“ 3人のディレクター ”

 2011-12-22
森田芳光監督が亡くなりました。

私より二つ下の61歳でした。


相米慎二監督は、私と同じ年の生まれですが、10年前、53歳で亡くなりました。

私の大好きな監督でした。


私が若い頃に、同年代で好きだった3人の監督のうち、存命なのは根岸吉太郎監督だけになりました。


この3人の作品は、やっぱり初期の作品に思い入れがあります。


相米監督作品で、一番好きなのは『台風クラブ』です。

若き工藤夕貴さんが輝いていて、台風が迫ってくる学校での生徒たちの描写が見事でした。


あと、『翔んだカップル』、『セーラー服と機関銃』、『ションベンライダー』、『お引越し』、『夏の庭』など、好きな作品がたくさんあります。


森田監督で、一番好きなのは『の・ようなもの』です。

秋吉さんのソープ嬢も良かったですが、若き落語家を題材に、青春のほろ苦い日常をたんたんと描いてみせたのがいいですね。


他には、『家族ゲーム』、『それから』、『(ハル)』など、いい作品がたくさんあります。


根岸監督で、一番好きな作品は『遠雷』です。

立松和平さんの原作で、都市化に流される地方の問題を、永島敏行さんと石田エリさんで描いた印象的な作品でした。


あと、『狂った果実』、『キャバレー日記』、『探偵物語』なども好きですね。


3人とも、私が一番よく映画を観ていた30歳ごろに脚光を浴びた監督ですので、思い入れが強いです。


順調に仕事をされた方やそうでない方もいますが、続けていれば良い作品もそうではない作品もあるけれど、人生の成熟期のこれからがさらに期待される方たちですから、若くして亡くなるのはもったいないですね。


特に相米監督は、若い女優をイキイキと描くのに長けていましたので、多部ちゃんが注目される前に亡くなったのは残念でした。


来年の3月に新作が公開されるという森田監督のご冥福をお祈り申し上げます。




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