“ 僕の映画遍歴 邦画編 1 ”

 2014-04-07

邦画も1958年(昭和33年)から古いほうへ遡っていきたいと思います。

お若い方には、半世紀以上前の作品で、なんでそんな時期からと思われるかもしれませんが、そこがドラマと違って映画のいいところですね。


いい作品は、絵画や音楽と同様で、いつまでたっても輝いています。

まさに近代の芸術ということでしょうね。


ただし、洋画と同じく、私は10歳ですから、後で観た作品ばかりです。


私は、昔のモノクロ映画は大好きなんですが、なんでもかんでも観るわけではないので、あまり多くの作品を観ているわけではないです。

でも、あえて録画をして観た作品ですから、印象に残っているのが多いですね。


1958年の作品で、観たのは、

『楢山節考』、『隠し砦の三悪人』、『彼岸花』、『無法松の一生』、『裸の大将』、『大菩薩峠・第二部』といったところです。


その中で、特に印象に残っているのは、『楢山節考』、『隠し砦の三悪人』、『彼岸花』ですね。


なかでも、『隠し砦の三悪人』は、黒澤明監督の作品の中でも好みのもので、何回も繰り返し観ていますし、これからも観ると思います。

なんと言っても、深刻な話の中の、コミカルな部分が気に入っています。


深沢七郎さんの原作『楢山節考』は、すごい作品ですね。

木下惠介監督、田中絹代主演ですが、田中絹代さんがよかったです。


この作品は、1983年(昭和58年)に今村昌平監督、緒形拳、坂本スミ子で、リメイクされて、カンヌのパルムドールを獲っていますね。


『彼岸花』は、小津安二郎監督のはじめてのカラー映画です。

私はもちろんモノクロの小津さんのほうが好きな作品が多いですが、このカラー作品も新鮮味があって楽しめました。


初カラーということで、大映から山本富士子を招き、他に佐分利信、田中絹代、有馬稲子、久我美子といったきれいどころを揃えるという小津さんには珍しい華やかさも、また良しかなと思います。

お話は小津さんによくある結婚モノですが、ゆったりとしたテンポがいいですね。




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コメント
>邦画も1958年(昭和33年)から古いほうへ遡っていきたいと思います。

はい、私はまだ生まれていません。(笑)
それに、私は現在洋画はほとんど観ませんが、昔は邦画をほとんど観ませんでした。
私が生まれる前の映画でも、ほとんど最近CSとかで観たものです。


>なんと言っても、深刻な話の中の、コミカルな部分が気に入っています。

同感です。最近リメイクされましたが、全然駄目です。


>深沢七郎さんの原作『楢山節考』は、すごい作品ですね。

私はリメイクの方しか観てないんです。


>『彼岸花』は、小津安二郎監督のはじめてのカラー映画です。

小津映画は概して平板なので嫌う人もいますが、私は好きです。

これから遡っていくと、これら名監督の作品がどんどん出てくるでしょう。
楽しみです。


【2014/04/08 15:35】 | marrella #QA3T5Quk | [edit]
>ほとんど最近CSとかで観たものです

そうですね。
映画はそうやって、永遠に語り継がれるのがいいですね。
ドラマだと、いくらいい作品でも長すぎますからね。

>最近リメイクされましたが、全然駄目です

まったく酷かったですね。
観ていてオリジナルとの落差に気分が悪くなりました。

>私はリメイクの方しか観てないんです

そっちが有名になりすぎて、古いほうはなかなかやらないですからね。

>これら名監督の作品がどんどん出てくるでしょう

大分偏ってると思うので、ご期待に添えるでしょうかw
【2014/04/09 12:12】 | yamarine #- | [edit]












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