“ 僕の多部ちゃん遍歴 9 ”

 2014-06-10

『すみれの花咲く頃』で、単発ドラマでも、女優多部未華子に対する制作者の要求の高さ、それに応える多部ちゃんのスゴさに感心して、次に購入したDVDは、私にとって『すみれ』と対をなす作品となったあの作品でした。

『対岸の彼女』です。


この二つの作品は、私にとっては永遠に甲乙つけ難い単品の秀作です。

どちらも高校生ですが、片方は自分の出自や環境による閉塞感からの脱却を夢に見、一方はそれを受け入れているようだが、実際の想いは真逆という苦悩を抱えている似たようなシチュエーションだけど、タイプの異なる少女が重なるのですね。


作品としては、こちらが『すみれ』の一年前に放送されているのですが、多部ちゃんはむしろしっかりしている感じがします。

野口魚子の気張ったところがそう見せるのかもしれませんが、多部ちゃんの役者力ゆえなんでしょうね。


『対岸』での多部ちゃんは主役ではないですが、主要な4人のキャストの中で、最もインパクトがあって印象に残ります。

ダブル主演の夏川さん、財前さんといったそうそうたる女優を食っちゃってるとも言えます。


まさに衝撃です。

角田さんが創造した魚子がイメージを超える姿でそこに生きているのじゃないかと思います。


このドラマにおいて、男優は添え物みたいな存在ですが、いま大活躍の堺さんと香川さんというのも、作品のクオリティの高さをうかがわせます。

堺さんとは濃密な演技を繰り広げましたが、多部ちゃんがガッツリ共演したいと言っていた香川さんとは、いつかその日が来るでしょうね。


この作品を観ると、どうしても魚子のその後に思いをはせてしまいますが、多部ちゃんのいまの大活躍を見てると、同じようにいい人生を歩んでいるのだろうなって思いますw



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コメント
>『対岸の彼女』です。

『対岸の彼女』は珠玉の一編ですね。

>『対岸』での多部ちゃんは主役ではないですが、主要な4人のキャストの中で、最もインパクトがあって印象に残ります。

はい。隠れた主役です。
このドラマは小夜子と葵の成長と自己の確立がテーマですが、(もちろん、女の友情が存在するか、というテーマもありますが)これの触媒として魚子がキーになります。

魚子はかなり複雑なキャラで、家が貧乏、でも快活、でも途中からクラスからハブにされる。
でも、気丈に生きていますが、夏休みにバイトで海の民宿に行き、抑え込んだ幼さが露になる。
そして、「帰りたくない」と駄々をこね束の間の放浪生活をする。
そして、次第に行き場を失い、心中未遂を起こす。
結構、多面性があるのですが、多部ちゃんは意識してか無意識か、ジャストの演技をしています。

>いま大活躍の堺さんと香川さんというのも、作品のクオリティの高さをうかがわせます。

作品のクオリティは文句なく高いです。キャスティングも豪華ですし、みなさん好演しています。

>どうしても魚子のその後に思いをはせてしまいますが、

どんなキャラに育つのか、興味がありますね。
きっと強く生きていると思います。






【2014/06/10 09:09】 | marrella #QA3T5Quk | [edit]
『対岸の彼女』私の1番好きなドラマです。
もちろんあれの次ですが‥(汗)

プラットホームでの「帰りたくない、帰りたくないよぉ」
あのセリフが今でも胸を苦しくします。
私はあのセリフが全てですね。

あの瞬間の多部未華子が愛おしくなります。

陰がある役柄をさせたら、彼女の右に出るものはいないと思ってます。
【2014/06/10 12:29】 | ももちゃ #LR3YxYkY | [edit]
>これの触媒として魚子がキーになります

そうですね。
まさに魚子が他の3人の葛藤であり、希望ですね。

>意識してか無意識か、ジャストの演技をしています

過不足のないジャスト。ワン&オンリーですね。

>きっと強く生きていると思います

間違いないですね。

【2014/06/10 23:44】 | yamarine #- | [edit]
>プラットホームでの「帰りたくない、帰りたくないよぉ」

本心を閉じ込めて生きてきた魚子の突然の心の叫びは衝撃でした。
多部ちゃんだからこその表現でしたね。

>陰がある役柄をさせたら、彼女の右に出るものはいないと思ってます

そうですね。
またそういう役を観てみたいですね。
【2014/06/11 00:08】 | yamarine #- | [edit]

葵と初めて出会った時の満面の笑みと民宿でのバイトが終わり、

群馬に帰らなければならない軽トラックの荷台でのふてくされた姿から

駅のホームでのまるで幼児が駄々をこねるような「帰りたくないよ」の

連呼のシーンまでののギャップがDVDを見るたびというか今このコメントを

書いていても涙が出てきます。

いい年をしたおっさんですが、泣き虫なので映画やドラマを見て

泣くことは結構あります。

普通ははじめは泣けても、二度三度と見返すと泣けなくなります。

でも「対岸の彼女」と「君に届け」は何度見ても

毎回涙が止まりません。



【2014/06/13 08:54】 | #- | [edit]
>ギャップがDVDを見るたびというか今このコメントを書いていても涙が出てきます

確かに、そういったギャップがまったく不自然ではないのが、多部ちゃんのスゴさですね。


>「対岸の彼女」と「君に届け」は何度見ても毎回涙が止まりません

そういう作品があるっていうのは、多部ちゃんファン冥利につきますね。
【2014/06/13 23:44】 | yamarine #- | [edit]












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