“ 僕の映画遍歴 邦画編 2 ”

 2014-04-21
1957年(昭和32年)になります。

私は9歳ですから、当然後年テレビやDVDで観た作品ばかりです。


ですが、なんか『明治天皇と日露戦争』は劇場で観たような記憶があります。

小さな子供にとっては強烈な映画でしたから、後で観たとしてもそういう思い込みをしてしまっているのかもしれないです。


映画というのは、そういうインパクトを与えるものなのですね。


この年は、島倉千代子の『東京だよおっ母さん』やフランク永井『有楽町で逢いましょう』が流行ったそうですが、このへんの有名な曲も後年テレビでよく聴きました。


この年の作品で観たのは、


『米』、『幕末太陽伝』、『蜘蛛巣城』、『異母兄弟』、『東京暮色』、『どん底』、『明治天皇と日露戦争』

といったところですね。


この中で、特に印象的なのは、『幕末太陽伝』、『蜘蛛巣城』、『東京暮色』、『どん底』です。


『幕末太陽伝』は川島雄三監督の代表作ですが、いまでも時々観たくなるぐらい面白い作品です。

フランキー堺さんが最高で、この時代にこういう作品を作ったのは本当にスゴイと思います。


『蜘蛛巣城』は、黒澤明監督の作品ですが、『マクベス』を日本の戦国時代に置き換えた作品だそうです。

その様式美は黒澤監督ならではのこだわりで、見応えがありました。


『東京暮色』は、小津安二郎監督の作品で、『エデンの東』(1955年)の小津的な翻案とされています。

大女優、山田五十鈴が出演した唯一の小津作品です。

暗い作品なんで、小津さんの中ではそんなに好みの作品ではないですが、小津的なニオイはやっぱり悪くないです。


『どん底』は、やはり戯曲の翻案・脚色した作品です。

黒澤さんの作品の中では地味目な作品ですが、悪くないですね。


この年は、その他に木下恵介監督の『喜びも悲しみも幾歳月』や今井正監督の『純愛物語』などの作品が有名です。




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コメント
>1957年(昭和32年)になります。

はい、全然生まれていません。(笑)

>ですが、なんか『明治天皇と日露戦争』は劇場で観たような記憶があります。

当時、かなり話題になった作品のようですが、未見です。

>この中で、特に印象的なのは、『幕末太陽伝』、『蜘蛛巣城』、『東京暮色』、『どん底』です。

『蜘蛛巣城』、『どん底』くらいしか観ていません。
でも、紹介されているラインナップをみても判るように、当時日本映画はかなり充実していたようです。

私が物心ついた頃は洋画一辺倒でした。邦画が再び充実するのは、バブル崩壊後のように思います。
そして、2000年代中頃から我らが多部ちゃんをはじめ多くの女優、俳優さんが活躍するようになり、私は今新作は邦画しか観ていません。洋画は、ジョニー・ディップが若かったころの「スリーピー・ホロウ」くらいが気に入った最新作です。古い邦画と新しい洋画を観なきゃかな?




【2014/04/22 19:30】 | marrella #QA3T5Quk | [edit]
>『蜘蛛巣城』、『どん底』くらいしか観ていません

私より一回り以上若い方は、昔のモノクロの邦画はあまり観ないでしょうね。

>当時日本映画はかなり充実していたようです

それは間違いないですね。

>古い邦画と新しい洋画を観なきゃかな

何かキッカケがないと時間的にあれもこれもは厳しいですね。
【2014/04/23 16:28】 | yamarine #- | [edit]
「エデンの東」は持っているので、時々観ますね。ジェームズ・ディーンが大好きなので。そういえば、ジュリー・ハリスが去年天に召されましたね。残念です。
【2014/04/24 22:59】 | F・A #- | [edit]
>「エデンの東」

いい映画ですね。
日本公開は1955年(昭和30年)ですから、約60年前ですが、いい作品は永遠ですね。

>ジュリー・ハリスが去年天に召されましたね

そうなんですか。
さすが、詳しいですね。
【2014/04/25 00:38】 | yamarine #- | [edit]












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