“ 源氏物語 - 千年の謎 - ”

 2011-12-15
今日、観てきました。

私は、なかなか楽しめました。

眠らないようにと必死で観てましたが、作品の創りが興味深くて、ダレることなく、集中して最後まで観れました。


たぶん、映画の原作本を読んでいたのと、いろんな感想を読んでいたので、ストーリーや演出がおおよそ予想がついていたのが大きいでしょうね。

源氏物語に興味がないので、事前にある程度、知識を入れておいて正解だったと思います。


これが何の情報もなく観ていたら、ちょっとついていけなかったかもしれませんw


不満を持つ多くの人が指摘している、現実と物語が同時進行する部分や安倍晴明が現実の世界から物語の中に入ってくる展開は、なかなかユニークで、嫌いじゃないですね。

なぜ源氏物語が書かれることになったのか、という部分にコンセプトを絞っていますから、その部分は十分に丁寧に描かれていたと思いますし、むしろ説明過多かなとも思いました。


六条御息所の生霊のシーンが長すぎるという意見もありますが、私はあれぐらいやらないと彼女の想いは伝わらないと思います。

同じことは、始まって早々の道長が式部に無理やり手をかけるシーンについても同様で、あれがなくては、式部の心に芽生えたドロドロとした想いが想像できないですね。


そのように、演出に関しては、無難ではありますが、過不足なく伝えたいことを描いていたと思います。

日経の映画評で、☆三つ(見応えあり)の評価だったのは、納得できます。

セットの豪華さや衣装についても言うことないですしね。


個々のキャスティングについては、いろんな意見がありますが、ベストではなくてもベターだと思います。

それぞれの役者がそれなりにいい演技をしていたと思います。


エロとかホラーっぽいとか、過剰反応してる方もいますが、まったくそんなことは感じなかったですね。

エロ部分は、NHKの火曜ドラマ程度のものですし、ホラーについては、田中さんなら、あれぐらいは当然じゃないかなって思いました。


役者では、東山さんは作品をしめていましたね。

真木さんもオイシイ役どころですが、安定していました。


そして、我らが多部ちゃんには、引き込まれました。

出番が少なく、セリフが少ないから、登場した時の存在感、表情のゆらぎには心を奪われました。


いい経験、いい仕事をしたと思います。

冷たい表情のツンデレの演技、懐妊した後のかすかな微笑みをうかべるシーンなど、繰り返し観てみたいシーンがいくつもあります。


もちろん、多部ちゃんが出てなければ、絶対に観ることのないジャンルの映画ですから、こういう作品が観れたことにも感謝ですw




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コメント
>なぜ源氏物語が書かれることになったのか、という部分にコンセプトを絞って
なるほど、私は“源氏物語”に期待した分だけ、観点がずれたしまったのかもしれませんね。
紫式部がキャスティングされているってこと自体、“源氏物語”とは違った物語だという認識が必要だったのかもしれません。

多部未華子さんはやっぱりよかったですね。
生まれた子供への穏やかな微笑みがたまりませんでした。

【2011/12/15 20:40】 | gonbe5515 #mdgUF9TI | [edit]
gonbeさんの感想は面白く読みましたよ。
原作を知ってる方や、思い入れがある方の感想はおおむねそんな感じですねw

私はそういうこだわりは全くありませんので、作劇としてどうなのかって部分を気にしていたってことです。

物語のごく初期の部分しか描いていないようなので、ああいうのもありかなって思いました。
だから、最後の高笑いも、ある意味絶望して、達観して、開き直らざるを得なかった彼の今後を象徴してるのかなって思いました。

まあ、その辺は、それぞれの好みでいいと思いますが、とにかく多部ちゃんはまたまたナイスジョブでしたねw
【2011/12/15 21:54】 | yamarine #- | [edit]












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