“ Voice ”

 2012-03-07
タベリスト仲間のかわたさんの自主制作の作品、“Voice”を観ました。

2006年、約78分の作品です。


これは、かわたさんが好意でDVDを送ってくれたものです。


私はかわたさんの自主制作の作品は、ネット上にアップされているかわたさん自作自演の活劇を観たことがあるのですが、この作品は別人かと思えるような静謐な作品で驚きました。


やっぱり才能がある方は、どんなタイプの作品でもそれなりのものを創るんだなぁと感心しました。

ようはモチベーション次第ということですね。


この作品は、かわたさんが脚本、監督をしていますが、出演はしていません。

かわたさんがデバりたいと思っても、残念ながら、相応しいキャストはなかったですねw


かわたさんがセラピストの方と親しかったときに創った作品ということで、心の内面の光と影が静かな映像の中でジワーッと浮き上がってきます。

最初に観たときは、河瀬直美監督の『もがりの森』のニオイを感じました。


それは森の中での男女二人のたんたんとした会話劇の印象にもよりますが、主演の女性が尾野真千子さんをややグラマーでハデにした感じということもあるかもしれませんw


主たる話は、俳優学校で教えながら女優をやってる女性がドラマの仕事がキャンセルになったりして落ち込み、セラピストに見てもらって、20年ぶりに会う幼馴染に案内してもらい夢の中に出てきた故郷の森の大きな杉の樹を訪ねていくというような内容ですが、主人公の心の不安が癒されていく過程が丁寧な描写で描かれています。

あまり欲張らずに、言わんとするポイントを絞った脚本と演出は、ハデさはないですがいい感じです。


かわたさんが、監督をしていて感じていた仕事の夢や現実の厳しさと、そういった状況に振り回されないような心の支えみたいなものへの願望が表現されているのかなって感じました。

それは、監督や女優とかいう特別な職業じゃなくても、誰でもが経験することだと思います。


こういう作品の位置づけは難しいものがあると思いますが、心の悩みを持ってる方なんかには、お勧めしたい作品ですね。


かわたさんは多部ちゃんと同様、オールマイティな才能があるということを知り、ただただ敬服をしています。


河田秀二監督、多部未華子主演、『つばさ ふたたび』なんて作品を観てみたいですねw






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コメント
ライヤーの余韻も冷めやらぬ中、早速観て頂いて有難うございますm(__)m

自作を差し出すのは、ややもすると押しつけになって気まずい結果を招く事があるので、慎重にならざるを得ないのですが、yamarineさんとgonbeさんは自ら積極的に観て頂いてたので、大丈夫かなと思って送りつけちゃいましたw

内容については近々セルフ・レビューさせて頂くとして、河瀬直美さんのお名前が出て、ドキッとしました。実は彼女、僕の出身校である大阪ビジュアルアーツの1年後輩なんです。

と言っても挨拶程度の面識しか無いのですが、其処で1年だけ講師をやった関係で、彼女は僕の事を「河田先生」と呼んでくれるんですよ! ええ、自慢しますともw

それはともかく、同じ学校で学んだ者どうしだから、何か共通するものはあるかも知れません(あちらは世界水準ですから、レベルは大違いですが)。それを見抜かれたyamarineさんが凄いです!
【2012/03/08 07:52】 | かわたべ5678 #JEWgu.KM | [edit]
>ややもすると押しつけになって気まずい結果を招く事があるので

私には、そんなお気遣いは不要ですよw

>彼女は僕の事を「河田先生」と呼んでくれるんですよ!

これはビックリしました。
人生、いろいろとあるんですねw

>それを見抜かれたyamarineさんが凄いです

そんなことはないですw
話題の作品はできるだけ観るようにしてるからだと思います。
【2012/03/08 22:29】 | yamarine #- | [edit]












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