新春スペシャル 「未華子ひとっとび」

ハッピー ニュー タベ イヤー!!!

いよいよ、多部さんや私たちサポーターにとっての “ビッグイヤー” となる2009年のスタートです!!
今年は昨年以上に熱い情熱をそそいで未華子ちゃんを応援していきたいと思っています。
その第1弾として、連載 “空想華楽ファンタジー” のはじまりです(笑


スタート!!

それは、今からさかのぼること8年前、東京都下の閑静な住宅街に両親と兄とともに住む、多部未華子は小学5年生で多感な少女時代をおくっていた。

女子の中では活発で、自分の考えをはっきり主張するタイプであったが、クラスメイトとは自然体でダラダラと楽しい毎日を過ごしていた。

未華子は、あまり一生懸命勉強をしているようには見えなかったのに成績は優秀で、将来は学校の先生とか文章で身を立てるような職業に就くといいのかなって担任は思っていたが、本人はいたってのほほんとしていて、20代後半に結婚して、両親みたいな家庭を築けたらいいなってくらいのことしか考えていない、ふつうの子だった。

ある日、クラスに新しく転校してきたサトルが寂しそうだったので、釣りに誘って海に行き、大きな魚がかかったけどうまく釣り上げることができず、海に落ちてしまった未華子は、サトルに助けられて突堤に上がった時に、いままで経験したことのないような激しい頭痛を感じた。

その翌日、学校でサトルと話しをしていて、ふと頭の中にサトルの『未華子ちゃん、カワイイからアイドルかなんかになるといいのに・・・』って声が聞こえたので、彼に「なにをあり得ないことを言ってるの、バカ!」って言ったら、「えっ、なに言ってるの、僕なにも言ってないよ」と言われてしまって、会話がかみ合わなくなってしまった。

よく考えたら、その時の会話は、「ジャングルジムってどうやって遊ぶんだったっけ」って話しだから、全然かみ合っていないわけで・・・、その時から、未華子は友達でも両親でも相手が心の中で思っていることが聞こえるようになってしまったのである。

その後も、友達と意見が食い違ったりすると、相手の心の声が聞こえてきて、その声に思わず反応してしまって、相手に不審がられることが続き、ちょっとノイローゼ気味になっていた。

そんなある日、母親が「アニー」の券を買ってきたから、今度の日曜日に見に行こうって張り切って言うので、あまり気乗りがしなかったのだが、一緒に行くことになった。

どうしてミュージカルを見に行くのかわからないまま「アニー」を見に行ったのであるが、未華子は見ているうちに、舞台で歌って踊っている子が同じくらいの年なのに、目標をもってガンバってるのがうらやましくなって、「自分でもできるかしら?」って考えるようになっていった。

終わった後に、母親に「あんなミュージカルに私も出てみたいな」って言ったら、あれは歌も踊りもちゃんとできないと無理だけど、「未華子はそういうことを習ってみる気はあるの?」って聞かれたんだけど、同時に心の声が、『この子はなんでもすぐに飽きるし、一時的に思っているだけだわ』って聞こえたので、「そんなことないよ!」って言い返したら、母親がビックリして、「私の考えていることがわかるの?」って言ったので、「ん〜ん ただ なんとなく(汗)」ってゴマカしたのであった・・・。

未華子はその後、なんとなく兄に、「私、こないだアニー見てきて、すっごく楽しそうだったから、あんなのやってみたいなって思うんだけど、お兄ちゃんはどう思う?」って聞いたら、兄は「お前はいつも家でダラダラ、ゴロゴロしているから、そう思うんだったらやってみりゃいいんじゃない」って言ってくれたんだけど、心の中では、『アイドルにでもなろうと思ってるのかな、妹がアイドルってのも悪くないけど、未華がアイドルはあり得ないか!』って勝手なことをほざいているのであった。

友達にもバッティングセンターに行った時に、そのことを聞いたら、「わ〜 カッコいい! 未華ちゃんならゼッタイできる やったら やったら!」って言ってくれたけど、『未華って、体かたそうだし、足上がったりするのかな?』って思っているのが聞こえてしまって、『余計なお世話だわ!』って、思わず言いそうになったのであった。

母親はあの日以降、なにも思わず、相変わらずの毎日が続いていたある日のこと、未華子が学校から帰ってくるなり真剣な顔で、「ちょっとお願いがあるんだけど、こないだ言ってた踊りを習いたいんで友達に聞いたら、池袋にいい教室があるっていうから、ちょっと見学してきてもいい?」って聞くから、『まだその気だったんだ、今回は本気かしら?』って思い、父親に相談することにした。

父親もすぐに棒を折るだろうと思って、かつて未華子がそんな真剣に頼みごとをすることはなかったので、「一度やらせてみてもいいんじゃない」って承諾をしたのだが、心の声は『1か月ぐらいで音をあげるんじゃないかな』って言っているのでした。

