“ 古典の多部ちゃんにホレボレ! ”

 2016-05-30

『尺には尺を』を観て来ました。

舞台の多部ちゃんに会うのは、1月の『ツインズ』大阪公演以来わずか半年ぶりです。


多部ちゃんはもうすっかり舞台女優になりました。

映画も舞台も引く手数多、ドラマは作品を吟味して、二十歳代後半にすばらしい女優人生が続くのも彼女の持ってる魅力、資質ゆえですね。


昨日の舞台は、一言で言って、多部ちゃんの強みが活かされたいい作品でした。

演技は想定の範囲内ですが、多部ちゃんの魅力はタップリ味わうことができました。


イザベラは多部ちゃんの可憐でいて凛とした佇まいが映える役ですから見応えがあります。

その多部ちゃんが真顔で語るセリフが可笑しさを誘うのがキモになっています。


難しいセリフが行き交う芝居ですから、ハッキリ通る声で滑舌よく喋る多部ちゃんが一層引き立ちます。

それに酔うだけでも、多部ちゃんファンにとっては垂涎の舞台じゃないかと思います。


さらに運が良ければ、たびたび客席通路に下りてくる多部ちゃんを至近距離で眺めることができますし、もっと運が良ければ座っている席の肘掛に多部ちゃんが座って舞台を眺めるという実に羨ましい体験ができます。

私は残念ながら多部ちゃんが座る席の後ろの席でしたから幸運には恵まれませんでしたが、間近に見る凛として美しいイザベラに惚れ惚れしましたw


芝居の内容については取り立てて書くことはないですが、難しい話ではないです。

登場人物の心理を類推すれば、それなりに楽しめるかと思います。


開演の前から役者が舞台上で雑談していたりとか、奥行きの深い舞台の活かし方とか、蜷川さんならではの演出の妙味も楽しめました。


好きか嫌いかは別ですけどねw


私は十分に楽しめました。


でも、まあ1回でいいかなっていう気分です。今はw





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〝 いよいよ明日開幕!! ”

 2016-05-24

2010年3月、『農業少女』での本格的な初舞台から6年間で7本目となる『尺には尺を』が明日開幕します。

松尾さんが3本、蜷川さんが2本、宮本さんと長塚さんが1本ずつと、著名な演出家の作品ばかりです。


今回は蜷川さんの追悼公演となってしまったということで、特に感慨深いものがあります。

作品も初のシェイクスピア劇というのもエポックメイキングですね。


古典としては『サロメ』が想い浮かびますが、あの時の多部ちゃんの狂気にはゾクゾクしましたから、今回も期待しています。

お相手の藤木さんとは初共演ということで、舞台での評判もいい方ですから楽しみです。


すっかり大人の女性に脱皮した多部ちゃんですから、いろんな側面で観る人の期待を裏切らないのではないかと思っています。


私は2009年12月の朗読劇『LOVE LETTERS』からすべての舞台を観てきましたが、毎回進化する多部ちゃんを観るのが楽しみです。

今回は5月29日に観に行きます。


埼玉はおととしの『わたしを離さないで』以来です。

その時は、その後、名古屋、大阪と何回も観ましたが、今回は1回だけの予定です。


昨年末から今年初めにかけて上演された『ツインズ』がイマイチだったので、高い交通費をかけていくのに慎重になっています。

いい席のチケットを取るのも大変で、今回もかなりのプレミアが付いてますw


まあ、どうしてもまた観たいと思ったら、大阪を狙うかもしれません。

毎度舞台に行くときはそんな感じですが、結局回数が増えてしまうことが多いですねw


でも舞台のときしか会えない仲間と一緒に観て、その後飲んでダベるのも至福の時間で、これも多部ちゃんのお蔭だと思うと還暦後の幸せの多くは多部ちゃんに依存してきたのだなとひとりごちしていますw





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〝 さようなら蜷川さん ”

 2016-05-14
2日間、還暦後初の夫婦旅行で広島・姫路に行っていたので、記事が遅くなりました。

初日の夜、宮島で歩き疲れて紙屋町のホテルで一服してるときに蜷川さんの訃報を知りました。


聞いたときの私と嫁さんの第一声は、「やっぱり」というものでした。

2月に入院されたときの様子から大丈夫かなって思っていたからです。


蜷川さんの舞台はテレビ中継ではいくつか観たことがありますが、生では『わたしを離さないで』だけです。

やはり舞台演出の迫力、インパクトはすばらしいものでした。


ですから『尺には尺を』も期待していましたので、公演は中止にはならないと聞いて大変にうれしいです。

病床からの演出だったそうですが、死を乗り越えてでも自分の作品を完遂しようとするアグレッシブかつパンクな姿勢を貫いたのは蜷川さんらしいですね。


過去に数多くのすばらしい作品を世に送り出してきましたが、きっと『尺には尺を』もそれらにたがわぬ名舞台になるに違いないと思います。

若手の舞台女優の中では、蜷川さんに2回指導を受け、図らずも追悼公演のメインキャストにもなる多部ちゃんの心中にも期するものは大きいでしょう。


きっと蜷川さんの期待に応えるすばらしい舞台を作り上げるに違いないと思います。


多部ちゃんに女優として向かう道を照らしてくれた蜷川さんのご冥福をお祈りします。





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“ 変わらないことのすばらしさ!! ”

 2016-05-05

日プロ表彰式の模様は観たり、読んだりした方が多いと思いますが、いつもどおりの多部ちゃんでしたね。

お愛想はつかない、ウソは言わない、主演女優賞だからといってリップサービスは特にしない。


今月末には批評家賞の表彰もあり、『あやカノ』での演技も高い評価だし、蜷川さんのシェイクスピア劇も間近だし、もう若手女優No.1と言ってもいいぐらいの存在になってきましたが、本人はデビューの頃から何ひとつ変わっていないというのが実に多部ちゃんらしく、痛快ですw


確かに見た目や仕事の内容は変化してきていますが、仕事に対する意識や姿勢は変化してないと思います。

いつも真摯に仕事に対峙して、その役の人物になり切る、その一点ですね。


だから、シリアスであろうと、コミカルであろうと、青春モノであろうと、恋愛モノであろうとそこに見事に存在してるわけですね。


女優という仕事以外のことは必要最小限で、プライベートを大切にする。

いつも人生のバランスを考えているのじゃないかなって思います。


これから30代になっても40代になっても、こういう感じで多部ちゃんが日本を代表する女優として存在し続けるであろうことを確信しました。


となると、ますます更新ペースが鈍るのかななーんて言い訳はいけないですねw






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