“ 僕の多部ちゃん遍歴 3 ”

 2014-04-25

CSで『夜ピク』を観て、さらに多部ちゃんにハマった私に追い打ちをかけたのが『ルート225』でした。

やはりCSで、『夜ピク』のしばらく後に、『ルート』の放送がありました。


『夜ピク』での隆子に感動した後でしたから、なんか特別な縁を感じましたね。


そして、この『ルート』での田中エリ子で、完全に多部ちゃんにハートを持ってかれましたw

作品としては、こちらのほうが好みですね。


特に嫁さんは『夜ピク』のファンタジー部分に難色を示していたのに対して、こちらは絶賛でしたから、夫婦揃って多部ちゃんが一番注目すべき女優になったということです。


作品としても、その後いい作品を連発する中村監督の才能がいかんなく発揮された軽妙なブラック・ファンタジーとしてよく出来ていると思います。

ラストの解釈で意見が分かれて、スッキリしないのが不満な人も多いようですが、あれこそがこの作品のキモですから、あれ以外はあり得ないですね。


もちろん、この作品をそこまで昇華させた最大の貢献者は、田中エリ子を演じた多部ちゃんであることは間違いないと思います。

『夜ピク』が先だったので、隆子とは真逆のエリ子をイキイキと演じていて、そのギャップに強烈なインパクトがありました。


中村監督が、この時期に多部ちゃんのことを天才と言い切ったのは、やはり間違いじゃなかったというのが、8年経った今、見事に証明されていると思います。


この作品や『夜ピク』を撮ったこの1年間近い時期は、他にもすばらしい文芸作品に相次いで出演していますが、この田中エリ子と『HINOKIO』の工藤ジュンのふっきった演技が『やまたろ』の池上貴子につながっていったのでしょうね。

それは、後々、『農業少女』や『デカワンコ』へとつながるコメディエンヌな多部ちゃんの系譜ですね。


私は、そっち系の多部ちゃんも大好物ですw


ですから、今でも多部ちゃんの映画を1本観たいなと思うときは、『ルート225』に手が伸びます。




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コメント
>作品としては、こちらのほうが好みですね。

登場人物も少なく、コンパクトに纏まっている感じですが、「山椒は小粒」でいい作品です。
ちょっと多部ちゃんが観たい時に手が伸びるのがこの作品です。
何度観ても飽きない。

>ラストの解釈で意見が分かれて、

私は、この物語は子供だったエリ子とダイゴが青春前期に入るのを象徴しているのだと思っています。
「親離れ」の具現化とも言えるかも知れません。
従って、AとA'は完全に不可逆な訳です。二人はこれからA'で生きていかざるを得ないのです。

この微妙な時期を多部ちゃんと岩田くんは見事に演じきっています。
特に、多部ちゃんの押しと引きの演技がたまりません。
ダイゴにきつく当たったり、エビヅカに落書きを強要したりのアクティブさと、
夢をみて涙ぐんだり、最後の電話で泣いてしまうウエットな部分とのメリハリがいい。

#『夜ピク』のゴール前のシーンもそうだけど、多部ちゃんの我慢できなくなった泣き顔が好きです。

余談ですが、舞台が練馬の関町というのも気に入っています。実際のロケでは他所も多いですが、
歩道橋の「青梅街道」の文字が懐かしい。私はバブル期、関町に住んでいたのです。
ちょうど新婚期で、青梅街道沿いのコーポに住み始めました。
関町公園や善福寺公園も近く、ぶらぶら歩いて吉祥寺にも出れるいい街でした。
善福寺公園から東京女子大学を経て吉祥寺に行くのがお決まりの散歩コースでした。

多部ちゃんの出身地は西東京市ですから、多部ちゃんがちょうど生まれた頃に隣の自治体に住んでいた事にも運命を感じます。

そのように思い入れの強い『ルート225』ですが、私も『夜ピク』の直後に観た記憶があります。
これらの作品群は、多部教の旧約聖書と言えるのではないでしょうか。



【2014/04/26 02:11】 | marrella #QA3T5Quk | [edit]
>「山椒は小粒」でいい作品です
>何度観ても飽きない

まったくその通りですね。

>青春前期に入るのを象徴しているのだと思っています

おっしゃる通りですね。

>多部ちゃんの押しと引きの演技がたまりません

異議なしです。

>多部ちゃんの我慢できなくなった泣き顔が好きです

ホント、自然ですもんね。

>善福寺公園から東京女子大学を経て吉祥寺に行くのがお決まりの散歩コースでした

ああ、良さそうなところですね。
私は学生時代、高円寺に住んでいて、江古田のあたりは行ったことがありますが、善福寺のほうはないですね。

>多部教の旧約聖書

なるほど、その通りでしょうね。
【2014/04/26 15:37】 | yamarine #- | [edit]












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