部ちゃんに対する想いがあらわれているようで楽しいですね。


特に、オデコ全開で宇宙服を着るシーンはお宝です(笑


ということで、多部ちゃんのPVを観る感覚で楽しめた“フィッシュストーリー”でした。



タグ :

“ かふんしょ~~!! ”

 2011-04-03
この数日、花粉症でダウンです。

ダウンと言っても、仕事はしてるのですが、集中できず、ノロノロで、イージーミスばかり。


クスリでしのいでいるのですが、時にキャパを越えると、一日中、くしゃみ、鼻水、鼻ズマリ、目の強烈なかゆみ、口の渇きなどでまったく何もやる気が起きません。

多部ちゃんも特にロケは大変だったと思いますが、よくやりきったと思います。


いまは花粉症に加えて、風邪でもうつされたのか、数日前から、お腹の調子も最悪です。

何回もトイレに行かなくてならないので、消耗しています。


ピンチですぅ~~!!

ということで、体力消耗、気力なし、ブログのネタ思いつかずという状態です。


最高だったワンコが終わった反動もあるのかもしれませんし、多部ちゃんがイッキに若手トップ・グループに入ったといううれしい反面、ちょっと寂しいようなへそ曲がりな気持ちもあるかもしれないですね。


まあ、女優というのはスポーツみたいに順位を競う仕事ではないですから、多部未華子という個性、存在感が際立っていれば、いい仕事が次から次へと来ると思いますので、その仕事にだけ注目していればいいんですけどね・・・、


とかく余計なことを考えてしまって、粛々と応援すると言う気持ちを忘れて、どうしても他の女優と比較したり、月9だ、大河だと気になってしまうというのが問題だと、自分でもわかっております。


とにかく、いまはダウナーな気分ですので、せめて体調だけでも整えないといけないと思うのですが、当分は花粉症に悩まされそうです。



タグ :

“ 無視が賞賛に ”

 2011-04-02
『デカワンコ』ほど前評判と、はじまってからの作品の評価が変わった作品はかつてあったのでしょうか。

かなりのドラマ通の方でも驚いているようでしたから、かなりレアなことだったのだろうと思います。


その大きな要因はコミックが原作ということでもあり、刑事なのにフリフリの服を着て、嗅覚で犯人を捜すというところでもありますね。

本格的な刑事ドラマが多い中で、そんなナンセンスなということで、バカにされた方がたくさんいただろうと思います。


ところが、そのあり得ない発想を逆手にとって、手段はプロファイルだって心理捜査だって嗅覚だって変わりないじゃないと開き直ったところから物語を紡いでいったことによって、見事に鉱脈を当てましたね。

これは普通の感覚での発想では、なかなか出来ないことでしょうね。


遠慮しないで徹底して遊ぶけれど、人間関係、仲間意識などはしっかり描くという発想が、観る者のハートに響くサムシングを創りだすことにつながったのだと思います。


そしてそんな発想を導き出し、期待以上のパフォーマンスで応えた多部ちゃんがいたからこそ、ほとんど非の打ち所のない快作が生まれたのだと思います。

これだけの作品はそなかなか生まれるものではないですね。


マネをしようたって、しようがないですしね。


だから、1年後ぐらいにはいろんな意味で進化したタベワンコを観てみたいものだと思います。



タグ :
≪ トップページへこのページの先頭へ  ≫ 次ページへ ≫