〝 エゴン・シーレ 死と乙女 ”

 2017-02-11
表題の映画を観てきました。

映画館へ行ったのは『続・深夜食堂』以来だと思います。


それぐらい映画館に行かない私が観に行った理由は、エゴン・シーレという画家が私の一番のフェイバリットだからです。


シーレは1918年に28歳で亡くなったオーストリアの画家です。

グスタフ・クリムトなどのウィーン分離派の影響を受けつつも独自の強烈な画風で、今も映画などで語られる孤高の存在です。


私は多部ちゃんの二十歳のバースデー写真集手渡し会のときにシーレの画集をプレゼントしました。

多部ちゃんが観てくれたかどうかわかりませんが、当時の多部ちゃんにとっては強烈なインパクトがあっただろうと想像します。


でも印象派のような繊細で美しい絵だけじゃなくて、こういう魂の叫びがあらわれているような絵も見てほしかったからです。

多部ちゃんなら避けることなく、受け止めてくれているんじゃないかと勝手に思っています。


シーレについて映画化されたのは2回目で、最初は1980年のジェーン・バーキンがモデルのヴァリ役で主演の作品でした。

当時結婚して間もない時期に嫁さんと一緒に観に行きました。


その作品は、シーレの生い立ちをなぞりつつ、作品が書かれた背景や、未成年への淫行容疑で逮捕され投獄されたこと、兵役に行かされたことなど激しい生き方をしたシーレを描いています。

シーレの最期は当時ヨーロッパで大流行したスペイン風邪を妊娠中の妻・エディトが罹ってしまい、薬が手に入らないまま死んだ3日後に看病していたシーレも同じ病で亡くなるというものでした。


今回の映画はそんなシーレの女性関係を軸にして描いています。

ティーンズの頃から妹の裸体を描いていたこと、その後のモデルの変遷など史実に忠実に描いているそうです。


映画として、特に優れているとは思いませんが、稀有な画家として、現在も世界的に評価の高いシーレの生きた様を伺い知るという点で興味深い作品だと思います。


1月に東京で始まって、ミニシアターということはありますが、女性客を中心に満席が続いたぐらい評判になりました。

名古屋は先週から始まって、やはり女性客が8割ぐらいで、一定のファンがいるのが伺えます。



この作品のタイトルであり、彼の代表作とも言える「死と乙女」を含めた作品の一部と、彼の生涯について詳しく書いてあります。


エゴン・シーレ「20世紀を代表するヌード画家」






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コメント
シーレですか。
私は彼の描く風景画が好きです。
ヌードとかはよく判りませんが。(苦笑)

ウイーン世紀末を代表する画家の一人ですね。
私の愛聴するグスタフ・マーラーもウイーン世紀末の人です。
また、ジークムント・フロイトも。
ウイーン世紀末って人を魅了しますよね。

シーレの生涯は映画化するのにぴったりです。
ご紹介の映画は岡山では2月18日から公開されるようです。
観に行こうかな。

【2017/02/12 19:24】 | marrella #QA3T5Quk | [edit]
>風景画が好きです

ああ、寂寥感があったりして、私も好きです。

>ウイーン世紀末って人を魅了しますよね

確かにそうですね。

>観に行こうかな

私みたいにシーレの一生をよく知ってると、あまり映画としての魅力を感じないのですが、いくつかの主要な作品が出てくるのは悪くないです。
あとはシーレ役の超イケメンの裸体かなw

【2017/02/14 11:08】 | yamarine #- | [edit]












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