“ 演技の観かた ”

 2014-02-18

『僕いた』では、みん感などで春馬くんの演技が絶賛されています。

私も春馬くんを若いときから観てきましたが、拓人の春馬くんはセンシティブな演技がすばらしいと思います。


ドラマそのものが、主人公の抑えた感情表現を主として描かれていますから、春馬くんの演技の見せ所も多いですね。

もちろんALSという難病に罹ってしまったことによる困惑や苦悩、あるいは達観の表現が多いですから、観る者のハートに突き刺さるということもあります。


そういう辛い感情表現や時に激しい感情表現などは役者にとってはおいしいシーンでもありますね

意識はしていなくても、自ずと気合が入るものではないでしょうか。


それに比べると、多部ちゃんの役は、普通の女の子です。

恵は、拓人から病のことを知らされず、一方的に別れを告げられても、感情をあらわにするようなことのない大人しい子ですね。


そんな子ですから、拓人と再会したシーンは、多部ちゃんの見せ場が来たと思いました。

ところが、そのシーンでも「会っちゃったね」まで、5分近くの沈黙が続くという抑えた演出でした。


そんな緊張感のある演出に応えられる役者は、よほどの力量がないと難しいと思います。

でもそれほど濃密なサイレントシーンを、多部ちゃんはいとも簡単に演じたかのように見えます。


春馬くんと多部ちゃんの互いに反射し合う最良のコラボレーションの一つの結晶がそこにあらわれていたのではないかと思います。


拓人としげの二人が取り合いをする女の子にしては華がないとかつぶやかれたりしますが、そういう演技の深さを理解せずして、軽口をたたくのはどうなかって思いますね。




タグ :
コメント












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
トラックバックURL:

http://yamarine48.blog44.fc2.com/tb.php/1762-90c497dc

≪ トップページへこのページの先頭へ  ≫