〝 映画三昧 ”

 2014-07-11
多部ちゃんの気配はなく、連ドラの端境期で、せっせと録り溜めしてある映画を消化しています。

まさに消化という感じで、味わうところまでいってないのが問題なのですが、いい作品は印象に残っています。


この1ヶ月ほどで観た映画を列記しますと、

『捜査官X』、『無言歌』、『デンジャラスラン』、『ザ・ヘルプ』、『そして友よ、静かに死ね』、『少年は残酷な弓を射る』、『キリマンジェロの雪』、『ハラがコレなんで』、『ジェーンエア』、『幸せのキセキ」、『ベルフラワー』、『預言者・旅立ちの島歌15の春』、『クロユリ団地』、『ギャツビー』、『横道世乃助』、『愛と誠』

と、なんと17本になりますw


主に、日経で☆4つ以上の作品をWOWOWで録っておいたものですが、中には単に私が観てみたいと思ったのもあります。


これだけ観てもまだ100本弱残っていますので、夏ドラが本格的に揃うまでに、まだまだ観る予定です。


この中で、今日取り上げようかなと思うのは、『無言歌』です。

2010年の香港・フランス・ベルギーによる合作映画ですが、中身は中国映画そのものです。


監督は王兵という方で、いま日本でやっている『収容病棟』も評価が高い作品です。

基本、ドキュメンタリーが得意のようですが、この作品は1960年代の中国ですからフィクションです。


中華人民共和国の反右派闘争によって、多数の人間が甘粛省のゴビ砂漠にある政治犯収容所に送られ、強制労働をさせられた当時の生き残りの方の証言を元に作られたということですが、実際に行われていたことの2割ぐらいしか描いていないとのことです。

それでも、過酷な環境のなかでの強制労働と、外気が入るほら穴のような宿泊所での生活で、食料もまともに支給されず、次から次へと死んでいく人があり、土を盛っただけのお墓が延々と続くという状況は悲痛なものです。


ネズミを捕まえて鍋で煮て食べたり、死体の尻や太ももがえぐられていたりということも起きるような想像を絶する環境です。

最後は政府の恩赦ということで解放されるのですが、そういうことが繰り返されてきたのだと思います。


若いころは、こういう硬派の作品を名古屋シネマテークという小劇場で嫁さんとよく観たのですが、さすがにトシをとって観るのはシンドかったですが、二人で最後まで観て感動しました。


誰にでもお勧めできる映画ではないですが、今のような時代でも世界ではこういう作品が作られ、高い評価を得ているということを知ることは大切なことだと思います。



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