未華子は、関心のないことは人に勧められても全く興味を示さないし、自分のペースをくずさない子だったが、生来の負けず嫌いだから、周りの人の心の声が、『続くわけないわ、とかダメに決まってるわ!』って聞こえれば聞こえるほど、『なに言ってるんだ! ちゃんとやってやるから!』って思い、それまでの目標のないダラダラ生活がじょじょに変化していったのであった。

このことが、将来、多部未華子の人生を大きく変えることになるとは、その時は本人を含め誰も想像していなかったのであった・・・・・。

                                 つ づ く


☆今日のお気に入りの作品
  山田 洋次監督作品  “男はつらいよ 寅次郎 紅の花”
  昔はお正月といえば、寅さんでした。リリーも寂しそうです。


comment

管理者にだけメッセージを送る

No title

あけましておめでとうございます。

新春早々新シリーズですね。
多部さんの誰も知らないサクセスストーリー、楽しみです。

ただ、多部さんのへそ曲がりというところを、負けず嫌いと
していただければ、私の心臓に優しい物語となるのですが(笑

謹賀新年

数ある妄想小説の中にあって まだ誰も手を出してない
分野ですね。  すばらしい切り口じゃないですか!

私なんて 新しい妄想キャラの開拓を願っているのですが
つばさちゃん に匹敵するような 妄想が浮かばなくて。

心が読めるなんて最高ですね  話の広がりに期待してますよ

yamarineさん  多部まして おめでとうございます。
               今年も 宜しくお願いしますね

No title

おはようございます。
明けましておめでとうございます。

いやー、凄いなー。上手いなー。
ちょっと唸ってしまいました(笑)

そうか、だから、神の子なんですね。

これ、次が非常に気になります。うーん、気になる・・・

rakuyouさんへ

>多部さんのへそ曲がりというところを、負けず嫌いと

ハイハイ 先輩の言うことはすぐに聞いちゃいますよ(笑

私の語彙の中には、「負けるが勝ち」はあるのですが、「負けず嫌い」がないので、思いつかずスミマセン。

また年をひとつ重ね、人生のたそがれを感じつつ、みなさんの後ろをゆっくりとついていきたいと思っています(笑

さっぽ君さんへ

>心が読めるなんて最高ですね  話の広がりに期待してますよ

ありがとうございます。
思いついた時はどうかなって思ったのですが、結構うまくいきましたね(笑

先のことは自分でも全然予想がつきません。
多部ちゃんの人生次第かもしれないという他力本願のところに問題がありそうですね(笑

ということで、本年もよろしくお願いします。

甘茶さんへ

>うーん、気になる・・・

まあまあ そうあせらせないでください(笑

自分でもアッと終わってしまうのか、超ロングランになるのか見当もつきませんので・・・、

そうなんです。落陽さんが嫌がる、神の子、天才ですからお話しはどう展開していくのか・・・、多部ちゃんに聞いてください(笑

ということで、本年もよろしくお願いします。

No title

あけましておめでとうございます。

今年一発目の記事で妄想小説とは。気合十分ですね(笑

思い切った設定に驚きましたが、お話に入りやすかったです。
多部さんの目に、いつも心を見透かされてるような魅力を感じてる私だから、心を読む少女、という設定にも無理が無かったのかもしれません。
楽しみにしてます。

今年もよろしくお願いします。

あけましておめでとうございます

またまた新しい多部ストーリーが開始ですね。楽しみです。
所々で多部さんに関わる小ネタ(?)が入っているのが面白いですね。話が解らない、ということの無いように私も作品みておかないと・・・。
今年も宜しくお願いします!

サカモトさんへ

>多部さんの目に、いつも心を見透かされてるような魅力を感じてる

さすがサカモトさん、いい表現ですね。
この表現もらっちゃおかな(笑
スタートはうまく切れましたので、この調子でビッグイヤーを楽しんでいきたいと思います。

といことで、おめでとうございます。本年もよろしくお願いします。

システィーナさんへ

>多部さんに関わる小ネタ(?)が入っているのが面白いですね

ありがとうございます。
こういうのを入れなければ誰にも読んでいただけないですからね(笑
私も1年ちょっとのファンですから、そんなに詳しいわけではないですが、精一杯楽しみながら書いていきたいと思っています。

ということで、おめでとうございます。本年もよろしくお願いします。

No title

あけましておめでとうございます。

今年もよろしくお願いします。

かめさんさんへ

>今年もよろしくお願いします

こちらこそ、よろしくお願いします。
今年も気合いを入れて多部ちゃんを応援していきましょう(笑
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Author:yamarine
“つばさワールド”に魅せられた、リバプールとシトロエンを愛するロックオヤジ

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